今回は「HGUC ジェガンD型(護衛隊仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムNTに登場したジェガンD型(護衛隊仕様)をご紹介。
2019年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
ついに発売されたバンダイ狂気のジェガンバリエーション新星、護衛隊仕様。
HGUCジェガン(エコーズ仕様)をベースに、頭部・胸部増加装甲・専用90mmショートマシンガンが新規造形で付属します。
ミリタリーブラウンの機体カラーは成形色で再現。
という事で、D型護衛隊仕様を他のD型との比較画像多めでじっくり見ていきたいと思います!
HGUC ジェガンD型 (護衛隊仕様)
設定的には、ジェガンD型を護衛任務などの特務仕様にカスタマイズした機体になります。
2011年に発売されたHGUCジェガン(エコーズ仕様)のランナーを流用しており、成形色変更のほか
↑のランナーが新規造形パーツとして付属します。
パーツ数としては少ないですが、頭部・胸部・武器と目立つ箇所が変更されている感じです。
ホイルシールは「腰を覆うベージュ」と「股間V時マーク周辺」を補うものが付属します。
マーキングシールは入っていませんでした。
付属品一覧がこちら。
※「90mmショートマシンガン」「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×1」「ビームエフェクトパーツ長短各1」「バズーカ」「シールド」「ハンドパーツ×3(右手のみ銃持ち手が付属)」
という事で、護衛隊仕様の特徴は青字の90mmショートマシンガンになります。
ちなみにバズーカはエコーズ仕様のランナー都合でついてくるだけで、組み立て書には組み方の記載はありませんでした。
そして完成したHGUCジェガンD型(護衛隊仕様)がこちら。
ヘルメット風の形状に変更された頭部、新デザインの胸部増加装甲とマシンガンがアイデンティティとなります。
オリーブドラブ(濃い方の茶色)の成形色はエコーズ仕様と同じですが、明るいベージュ部分は暗めの成形色に変更されています。
……その他の形状はエコーズ仕様やD型と同じだよ!(*´ェ`*)
それでは細かく見ていきます!
まずは新規造形部分のまとめ。
「広域な可動範囲」とうたわれていますが、元を辿れば2009年に発売されたHGUCジェガンのバリエーションキットとなります。
ジェガン的な動きには困りませんが、今のガンプラ基準で見ると足周りの可動域は狭いです。
HGBDジェガンブラストマスターで採用された、脚付け根の新構造は採用されていませんでした。
ただ腕はよく上がり、上半身もそこそこまわるためそこまで不満は出ない感じ。
特徴的なヘルメット風の頭部。
↑枠内の合わせ目は分割ラインに見えるので処理しなくてもいいかもしれませんが、一応設定画ではモールドが入っていませんでした。
センサーにはクリアパープルのパーツが使われていて、内部のメカニカルな造形が透けて見えます。
後頭部には合わせ目が出ます。
左右はめ込み式で上からヘルメットを被せる構造です。
新規造形の胸部増加装甲は1色1パーツ成形です。
襟前部はシールで補います。
段差のある部分ですが、シールのサイズはピッタリでした。
腰部の明るいベージュもぐるりとシールで補います。
枠内の腰側面は段落ちモールド化されていますが、設定画ではモールドはありませんでした。
肩はD型系と同じで、上部・側面に合わせ目が出ます。
ダクト内ですが、エコーズ仕様では色がついていますが護衛隊仕様はそのままでOKです。(エコーズ仕様は塗装の必要がありました)
穴を黒く塗りつぶすだけで設定色になります。
腕部はジェガン系と同じで合わせ目が出ません。(段落ち化されています)
ただ、設定画ではモールドはないため原作再現派モデラーさんは消してもOKです。
股間のV字周辺パープル部分はシールで補います。
右側がサーベルラック、左側がハンド・グレネードとジェガンやD型・エコーズ仕様と同じ仕様です。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴あり。
↑が合わせ目箇所になります。足裏に肉抜きはありません。
ちなみにD型の関節は後ろに動力パイプが2つついているのですが、キットでは簡略化されジェガンと同じ造形になっています。←さっきからこういうの多いw
D型キットは全てこの形状なのでこの護衛隊仕様に限りませんが、原作再現ガチ勢は要加工といったところ。
もしくは作画の違いという事にして、あまり気にしなくていいかもしれません。
スラスターは可動します。
バックパック側面には合わせ目が出ます。
シールドは基部で360度ロール回転します。
2連装ミサイルランチャーは小豆色に変更されています。
シールド含め形状の変更点はありません。
それでは武器を持たせ、アクションポーズいってみます!
マシンガンのグリップ部とハンドパーツ内の凹凸を合わせて持たせるため、
ガッチリと保持できます。
この武器が新規造形で護衛隊仕様の標準装備、90mmショートマシンガンになります。
90mmショートマシンガンを構えるジェガンD型護衛隊仕様!
頭部と武器が変わるだけで結構印象が変わりますね。
悔しいぞ……w(>ω<)
脚周りの可動域は狭いものの、かっこいいポーズは決まります。
2連装ミサイルランチャーで攻撃!
くそっ……カッコエエ!!(>ω<;)
ライフルではなくショートマシンガンってところがいいよね。
フォアグリップは可動しませんが、両手で構える事ができます。
ビーム・サーベル抜刀!
ビームエフェクトパーツは長短どちらかを選んで取り付けます。(写真は短い方)
接続強度は他ジェガン同様きつめなので、根本を少し削ってあげた方がいいかもしれません。
斬りかかる護衛隊仕様!
ほとんどのジェガンタイプに付属するビーム・ライフルも付属します。
連邦軍の汎用バズーカも付属。
こちらはランナー都合の余剰パーツ(エコーズ仕様のランナー)になり、組み方は記載されていませんがパーツは全て揃っています。
ちなみにエコーズ仕様のバイザー2種も余剰パーツで付属しますが、パーツが足りないため護衛隊仕様の頭部しか組めません。
(胸部パーツは余るので交換可能)
フォアグリップを引き出し、両手で構える事もできます。
カッケェ!
ベースキットのHGUCジェガン エコーズ仕様(塗装済)と比較。
プレバン限定のHGUCジェガンD型と比較。
D型ベースのジェガンでディスプレイ。
※左上から「HGUCジェガン(エコーズ仕様)」「HGUCコンロイ専用ジェガン(エコーズ仕様)」「HGUC EWACジェガン」「HGUCピコ・アルティドール専用ジェガンD型」「HGUCジェガンD型」
機動戦士ガンダムNTに登場するガンプラでディスプレイ。
※新人歓迎会に出席した護衛隊仕様さんの図
小さい頃飼ってたグッピーが、気付いたら異常繁殖していたのを思い出すよ……。
HGUC ジェガンD型 (護衛隊仕様)の感想
ということでHGUC ジェガンD型(護衛隊仕様)のご紹介でした。
基本的にはいつものジェガンバリエといった感じで、新規造形パーツのおかげで個性あるジェガンに仕上がっていると思います。
頭部はもちろん、パーツ数は少ないながら90mmショートマシンガンの造形がかっこよくできていました。
ダクト部のカラーデザインがエコーズ仕様よりシンプルになっているおかげで、素組みでも色の再現度は高めです。
メインスラスター内部、あとシールは付属しますが襟前部と腰のシール部分を塗装すれば大体の色分けは完了します。
NTファン、もしくはジェガンに取り憑かれたジェガンマニアにはオススメだぞ!(目が変
以上、「HGUC ジェガンD型(護衛隊仕様)」のガンプラレビューでした!