今回は「SDBD RX-零丸(ゼロマル) 神気結晶(しんきけっしょう)」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドダイバーズのアヤメさんが使用した、RX-零丸の神気結晶バージョンをご紹介。
2019年発売。
サイコフレームが緑に変更され、フルアーマーユニコーンガンダムをモチーフにした新規造形の各種武装が付属します。
という事で、SDBD RX-零丸(神気結晶)を「通常版のRX-零丸との違い・比較画像」含め、新規造形部分を中心にじっくりと見ていきたいと思います!
SDBD RX-零丸 神気結晶
ついに発売された神気結晶のRX-零丸さん。
これでフォース・ビルドダイバーズのメイン機体がようやく出揃いました(>ω<)
ダイバーはアヤメさん。
見落としそうになりましたが、解説書に「アヤメ流忍法について」という項目がありました。
その中に、アヤメさんが過去に使っていたガンプラであるガンダムF91ベースの「F9ノ1(エフクノイチ)」という気になる情報が書かれていました……(*´ェ`*;)
F9ノ1気になる!!!w
ホイルシールは赤の零丸同様、かなり多いです。
全部貼るのにパーツ少なめのRGに付属するリアルスティックデカールを貼るぐらいの時間がかかるため、同シリーズのHGを組むより時間がかかります(>ω<)
ましてフル塗装するとなると、かなり根気がいるキットになっています。
そして完成したSDBD RX-零丸(神気結晶)がこちら。
基本的には「クロスシルエットのSDフレーム」をベースに、外装を被せていく形で組み立てます。
まずは分離状態から見ていきます。
サポートメカの武装装甲八鳥(ぶそうそうこうはっとり)は極(キワミ)に進化しました。
成形色変更のほか、新規造形として尻尾部分の大苦無(ダイクナイ)と翼の下の極超大筒(ゴクチョウオオヅツ)、ウェポンプラットフォームが追加されています。
シールドファンネルばりの大苦無は3つ付属します。
メタルっぽいグリーン成形のパーツですが、1色成形のためシールで補う箇所が多いです。
裏側には苦無(クナイ)が収納されています。
真ん中のみ2本の苦無がマウントされており、外して装備させる事ができます。
左右の苦無は2本で1パーツになっており、簡略化されています。
翼の下には極超大筒を装備。(左右とも)
2パーツモナカでシンプルな作り。
こちらは合体時にフルアーマーユニコーンガンダムばりのウェポンプラットフォーム(背面パーツ)になる新規造形のパーツになります。
1パーツ成形。自立性が増しました。
RX-零丸(赤)の武装装甲八鳥と比較。
スタンドに対応しているため、零丸を乗せて展示可能だぞ!
大苦無は多彩な形状に変化します。
一度取り外し、
↑の形で連結させれば三方大手裏剣(さんぽうだいしゅりけん)に変化します。
専用のジョイントパーツに接続すれば
手に持たせる事ができます。
設定的にはアヤメ流忍法・貴婦人花火ノ舞(キフジンハナビノマイ)を放つ事が可能になり、回転しながら苦無ランチャーを同時発射させる事ができます。
三方大手裏剣は背中にマウント可能です。
極超大筒は種子島雷威銃(タネガシマライフル)先端に取り付ける事ができます。
種子島雷威銃で攻撃するRX-零丸(神気結晶)!
