今回は「HGBFガンダムフェニーチェリベルタ」のガンプラレビューです。
「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」に登場し、リカルド・フェリーニが使用するガンダムフェニーチェリベルタをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
頭部ブレードアンテナ・バックパック・大型リアアーマーなどが新規造形で付属し、バイク型のホッパー形態に変形可能です。
という事で、HGBFフェニーチェリベルタをリナーシタとの違いを比較しながらレビューしていきたいと思います!
HGBF ガンダムフェニーチェリベルタ
ホイルシールはリベルタ専用のものが付属。
フェニーチェ系とかぶっているものもありますが、ビームタイヤの色を補うものが追加されている感じです。
付属品一覧がこちら。
※「バスターライフルカスタム」「シールド」「ビームタイヤ×3」「メテオホッパーモード変形用パーツ」「ジョイントパーツ」
写真外だとリナーシタのパーツが余剰として少し余り、サーベルの柄なども同梱していましたが、このリベルタさんサーベルとマントのビームエフェクトパーツが付属しないため、完全な余剰となります。
そして完成したHGBFガンダムフェニーチェリベルタがこちら。
設定的には空に対応していたリナーシタをパーツ換装し、陸に対応させバイク型へ変形できるようにしたフェニーチェというガンプラになります(*´ェ`*)
※今回は一部シールを使いながら塗装して仕上げてあります
HGBFガンダムフェニーチェリナーシタをベースにしたキットですが、元を辿れば関節パーツ(グレーランナーの大半)にはHGACウイングガンダムのランナーが使用されています。
という事で、何気にオールガンダムプレジェクト準拠に仕上がっているぞ!
最大の特徴はこの大型リアアーマーで、リナーシタのウイングとは違いリアアーマー呼称になっていたりします。
かなりボリュームがあるため重心が後ろに寄りますが、↑のようにリアアーマー先端が接地するおかげで自立は安定します。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域から。腕・足ともに大きく広がり、肩も前後に可動します。
膝立ちも可能で、上半身はバックパック(タイヤついてるとこ)が干渉するもののどかしながら動かせば360度回転します。
可動範囲はリナーシタとほとんど同じです。
頭部はブレードアンテナが新規造形になります。
前後はめ込み式で、頭頂部まわりに合わせ目が出ます。
リナーシタ(左)と比較。
アンテナは成形色がグリーン1パーツに変化し、形状もリベルタ独特の形になりました。
これだけなのに結構印象が違って見えるぞ……(>ω<)←バンダイのATM
胴体は側面に一部合わせ目が出ますが、ポリパーツ付近は段落ちモールド化されています。
ただ設定画では胴体側面にモールドはなかったりします。
胸部をアップで。サーチアイはシールの上にクリアパーツを被せる構造です。
マシンキャノン(襟前部左右の◎)はグレーで要塗装となります。
肩まわりはリナーシタと同じで、ビームマント発生器は可動します。
という事でビームマントを装着する事ができるのですが、このキットにはビームマントが付属しないため、展開状態を再現したい場合は他のフェニーチェ系から持ってくる必要ありです。
腕部は肩内部ブロックと前腕部後ろ側にちょこちょこと合わせ目が出ます。
黄色いツメは、↑のように引き上げた状態がMS形態でのデフォルトになります。
肘は二重関節構造で、180度近く曲がるうえ合わせ目も出ません。
このあたりはHGACウイングガンダム(オールガンダムプロジェクト系)の出来の良さが継承されています。
フロント・サイドアーマーはここまで可動。お尻の大型リアアーマーはアームで接続されており、縦と横に角度をつける事ができます。
HGBFガンダムフェニーチェリナーシタ(左)の背部と比較。
リナーシタでは背中にウイングがついていましたが、リベルタでは腰部に大型リアアーマーが配置されています。
脚部はスネに合わせ目が出ます。膝関節は合わせ目無しです。
ふくらはぎの外装パーツとカカト付近にも合わせ目が出ます。
足裏には肉抜きがあります。(あまり目立ちませんが合わせ目も)
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
センサー内蔵型のシールドがこちら。
リナーシタではリナーシタウイングシールドという名称でしたが、組み立て書の解説を見る限りシンプルな「シールド」という名前に変わっていました←細かい人
HGBFガンダムフェニーチェリナーシタ(上)のリナーシタウイングシールドと比較。
ほとんど同じですが、先端内側の「変形時に頭部を隠すパーツ」の形が変わっています。
バスターライフルカスタムを装備させてみます。
ここはリナーシタと同じです。
それではアクションポーズいってみます!
後ろから見てもかっこいいぞ……(>ω<;)
バスターライフルカスタムをぶっ放すフェニーチェリベルタ!
少し無理矢理感は出ますが、フォアグリップは可動し両手で構える事ができます。
バスターライフルカスタムは「バスターライフル(上)」「特殊な形をしたビームサーベル(左下)」「小型ライフル(右下)」に分離します。
バスターライフル+小型ライフルで。
狙い撃つリベルタ!
2丁拳銃で暴れまわるの巻。
このようにビームサーベル単体でも装備する事ができますが、エフェクトパーツは同梱しません。
ビーム刃の形が独特のものになっているため、再現させるにはリナーシタから持ってくる必要アリです。
ビームサーベルと小型ライフルを連結させてパシャリ。
それではバイク型のメテオホッパーモードに変形させてみます!
一部変形用パーツを組み込みながら再現します。
ホッパー形態にチェンジ完了!
設定的には、陸上用支援機であるメテオホッパーと同等以上の性能を発揮するとの事です。
↑ちなみにメテオホッパー+ウイングガンダムフェニーチェ(初代フェニーチェ)がこちら。
ビームタイヤが最高にクールだぞ!←こういうのに弱い(*ノェノ)
Vガンのバイク戦艦とかも好きなんだよね……
上部にはバスターライフルと連結状態のライフルを取り付け可能です。
変形はちょっぴり複雑で、切り替えにはそこそこ時間がかかりました。
フェニーチェ系ガンプラで比較。
※左から「HGBFウイングガンダムフェニーチェ」「HGBFガンダムフェニーチェリナーシタ」(両方共塗装済)
何気に、リナーシタから機体名称である「ウイング」表記が外れていたりします。
あなたはどのフェニーチェがお好み……?
HGBF ガンダムフェニーチェリベルタの感想
ということでHGBF ガンダムフェニーチェリベルタのご紹介でした。
基本リナーシタとの共通部分が多いですが、大型リアアーマーの独特な形と取り付け位置の変更でイメージは大分変わって見えます。
エフェクトパーツがビームタイヤのクリアパーツ部分しか付属しないため、一般販売のリナーシタに付属するサーベルエフェクトパーツとビームマントを持ってくれば更に遊びの幅が広がると思いますぞ!
ちなみに今回、「全フェニーチェを一気に塗装しちゃえば効率良くね!?」と思いたち同時塗装を試してみたのですが、HGとはいえ一気に3体分塗るのはまじで時間と労力がかかりました……w(*´ェ`*;)
以上、「HGBF ガンダムフェニーチェリベルタ」のガンプラレビューでした!