今回は「HGガンダムアストレイブルーフレーム」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY系に登場し、叢雲劾が搭乗するガンダムアストレイ ブルーフレームのHGをご紹介。
2004年発売。
旧HGアストレイ系のランナーが使われており、初期ブルーフレームの特徴であるM68キャットゥス500mm無反動砲(バズーカ)が付属。
ポリキャップもブルーになっています。
という事で、HGアストレイブルーフレームを今のガンプラ目線で見るとどんな出来になっているのかレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムアストレイブルーフレーム

今回は敢えての初期HGブルーフレームのレビューだよっ……(*´ェ`*)
セカンドLは2013年に発売されていますが、初期ブルーフレームのHGは本キット以降立体化されていません。
HGガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)とニコイチして仕上げたいモデラーさんもいると思うので、注意点をちょっとだけ触れつつレビューしていきたいと思います。

組み立て書にはサーペントテールの叢雲劾が記載。

ホイルシールのほか、サーペントテールのロゴが印刷されているマーキングシールが付属します。
ただテトロンシールになっているので、今の時代水転写のガンダムデカールでドレスアップした方がキレイにいくと思われます。

付属品一覧がこちら。
※「M68キャットゥス500mm無反動砲(バズーカ)」「ビームライフル」「ビームサーベル×2」「シールド」「手首パーツ×3」
このバズーカが、他アストレイとは違うブルーフレームの売り部分です。
手首パーツは武器持ち手が左右、銃持ち手が右のみ付属します。

そして完成したHGガンダムアストレイブルーフレームがこちら。
特徴としてはバズーカのほか、ポリキャップもブルーになっている点です。
また、青のBランナーはアンダーゲートになっていたりします。

2004年と21年前に発売されたHGという事で、2013年に発売されたHGアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)の本体と比べると古さを感じます。
ただ、ご覧のように今のガンプラ目線でも通用するスタイルで立体化されています。

それでは細かく見ていきます!

可動域は広く、腕は水平以上上がり、開脚範囲も広いです。

ヒジ関節は90度強、ヒザ関節は90度曲がり、ヒザ立ちが可能です。

上半身は360度回転。前後左右と柔軟には動きませんが、時代を考えるとめちゃめちゃ動きます。

頭部は非常にイケメンフェイスで造形されていますが、アンテナのエッジは緩いです。
イーゲルシュテルン(バルカン)まわりやフェイスマスク、側面の一部は要塗装です。

頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。

胴体はお腹まわりにシールを使うものの、ブルーのパーツが内部から露出するなど色分けは良好です。
胴体は前後はめ込み式で、首と腰部に合わせ目が出ます。

バックパックにはビームサーベル2本をマウントしています。丸い部分はブルーで要塗装です。

肩は前後に可動します。ブルーフレームの特徴として、ショルダーアーマーに貼るサーペントテールのマーキングシールが付属します。

腕は青いフレーム部分全てに合わせ目が出ます。指は一部白で要塗装です。

腰部前面の青い部分はシールです。
腰も前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。

脚部は足の付根、ニーアーマー、アンクルガード、関節など合わせ目部分が多いです。
ただ、ご覧のように造形自体はなかなか良くできています。

股下にスタンド穴は無し。カカトが上がる構造で、可動範囲が広いです。
足裏に肉抜きはありません。

ブルーフレーム、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

シールド表面は一部青が足りません。ここにもサーペントテールのシールを貼ります。
シールド自体基部で360度ロール回転します。
シールド裏にはグリップなどの造形がありますが、一体化されている感じで色分けもされていません。

こちらが本キット最大の売り、M68キャットゥス500mm無反動砲。(舌噛みそう(*´ェ`*))
5パーツ使われていますが、砲身はモナカ構造で合わせ目が出ます。
また、グリップは非可動なのでちょい持たせ辛いです。

戦場へ現れるブルーフレーム!

アクション!

2004年製とは思えないほど動きます(*´ェ`*)
出た当時はかなりの名キットだったことが想像できますね。

「下がってろ。あとは俺がやる」

ビームライフルも付属します。
こちらはシンプルな3パーツ構造。フォアグリップは非可動です。

攻撃!

カカトまわりの可動域が広いので、接地した状態でのアクションポーズが映えます。

ブルーフレーム、ビームサーベルを抜刀!
手首パーツの穴とフィットします。

シールドを投げ捨てるガイ!

腕まわりがよく動くので、両手で構える事ができます。

斬!

柄、ビーム刃ともに2本付属し、

二刀流も可能です。

HGガンダムアストレイブルーフレームセカンドL(手だけ塗装済)と比較。
セカンドLは2013年製という事で、本キットの9年後に発売されました。



レッドフレーム(フライトユニット装備のフライトユニットを外した状態)、グリーンフレームと比較。
HGレッドフレームのフライトユニット装備は新しいフォーマットになっているので、フレームをブルーに塗装し本キットのバズーカを移植しても面白いと思います。
ただ塗装をする場合、ポリキャップが赤いままになってしまいます。(ポリキャップだけセカンドLのを持ってくればOKではありますが)
HGブルーフレームセカンドLには初期アストレイの外装は付属しないので、塗装をする場合はレッドフレーム(フライトユニット装備)が必要になる点はご注意を!



HG ガンダムアストレイブルーフレームの感想
ということでHG ガンダムアストレイブルーフレームのご紹介でした。
今のガンプラ目線で見ても可動域が広く、プロポーションも良好です。
ただ合わせ目の量は多いので、そのあたりカバーできるモデラーさんにはオススメといった感じ。
何はともあれ本キット最大の売りはバズーカだと思うので、パーツ取りとして購入するのもアリだと思います!
以上、「HG ガンダムアストレイブルーフレーム」のガンプラレビューでした!









