今回は「HG クロスボーン・ガンダムX1フルクロス」のガンプラレビューです。

機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人に登場し、トビア・アロナクスが搭乗するクロスボーン・ガンダムX1フルクロスのHG版をご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
一般で発売されているTYPE.GBFTから「スクリュー・ウェップ」「シザー・アンカー」が追加され、原典版の装甲色で再現されているのが特徴です。
という事で、TYPE.GBFTとの違いを比較しつつ合わせ目箇所や多彩な武装をレビューしていきたいと思います!
HGUC クロスボーン・ガンダムX1フルクロス

X1の最終仕様であるガンダムF97、X1フルクロス。
HGシリーズではガンダムビルドファイターズトライに登場するバージョンの「TYPE.GBFT」が発売されていますが、今回はクロスボーン・ガンダムに登場する成形色で立体化されているため素組み派モデラーさんには嬉しいプレバン品に仕上がっています。

ホイルシールは相変わらず多いです(>ω<)
ほとんどがフルクロス部分の細かなレッド・イエロー・グレーなどの色を補うものになります。

豊富な付属品がこちら。
※「ピーコック・スマッシャー」「ムラマサ・ブラスター」「シザー・アンカー」「スクリュー・ウェップ×2」「ビーム・サーベル×2」「ビーム・ザンバー」「バスター・ガン」「ビーム・シールド」「ブランド・マーカー×2」「ヒート・ダガー(手持ち用2・足裏用2)」
青字がTYPE.GBFTには同梱しなかった武器ですが、新規造形というわけではなくHGのX1改などに入っていたものと同じです。
余剰パーツは「HGUC クロスボーン・ガンダムX1」の「後頭部パーツ」「襟パーツ」「リアアーマー」が余ります。

コア・ファイターも再現できるよ!(先端のパーツに骨状スラスターを取り付けて再現)

そして完成したHGUCクロスボーン・ガンダムX1フルクロスがこちら。
TYPE.GBFTでは成形色がアレンジされていましたが、元のカラーリングになりました。
特に、パールがかっていた装甲色が普通のホワイトに変更されたのがでかいです。

オールガンダムプロジェクト準拠で立体化されたものなので、ポリキャップ少なめ・KPSを使用と最近のガンプラ目線で見ても古さを感じない作りで立体化されています。
ただ、細かなイエロー・レッド部分はホイルシールで色を補う事になります。

それでは細かく見ていきます!

可動域から。フルクロスを羽織っている分動かしにくいですが、標準以上には動きます。

手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ちできます。

上半身は360度回転します。
少し注意なのは、腕を動かしていると肩部装甲が外れやすい点です。
脱がせる予定がなく、色々なポーズを試してみたい場合は接着しちゃうのも手だと思います(*_*)

頭部は通常状態(左)とフェイスオープン状態(右)からの選択式です。(フェイスマスク部分のパーツ)

アンテナ中央のドクロレリーフはめちゃめちゃ小さいパーツになっているので、紛失にはご注意を(>ω<)
「ツインアイ」「側面アンテナのレッド部」「襟の内側」はシールで色を補います。

胸部まわり。合わせ目は基本的に段落ちモールド化されています。

肩まわりの装甲はボールジョイント接続で、上下に動きます。

赤いラインや黄色い部分は全てシールです。
赤いラインはまだしも、黄色い部分はちょい見栄えが悪いです。

肩自体はボールジョイント接続で、前後に可動。

肩部特殊装甲を取り付けない場合用の↑枠パーツも付属します。
ショルダーアーマーには合わせ目が出ますが、装甲を取り付ければ見えなくなります。

腕部に合わせ目はありません。色分けも優秀で、ビーム・シールドやブランド・マーカーが発生する部分は前方に展開可能です。(後述)

骨状スラスターは4基ともボールジョイント接続で、ウネウネ動きます。
先端のスラスターは取り付け角度を変える事ができます。

脚部は「関節」「ふくらはぎ」に合わせ目が出ます。
ヒザの突起紺色はシールですが、それ以外の色分けは悪くないです。

股下にはスタンド用の3mm穴有り。股関節(足の付け根軸)は可動式です。
リアアーマーは一般販売の「HGUCクロスボーンガンダムX1」から形が変化しています。(X1のものも同梱)
足裏には肉抜きアリ。中央の穴はヒート・ダガーの取り付け用です。
TYPE.GBFTとの違いを比較

それではTYPE.GBFTとの違いをハッキリさせていくぞ!(>ω<)
まずはパッと見でおわかりいただける通り、成形色が違います。
こう見てみると、TYPE.GBFTは全体的に青みがかったカラーリングになっていますね。

