今回は「HG ターンエーガンダムシン」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズ炎トライで、シミズ・シンヤが使用するターンエーガンダムシンをご紹介。
2015年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGCCターンエーガンダムの色替えランナーに、新規造形の外装パーツが付属。
特に頭部が変化しているのが特徴です。
という事で、HGBFターンエーガンダムシンを∀ガンダムからどこが変わったのかの比較アップ画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGBF ターンエーガンダムシン
ガンプラ的には、2014年に発売されたHGCCターンエーガンダムの色替えランナーに新規造形を加えた内容になっています。
ホイルシールがこちら。
ビームライフルの赤い部分や、前腕部と脚部にあるグレーのライン色を補うものが中心です。
↑こちらが今回の新規造形ランナー。
「頭部」「胸部・背部の一部ブルーのパーツ」「ショルダーアーマー・フロントアーマー・ヒザの外装パーツ」が今回の新規部分です(*´ェ`*)
付属品一覧がこちら。
※「ビームライフル」「ビームサーベル×2」「シールド」「手首パーツ×4」「背部ウェポンマウントパーツ2種」「汎用穴(φ3)用ジョイントパーツ」
画像右下の青いパーツ(汎用穴用)が新規で、それ以外はベースキットと同じ構成です。
手首パーツは、左右の「武器持ち手」「平手」の計4つ同梱します。
こちらが今回使わなかったパーツです。
HGCCターンエーガンダムのパーツは全て同梱するので、色違いのターンエーを組む事もできます。
コアファイターも丸々組めるぞ!(画像右下)
そして完成したHGBFターンエーガンダムシンがこちら。
外装の色がホワイトから「ライトブラウンを少量足したような肌色っぽい成形色」に変化しており、その他の色合いも微妙にターンエーから変化しているのが特徴です。
新規造形部分は「頭部」「胸部・背部(青いパーツ表面)」「肩」「フロントアーマー」「ヒザ外装」です。
ターンエーの特徴であるおヒゲフェイスではなくなり、かなりイメージが変わりました(*_*)
接地性はちょい悪といったところ。相変わらず足裏のスラスターデザインがめちゃかっこいいです……。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。手足はそこそこ開きます。
顔を上げる動作も得意です。
手足の関節は90度ほど曲がります。
少し無理は出るものの、一応ヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
そこそこ動くので可動に不満はありませんが、さわっていると「手首パーツ」「ビームサーベルの柄」「脚部」が少し外れやすいかなといった感じです。
頭部をアップで。頭頂部のトサカ以外は新規造形になっています。
ツインアイと額のマークはシールです。
頭部は前後はめ込み式で、側面一直線に合わせ目が出ます。
モールドかなとも思ったのですが、組み立て書に記載されている設定画ではモールドがありませんでした。
胴体表面の青いパーツは、前後とも新規造形です。前後はめ込み式で、側面に合わせ目あり。
設定色では一部グレーになっているので、このあたりは要塗装部分となります。
余剰パーツでターンエーガンダムの「胸部(左)」「マルチパーパスサイロ/胸部ビームキャノン(画像右)」も付属するので、一応切り替える事ができます。
ショルダーアーマーは、胴体と腕の間にはさみこむようにして取り付けます。
ここも新規造形になります。あまり目立ちませんが、一部合わせ目は出ます。
サーベルラックはプラ同士の凹凸接続で、ある程度可動します。
↑枠のパーツは1つ穴タイプの汎用穴(φ3)に対応するパーツです。今回の新規造形で、カスタマイズに幅が出ます。
二の腕から下はターンエーガンダムと同じです。
二の腕、前腕部に合わせ目が出ます。
フロントアーマーが新規造形で、大型化されました。
コックピットのカバーはクリアイエローのパーツが使われており、中はパイロットが造形されています。色分けはされていないので、コダワリ派モデラーさんは要塗装といったところ。
リア側のマークはシール。股関節(足の付け根パーツ)は可動式で、底面のカバーを外すとスタンド用の3mm穴が露出します。
脚部は「基部の球体」「ヒザ下」「ヒザ裏」に合わせ目が出ます。
ヒザ関節は90度以上曲がります。
足裏はつま先に多少肉抜きがあり、グレー部分には細かな合わせ目があります。
ターンエーガンダムシン、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビームライフルは1色成形になっており、細かなレッド・グレー部分はシールで色を補います。
手首パーツ内の凹凸とあわせて持たせるためガッチリと保持できますが、手首パーツがちょい抜けやすいです。
シールドの色分けは優秀で、裏側のモールドも細かいです。
ガッチリ接続されますが、基部でロール回転はしません。
ガンプラバトル、スタート!
ビームライフルで攻撃!
後方のパーツを差し替えれば、モードチェンジできます。
※HGCCターンエーガンダムと同じ仕様
付属武器やギミックは、全てターンエーガンダムと同じです。
背部のサーベルラックを↑枠のパーツに差し替えれば、
ビームライフルとシールドをマウントする事ができます。
ビームサーベルの柄も然り。
ビームサーベルの柄は、左右とも取り外し可能です。
ベースキットと同様に、少しポロリしやすい部分です。
ターンエーガンダムシン、ビームサーベルを抜刀!
アクション!
二刀流で。サーベル刃はターンエー作品っぽい細みのものではなく、スタンダードなものが2本付属します。
余談ですが、背部を余剰パーツのナノマシン散布ベーンに交換すれば……
別売りでプレミアム・バンダイ限定のHGCCターンエーガンダム用 拡張エフェクトユニット月光蝶に対応するぞ!
月光蝶・真!
めちゃめちゃキレイなエフェクトパーツに仕上がっているので、別途こちらもオススメだよ……!(>ω<)
ベースキットのHGCCターンエーガンダムと全身を比較。
それでは、どこが変わったのかをアップで比較していきたいと思います。
頭部・胸部を比較。
ショルダーアーマーを比較。
ターンエーガンダムシンでは、サーベルラックを少し斜め上向きにするのがデフォルト状態のようです。
フロントアーマーを比較。
コックピットまわりや黄色いパーツは共通ですが、白い部分が大型化されました。
脚部を比較。
ここはヒザの外装部分が角ばったデザインに変化しています。
その他成形色も変わっていますが、付属武器は同じです。
↓レビューでは合わせ目を消してフル塗装+ウェザリングをした状態も紹介しているので、こちらの記事もあわせてどうぞ。
HGBF ターンエーガンダムシンの感想
ということでHGBFターンエーガンダムシンのご紹介でした。
HGCCターンエーガンダムと比べた場合、肩アーマーがシンプルな構造になったおかげで多少肩が動かしやすくなっています。
色分けについてはベースキットと同程度ですが、
↑組み立て書の作例写真。
このように胸部と背部はグレーで要塗装となります。付属シールだけでは全ての色が補えないため、部分塗装は必須ガンプラになっている模様。
手首パーツが抜けやすかったり、サーベルがラックから外れやすかったりする弱点も引き継いでいますが、ベースキット同様組みやすく高スタイルな姿で立体化されているので満足度は高いと思うぞ……(*´ェ`*)
問題は再販タイミングという事になりますが、出来が良いので受け付けされたら購入しておくのがオススメです!
以上、「HGBF ターンエーガンダムシン」のガンプラレビューでした!