今回は「BB戦士 ガンダムアストレイ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED ASTRAYに登場する、ガンダムアストレイのBB戦士版をご紹介。
2003年発売。
この時代のBB戦士らしく全身にポリキャップが使われ、柔軟な可動を実現したBB戦士に仕上がっています。
という事で、BB戦士ガンダムアストレイをレビューしていきたいと思います!
BB戦士 ガンダムアストレイ
BB戦士ガンダムアストレイのボックスアート。
ちょい前に2000年代のBB戦士が色々と再販されたので、一気に大人買いしてみました(*´ェ`*)
最近の再販品という事で、マークが青バンダイに変わっています。
ホイルシールがこちら。
「ツインアイ」「後頭部グリーン」「腰部」を補うものが付属します。
そして完成したBB戦士ガンダムアストレイがこちら。
2003年製のBB戦士という事で、全身にポリキャップを多用しており造形自体は今のガンプラ目線でも通用する出来栄えになっています。
BB戦士としての色分けには秀でていますが、シールドを中心に頭部・脚部などの細かな色は足りずシールも付属しません。
ただご覧のとおり接地性に優れていて、プロポーションは良好です。
それでは細かく見ていきます!
腕はある程度開き、開脚範囲は広いです。
顔の上げ具合いは↑が限界といったところ。左右への動きはちょい苦手です。
上半身は、少し引き出せば360度回転します。
頭部はアップで見てもパキっとした造形。ツインアイはシールですが、目の下のクマどり(赤い部分)は色分け済みです。
ただ、「頬」「アゴまわり」などは細かな色が足りず
イーゲルシュテルン(額にある左右のくぼみ)も要塗装となります。
後頭部の緑はシールが付属します。
胴体は中から赤いフレームが露出する構造。
腰回りのレッドはシールで色を補います。
シリーズ共通、腕関節はポリキャップがむき出しになる点はご注意。
ポリキャップ同士を繋ぐ構造で、肘から下はロール回転します。
パーツ分割による色分けは良好です。
肘関節は90度曲がります。
バックパックは↑枠の2箇所好きな位置に取り付ける事ができます。
上・下に着けた場合を比較。基本的には上で問題ないです。
ここが本キットの弱点で、足の内側に大きな肉抜きがあります。
正面から見ても結構目立つので、コダワリ派モデラーさんはパテ埋め推奨といったところ。
つま先は折りたたむことができます。
少ないパーツ数ながら、凝った作りをしています。
下から。股下にスタンド穴は空いていません。
足裏は肉抜きがありませんが、一部ポリキャップが露出します。
ガンダムアストレイ、出撃!
つま先が折り畳めるので、SD系ながら細かな表情付けができます。
3mmスタンドには対応していないので、浮かせて飾るのはちょいムズだぞっ(*ノェノ)
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます。
ビームライフルから。
シンプルなグレー1色1パーツです。
ビームライフルで攻撃!
対ビームシールドも1色1パーツです。基部でロール回転可能。
ここが重点的な要塗装ポイントになります。
シールドで防御!
ビームサーベルは柄一体型の1色1パーツで、1本のみ付属します。
※背中のサーベル柄は固定式です
斬りかかるアストレイ!
中々かっこいいのですが、同梱する剣はこのビームサーベルのみなのでガーベラ・ストレートが欲しかったというのが本音かも。(だから商品名にレッドフレーム表記がない?)
ライフル+サーベルで。
本キットのリデコキット、BB戦士ガンダムアストレイゴールドフレームと比較。
ゴールドフレームではゴールドメッキパーツが採用されていますが、内容物は今回と同じです。
EXスタンダード ガンダムアストレイレッドフレーム(右)と比較。
SDEX版の方が後発で、ご覧のように頭身バランスが変化しています。
アップで比較。
「HG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム」「HG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」「RG 1/144 ガンダムアストレイレッドフレーム」のレビューは、こちらからどうぞ。
三国創傑伝の孫権ガンダムアストレイと比較。
孫権ガンダムアストレイは、レッドフレームがモチーフの英傑です。
BB戦士 ガンダムアストレイの感想
ということでBB戦士ガンダムアストレイのご紹介でした。
21年前のBB戦士ですが、今のガンプラ目線で見てもパキっとできた造形で良プロポーションに仕上がっていると思います。
弱点は「足内側の大きな肉抜き」「ガーベラ・ストレートが付属しない」点。
その代わり価格はかなり安いので、他キットから日本刀っぽいものを持ってきて改造したり、いっそグリーンフレームに塗装してみたりと遊びに幅は広いBB戦士に仕上がっていると思うぞ!
以上、「BB戦士 ガンダムアストレイ」のガンプラレビューでした!