接続強度は緩いため、先端のポロリ率は高いです。
大苦無を分離し、両手・背中に装備させる事もできます。
フルアーマーユニコーンガンダムに近付いてきました(*´ェ`*)
あとは目をひっくり返し、瞳無し状態にしたり、
バイザーを下ろして
アンクルガードを上下逆さまに着け、
カクレ形態に変化させる事もできます。
このあたりは神気結晶ではない零丸と同じギミックになります。
それでは全部乗せ状態を再現してみます。
↑の差し替えパーツは神気結晶の新規造形パーツになります。
武装装甲八鳥・極を全てバラします。
大苦無や極超大筒などを組み換えながら、ウェポンプラットフォームに装着します。
全部乗せ状態のRX-零丸(神気結晶)がこちら。
フルアーマーユニコーンガンダムのようになりました。
ゴテゴテしててかっこいいぞ……(>ω<)
そしてフルアーマーの宿命、各部のポロリ率は高めになっていますw
赤い零丸ではここまでサポートメカのパーツを組み入れる事はできませんでした。
この背部がこのキット最大の売りだと思います。
新規造形のフロントアーマーは1パーツ1色成形です。
中央のホワイト部分は複雑な形になっているため、綺麗に貼るのは難しいです。
肩の後ろに接続するパーツも変更されています。
この極超大筒が外れやすいため、穴を太らすなど小加工した方がいいかもしれません。
一度展示してあまり動かさないなら問題ないと思います。(なんかこの台詞RGフルコーンのレビューでも書いた気がする……w)
「アヤメ、RX-零丸。いきます!」
クロスシルエットのSDフレームは股下のスタンド穴が浅過ぎるため、仕様外ですが大苦無に接続する方が安定して展示できます。
敵を捉えるアヤメさん!
ニンニン。
ビーム忍者刀も再現可能です。
斬りかかる零丸!
かっこいいぞ……(涙
ジャキッ!
組み立て書に記載はありませんが、各所ダボ穴や突起が多いため↑のように持たせていない種子島雷威銃をマウントしておく事ができます。
それではリアル体型に組み替えてみます。
忍闘-道(にんとうどう・リアル体型)状態がこちら。
赤い零丸と同じギミックですが、肩アーマー前面とフロントアーマーが神気結晶特有の形状になりました。
リアル体型でもバランスが破綻していないのが凄いです。
ビーム斬馬刀は強化されており、
極超大筒や
大苦無を取り付けられます。
ビーム斬馬刀を振り上げるRX-零丸(神気結晶)!
薙ぎ払う零丸!
種子島雷威銃で攻撃!
仮面風のパーツは胸に装着できるほか、
頭部アンテナと交換する事ができます。
※赤のRX-零丸と同じ
イメージ変わりますね。
設定外ですが、背部にウェポンプラットフォームを接続して各種武器を取り付ける事もできます。
※パーツ位置を変えたり胸にマスクパーツをつけたりもしています
こんな感じで。(一例)
色々なところに凹凸ジョイントがあるので、遊びの幅が広くカスタム性も高いガンプラに仕上がっています。
SDBD RX-零丸と比較。
サイコフレームの色が赤から緑になっただけではなく、通常ユニコーンとフルアーマーユニコーンのような違いがあります。
ちなみにこの神気結晶に付属せず、赤い零丸にのみ付属するパーツは
↑のシールド手裏剣の他、苦無用エフェクトパーツや八鳥の尻尾部分になります。
赤い方にしか付属しないものがあるので、赤の零丸もオススメですぞ。
※各種武器や可動域などは↓の記事で細かく解説しています。併せてどうぞ。
HGPGプチッガイきゃらっがいアヤメも加えてディスプレイ。
Figure-rise Standard ダイバーアヤメとディスプレイ。
SDBD RX-零丸 神気結晶の感想
ということでSDBD RX-零丸 神気結晶のご紹介でした。
成形色変更のほか、フルアーマー部分の多彩な武器が新規造形で付属するためプレイバリューは高いと思います。
弱点は赤の零丸と同じで、シールが多かったり各部ポロリが激しい点。
神気結晶の長所は、赤では本体に組み入れる事ができなかった八鳥のパーツが本体に搭載できる点だと思います。
完璧に塗装して作るとなると相当時間がかかるキットですが、遊びがいがありカスタム性も高いガンプラに仕上がっていると思いますぞ。
先述した通り各種武器や可動域などは↓のレビューで細かく記載してあるので、こちらも併せてどうぞ。
以上、「SDBD RX-零丸 神気結晶」のガンプラレビューでした!