今回は「HGガンダムバルバトス第6形態」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場し、三日月・オーガスが搭乗するガンダムバルバトス第6形態をご紹介。
2016年発売。
第6形態のみならず、「第5形態(地上戦仕様)」も再現できるほか、別キットからパーツを持ってくる事により「第5形態」も再現可能なガンプラに仕上がっています。
更に、HGグレイズリッターの一般機を再現するためのボーナスパーツまで付属。
という事で、HGガンダムバルバトス第6形態をじっくりとレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムバルバトス第6形態

ガンダムバルバトス第6形態のボックスアート。
今回のキットはズバリ、鉄血系キットの中でも拡張性の高いガンプラに仕上がっていました。

組み立て書にはミカが記載。

ホイルシールの量が多く、色分けはそこまで良くないです。
右下の鉄華団マークは、プラモデルオリジナルのカラーになっています。

付属品一覧がこちら。
※「大型特殊メイス(通称:レンチメイス)」「レンチメイス用チェンソー」「機関砲×2」「背部ジョイントパーツ各種」「第5形態・および第5形態(地上戦仕様)再現用パーツ」「HGグレイズリッター(一般機)用パーツ」
レンチメイスはもちろん、各種形態再現用パーツが付属するのが最大の特徴です。

こちらがグレイズリッター(一般機)再現用のパーツです。

具体的には、別売りのHGグレイズリッター(カルタ機)へ↑のトサカパーツと

胸部パーツと、

ショルダーアーマーを移植する事で

HGグレイズリッター(一般機)が再現できます。(要塗装)
ただ、第6形態のショルダーアーマーも移植する事になるため、グレイズリッター(一般機)を再現する場合は本キットで第6形態を再現できなくなる点はご注意を。


第6形態のレビューに戻ります。こちらが完成したHGガンダムバルバトス第6形態。
白養分が増え、肩や足首パーツをはじめかなり特徴的な見た目になりました(*´ェ`*)

2016年製の比較的新しいHGにはなるのですが、レンチメイスをはじめ色の足りない箇所が多く、シールを多用するところも多いです。
できたら部分塗装推奨のガンプラだと思います。

それでは細かく見ていきます!

ガンダムフレームの恩恵で、可動域は広いです。
特に開脚範囲と接地性がエグい事になっています(*_*;)

ヒールが高いため、デザイン的にヒザ立ちはちょい苦手です。
ただ手足の関節は90度以上大きく曲がります。

上半身は360度回転します。

頭部をアップで。アンテナやフェイスマスクの一部グレーは要塗装です。
また、HGシリーズのため口の赤い部分のエッジが緩めに設計されています。

頭部の内部フレームが左右はめ込み式のため、頭頂部と後頭部に合わせ目が出ます。

胸部の鉄華団エンブレムはホイルシールです。
シールの厚みが気になるモデラーさんは、鉄血のオルフェンズ汎用デカール1のを別途使うのがオススメといったところ。
合わせ目はガンダムフレームの側面にしか出ないうえ、肩を取り付ければ目立たなくなります。

上半身は前後・左右と柔軟に可動します。

グレイズリッター(一般機)からくすねたショルダーアーマー。
側面の青い部分はシールです。各装甲は細かく可動します。

肩はボールジョイント接続で、前後に可動。

腕に合わせ目はありませんが、↑枠の白い部分にシールを使うので結構目立ちます。

腰部ブースターの白い部分もシールです。
アームにより細かく動きますが、ブースター自身モナカ構造のため側面に合わせ目有りです。

背部はジョイントパーツを介し、レンチメイスをマウント可能です。

また、滑空砲用のジョイントパーツも同梱します。(本キットに滑空砲は入っていません)

脚部に合わせ目はありませんが、↑枠は全てホイルシールで色を補います。
シール量が多いので、このあたりは部分塗装推奨といった感じです。

ヒザ関節は大きく曲がり、足首パーツを折りたたむこともできます。

足裏には多少肉抜きアリ。
股下はアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。

ガンダムバルバトス第6形態、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

まずは大型特殊メイス(レンチメイス)から。
ダークグレー1色になっており、色分けされていません。

↑は塗装した状態のレンチメイスです。
このように設定色ではライトグレーになっています。

アクション!

レンチメイスで敵を叩き潰すミカ!

機関砲で攻撃!

カッケェ!(>ω<;)

レンチメイスの先端は開閉し、チェンソーの刃を組み込むことができます。

ギュルルル……

一つ残念なのは、第6形態が終盤で使った太刀が同梱しない点です。
↑の太刀は「HGガンダムバルバトス&長距離輸送ブースター クタン参型」に同梱します

塗装してみた図。こちらも柄とガードは要塗装です。

グレイズアインと交戦!



左が素組み、右が塗装した状態。レンチメイスを中心に結構塗り分ける必要がありますが、

見栄えが爆上がりするので、本キットは塗装するのがオススメだよ!(>ω<)
ガンダムバルバトス第5形態(地上戦仕様)

それでは第5形態(地上戦仕様)に切り替えていきます。
第5形態の地上戦仕様は、本キットだけで再現できます。

まず、胸部パーツを外して第4形態のショルダーアーマーに付け替えます。

サイドアーマーは第1~第4形態共通のものと交換します。

これで第5形態(地上戦仕様)の完成です。
ほとんど第4形態と同じですが、腕に機関砲を装備しているのが特徴です。
ガンダムバルバトス第5形態

次は地上線仕様ではない、第5形態を再現してみます。
個人的にオススメなのがこの第5形態で、他の形態よりも変化がでかいです。
ただ、第5形態の場合は本キットのほかに「HGシュヴァルベグレイズ (マクギリス機)」「HGガンダムバルバトス&長距離輸送ブースター クタン参型
」の2キットが必要になります。

↑は本キットに同梱する腕部迫撃砲。機関砲と交換します。

↑がシュヴァルベグレイズの「フライトユニット」と、クタン参型に付属する「アームユニット」。
2つを組み合わせ、

バルバトスの腰に装着します。

あとは足首パーツを交換すれば、

第5形態の完成です。
胸部追加装甲がメチャかっこいいっす!(>ω<;)

メイスや滑空砲、太刀などを持ってきて全部乗せすれば迫力が増すよ!(本キットにはどれも同梱しない点はご注意)

個人的には、第5形態を再現できるのが本キットの売りだと思いますぞ。

第5形態~6形態のまとめ。
第5形態以外は、本キットだけで再現できます。

あなたはどの形態がお好み?

G.E.M.の三日月フィギュアとディスプレイ。

第一期後半の鉄華団モビルスーツでディスプレイ。

HG ガンダムバルバトス第6形態の感想
という事でHGガンダムバルバトス第6形態のご紹介でした。
贅沢を言えばグレイズアイン戦で使った太刀をつけて欲しかったというのが本音ですが、第5形態(地上戦仕様)にも組み替える事ができ他からパーツを持ってくれば第5形態も再現できるので、非常に遊びの幅が広いガンプラに仕上がっていると思います。
ちなみに太刀はパーツ注文しちゃうのも手だと思うので、以下に商品コードとパーツ番号まとめておきますね(*´ェ`*)
・商品コード:2314542
・「L-3」「L-4」「J-2」各1個
以上、「HG ガンダムバルバトス第6形態」のレビューでした!
























