今回は「HGアビスガンダム」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、アウル・ニーダが搭乗するアビスガンダムをご紹介。
2005年発売。
MA形態に変形可能で、MA形態用の専用スタンドも付属します。
という事で、HGアビスガンダムをカオス・ガイアガンダムと並べた画像を含め、今のガンプラ目線で見るとどんな出来になっているのかレビューしていきたいと思います!
HG アビスガンダム

HG GUNDAM SEEDシリーズで、20年前の放送当時に発売されたキットになります。
カオスガンダムは1/100スケールで発売されましたが、アビスとガイアは見送られているぞ……(*´ェ`*)

組み立て書には、ファントムペインのアウル・ニーダさんが記載。

ホイルシールの量は少なめで、ツインアイのほか細かな箇所を補うものが付属します。
色分けは当時物としては頑張っている方ですが、武器(ビームランス)は色分けされておらずシールも付属しません。

付属品一覧がこちら。
※「MX-RQB516 ビームランス(+刃のエフェクトパーツ)」「MA形態用専用スタンド」
手持ち武器はビームランスのみとかなりシンプルな内容になっています。

そして完成したHGアビスガンダムがこちら。
成形色の再現度が高く、プロポーションも組み立て書の設定画と比べてみても再現度の高い造形に仕上がっています。

むむぅ……20年前のキットという事を考えると、中々良く出来ているのではなかろうか。
そこまでアゴは引けないものの、ご覧のようにカトキ立ちが決まります。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域から。腕は水平まで上がり、開脚範囲はそこそこといった感じです。
フロントアーマーが無いデザインという事で、足回りに干渉するパーツがなくそこそこ動いてくれます。

膝立ちもキレイに決まります。

上半身はバックパックがひっかかるまで(↑ぐらいまで)まわります。

頭部をアップで。
ちょっと緩めな造形だなと思ったのですが、大河原先生の設定画と見比べてみると何気に再現度の高い形になっていました。

頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
アンテナには安全フラッグあり。

胴体は胸中央の「カリドゥス複相ビーム砲」と「ダクト部」が赤いパーツのため、黄色やグレー部分はシールで補います。
胴体自体は前後はめ込み式で、側面と上部に合わせ目が出ます。

肩は昔ながらの軸接続です。柔軟には動かずといった感じ。

腕部は「二の腕」と「前腕部」に合わせ目が出ます。(肩も)

肘関節は90度まで曲がります。このあたりはシリーズ共通といった感じ。

バインダーは肩側面に接続します。
接続アーム部分を含め、ダークグレー部のパーツはABS樹脂製になります。

バインダーは前後はめ込み式で合わせ目が出ます。
2門の連装砲や内側の3連装ビーム砲(ダークグレーの平たいパーツ)は色分けされており、モールドも刻まれています。

背部の「M10バラエーナ改2連装ビーム砲」は全て合わせ目が出ます。
銃口パーツは別パーツになっており、色分けは悪くないです。

サイドアーマーのライトブルー部分はシールで補います。
一部レッドで要塗装です。

脚部はモモ、スネに合わせ目あり。
膝関節は1パーツで合わせ目が出ません。

横、後ろから。後ろ側にも合わせ目が出ます。ふくらはぎのスラスター内部はレッドで要塗装です。

足裏には肉抜きがありません。ただ、股下にスタンド穴は空いておらず。
脚はボールジョイント接続になります。

MX-RQB516ビームランスを持たせてみます。
ビームランスは全く色分けされていないため、塗装派モデラーさんは重点的な塗装ポイントになると思われます。

アビスガンダム、出撃!

浮かせてバインダー広げると一気にかっこよくなる気がするぞ……(*´ェ`*;)
それではアクションポーズいってみます!

ビームランスをぶん投げるアビス!

両手で持たせる事も可能です。

3連装ビーム砲で攻撃!
バインダーのアームは結構自由に動き、色々なポーズをつける事ができます。

カリドゥス複相ビーム砲で攻撃!

そしてこちらがMA形態。
ビームランスを下部に装着し、その下に専用の台座をはめこみます。

なんか、アッシマー臭を感じるぞ……w

シーランスにも見えてきた……(*_*)

別売りEFコレクション5のアウル・ニーダとディスプレイ。



HGカオスガンダム、HGガイアガンダムと比較。
個人的に、この中で一番出来がいいのはカオスガンダムだと思うぞ!

各パイロットフィギュアを混ぜて。
運命の3馬鹿好きは是非揃えてみてください……ガンプラは再販タイミングによっては高いですが、パイロットのカプセルトイは今の時代だとめちゃめちゃ安いと思いますw




HG アビスガンダムの感想
ということでHGアビスガンダムのご紹介でした。
当時のSEED HGシリーズとしては標準的な出来といった感じです。
全身に合わせ目が出ますが、ビームランス以外の色分けは思ったほど悪くないと思いました。
また、腰のデザインがスッキリしている影響で脚まわりの可動範囲が広めです。バインダーもフレキシブルに可動するので、アクションポーズは決まりやすいガンプラだと思います。
見た目的にはカオス・ガイアと比べ一番異質だと思うので、組んでて面白かったですw(*´ェ`*)
以上、「HG アビスガンダム」のガンプラレビューでした!











