今回は「郭嘉ヴァサーゴ(カクカヴァサーゴ)」のガンプラレビューです。
SDガンダム三国伝に登場する、郭嘉ヴァサーゴ(カクカヴァサーゴ)をご紹介。
2010年発売の<真>版になります。
装甲を組み替える事で3形態にチェンジ可能。
顔をひっくり返す事で凶悪なフェイスも再現できるガンプラに仕上がっています。
という事で、郭嘉ヴァサーゴのレビューいってみます!
郭嘉ヴァサーゴ
郭嘉ヴァサーゴさんのボックスアート。
曹操軍の軍師で、司馬懿の一番弟子・かつ若き天才と言われるヴァサーゴさん。
三国伝コミックでは、関羽ガンダムに非情な命令を出す姿が描かれています(*´ェ`*)
ホイルシールは鎧の装飾部分を補うゴールドを中心に、三種類の瞳シールが付属します。
瞳は「ア」と「イ」は選択式、「ウ」は顔の裏側に貼る仕様です。
同梱のランナー一覧。
5色に色分けされたパーツとポリキャップの構成です。
そして完成した郭嘉ヴァサーゴがこちら。
まずは軍師の姿である通常形態から見ていきます。
三国伝らしく、シールを貼るだけで大体の色は補完できます。
組み立て時間ですが、シールを貼る時間の方が組み上げる時間より長かったと思います。
2010年発売という事で、今のガンプラ目線で見ても通用する細かな造形をしていますね。
それでは各部位をアップで見ていきます。
顔アップ。フェイスマスクが暗めのパープル成形になっているため、悪そう感が出ているぞ……(*´ェ`*)
↑のようにモールドがくっきり刻まれているため、近くで見ても立体感のある綺麗な形状をしています。
兜をとった状態。
「郭」字のモールドが刻まれています。
胴体・ハンドパーツはガンメタル調のグレー成形になっています。
装甲装飾部分はゴールドのシールで補いますが、膨らんでいる部分が多いためそこまで綺麗にはならないです。
また、リア側はシールが付属しません。
主に色が足りない(シールの)箇所は装甲装飾部分のゴールドになるため、前面もシールを使わずガンダムマーカーゴールドで塗装してあげても良さげですね。
ただ、塗る箇所はかなり多いため根気は必要そうです。
肩のパーツは
プラ同士の凹凸接続で可動します。
※形態チェンジでは位置を頻繁に取り替えます
接地性に優れていますが、足裏にはある程度肉抜きがあります。
足裏のスタンプは健在で、「郭嘉」と刻印されているぞ!
手持ち武器は、オーロラのごとき輝きを持つ極光扇(きょくこうせん)。
ゴールド一色成形のため、柄部分はホワイトで要塗装となります。
極光扇を構える郭嘉ヴァサーゴ!
うむ。軍師っぽい!(*´ェ`*)
股下にスタンド穴はありませんが、
バックパックや足裏などに3mm穴が空いているため、スタンド穴として使用する事もできます。
※仕様外ではありますが
軽やかに空を舞う郭嘉ヴァサーゴさん。
こちらが形態チェンジ用のパーツ一覧になります。
全てゴールド・シルバー成形で、パーツ数が多いです。
それでは形態を切り替えてみます!
まずは武将形態。
軍師から武将っぽい出で立ちになり、非常にかっこよくなりました(>ω<)
個人的にナンバーワン形態です。
先程のパーツを全て装着しています。
この蜘蛛っぽい装甲が悪そうでかっこいいぞ…… ←ヒールが好きな人
額シルバーのパーツはアンテナにはめ込むだけで、グラつく事もなくしっかり装着されます。
肩の増加装甲は前後からはめ込みます。
手甲は腕側面に取り付けるだけ。
背負いものはかなりのボリュームです。
重さはありますが自立に支障はありませんでした。
軍師状態では前面に装備していた赤いパーツは後ろに配置されました。
各所可動します。
蜘蛛っぽい装甲。
目のエメラルドグリーンはシールで補います。
極光扇に氷麗剣(ひょうれいけん・シルバーのパーツ)を合体させ、「極星・氷嵐剣(きょくせい・ひょうらんけん)」にパワーアップしました。
アクションポーズいってみます。
極星・氷嵐剣を掲げる郭嘉ヴァサーゴ!
「極星緋咲斬!(きょくせいひしょうざん)」
必殺技を放つ郭嘉ヴァサーゴ!
氷麗剣(ひょうれいけん)は単体でも装備可能です。
そしてこちらが魔装形態。
外装パーツを各所分解し、取り付け位置を変えて再現します。
最も禍々しく強そうな形態です。
デザイン的にはまさにチェストブレイクに進化したヴァサーゴといった感じですね。
瞳の他、フェイスマスクあたりの形状も変化しています。
一度兜を外し、頭部を裏返すだけでOKです。
迫力が増しました。
SDガンダムによくあるこの目、かっこいいよね……。
蜘蛛の顔のような装甲は胸に装着します。
どこも接続強度が多少きつめになっているため、形態チェンジ時の破損にはご注意を!
組み替えていて、結構ヒヤヒヤする箇所がチラホラありました。(特に肩)
立ちふさがる郭嘉ヴァサーゴ・魔装形態!
グワッ!
外装パーツを使わない(軍師姿)で展示しておく場合は、氷毒機(ひょうどくき)として組んでおく事もできます。
パーツを無くす心配も無くなるし、こういうギミックは大好物だぞ!(>ω<)
郭嘉ヴァサーゴと氷毒機でディスプレイ。
別売りの賈詡(かく)アシュタロンとディスプレイ。
賈詡アシュタロンは「典韋(てんい)アッシマー」と「ザメルを模した攻城兵器セット」とのセット販売版が売られているので、こちらもかなりオススメだよ!
演者のガンダムヴァサーゴと比較。
※1/144 ガンダムヴァサーゴ
禍々しい外見の中に可愛さが同居する、良デザインではなかろうか。
郭嘉ヴァサーゴの感想
ということで郭嘉ヴァサーゴのご紹介でした。
シールは多用するものの、三国伝らしく深みのある成形色・完璧な造形でSD系ガンプラとしては非常にクオリティが高く仕上がっています。
三形態に変形できるうえ、使っていない装甲を組み立て氷毒機として一緒に飾れるため非常に遊びがいのあるガンプラだと思いますぞ。
そしてこの郭嘉ヴァサーゴ、別売りの蚩尤(シュウ)ガンダムのパーツを装着させて更にパワーアップさせる事もできます。
が、肝心の蚩尤ガンダムが入手し辛いのが辛いっす(>ω<;)
プレ値になっている事が多いので、安いものを見つけたら即買い推奨です。
司馬昭(しばしょう)クスィーガンダムと司馬師(しばし)ペーネロペーガンダムが同梱されるので、バンダイさん……
閃ハサも公開するんだし再販しておくれ!
数年狙っているのですが安く入手できないっ!レビューしたいっ!笑
話は逸れましたが郭嘉ヴァサーゴ、想像以上に出来が良いのでオススメです!
以上、「郭嘉ヴァサーゴ」のガンプラレビューでした!