形状は同じです。

アップで比較。今回のフルクロス(左)では外装のホワイトがスタンダードな白になっているのに対し、TYPE.GBFTではパールがかった色にアレンジされています。
また、フルクロスの青の色合いも変化しています。

付属品は今回のプレバン品の方が多いです。
↑枠の「シザー・アンカー」「スクリュー・ウェップ」が追加で付属する感じです。(ただ、新規造形ではなくHGのX1改などに同梱するものと同じものが付属)

という事で、追加分の武器をご紹介。シザー・アンカーは腰の一部を分解して取り付けます。

リード線により再現されています。中央をカットすれば左右別方向へ動くようになります。

スクリュー・ウェップを装備。
こちらもリード線が使われていて、長い1本をカットして両方に取り付けます。

スクリュー・ウェップで攻撃!
TYPE.GBFTとの違いは上記2つの武器が追加で付属する点で、あとは成形色が違うだけです。
という事で、シザー・アンカーとスクリュー・ウェップがいらない・かつ塗装派モデラーさんは一般販売のTYPE.GBFTを塗装すれば原典カラーのフルクロスが再現できます。

ここからは、TYPE.GBFTにも同梱していた武器をババーっと見ていきます!
ビーム・サーベルは柄・サーベル刃とも2つずつ付属します。

二刀流で攻撃!

ビーム・ザンバーを装備。

斬!

バスター・ガンを装備。ビーム・ザンバーもそうですが、ほとんど白一色になっているためこのあたりは要塗装箇所です。

バスター・ガンで狙い撃つX1フルクロス!

左の専用持ち手も付属します。

バスター・ガンは右腰部に、ビーム・ザンバーは左腰部にマウント可能です。

そして2つを組み合わせれば、ザンバスターになります。
角度付きの専用持ち手が付属するので、

違和感なく持たせる事ができます。

ブランド・マーカーを展開!
前腕部のパーツを前方へ展開後、エフェクトパーツを取り付けて再現します。

攻撃!

ビーム・シールドを展開!
ブランド・マーカーを外して取り付けます。シールドのエフェクトパーツは1つ付属します。

ヒート・ダガーは手持ち用が2本、足裏用が2本ついてきます。

フルクロスの特徴、肩側面にあるスカルヘッドを取り外して

ナックルガードのように持たせることができます。

アクション!

ムラマサ・ブラスターはホワイト1色成形で、ビーム発生器の基部などは要塗装です。

ビーム・ガンとして持たせる事ができるほか、

ビーム・サーベル14基発生モードも再現できます。

大迫力!相変わらずかっこいいな……!(>ω<;)

ロング・ビーム・サーベルモードのエフェクトパーツも付属します。
という事で、↑のように全てを展開した状態も可能。

ピーコック・スマッシャーは、上下はめこみタイプで合わせ目が出ます。
ただ、ご覧のようにディテールが細かく非常にかっこいいです(*´ェ`*)

ピーコック・スマッシャーで攻撃!

ムラマサ・ブラスター、ピーコック・スマッシャーともに腰部側面にマウントできます。

ディキトゥス(光のカリスト専用機)現る!


鋼鉄の七人のガンプラでディスプレイ。
HGUCディキトゥス(光のカリスト専用機)は今回のフルクロスと同時期に発売されたプレバン品です。
ディキトゥスは完全新規造形のプレバン品なので、ディキトゥスの方がレア度が高いと思うぞ!



TYPE.GBFTのフルクロスと並べてパシャリ。


最後に、HGUCクロスボーン・ガンダムX-0フルクロスと比較。


HGUC クロスボーン・ガンダムX1フルクロスの感想
ということでHGクロスボーン・ガンダムX1フルクロスのご紹介でした。
まとめると、「シザー・アンカー」「スクリュー・ウェップ」が追加されて成形色が原典版になったTYPE.GBFTといったところです。
2種類の追加武器と成形色の違いが購入判断ポイントだと思うので、ここに魅力を感じたらディキトゥスとのついで買いがオススメです。
元々TYPE.GBFTの頃から過剰な武器が付属していたので、2種の武器がいらない・かつ塗装をするモデラーさんはぶっちゃけTYPE.GBFTを塗装する方が安上がりかも。
逆に、追加で武器が付属するので素組み派モデラーさんは本キットを購入すれば幸せな気持ちになると思うよ……(*´ェ`*)
以上、「HGUCクロスボーン・ガンダムX1フルクロス」のガンプラレビューでした!
























