今回は「Gジェネレーション-0 V2ガンダム(フル装備型)」のガンプラレビューです。

機動戦士Vガンダムに登場し、ウッソ・エヴィンが搭乗するV2ガンダムのフル装備型・Gジェネ版のSDガンプラをご紹介。
1999年発売。
SD系キットながら、差し替えにより「V2ガンダム」「V2バスターガンダム」「V2アサルトガンダム」「V2アサルトバスターガンダム」が再現可能。
それに加え、「コアファイター」「トップファイター」「ボトムファイター」までもが再現できるというパーツ数多めなガンプラに仕上がっています。
という事で、Gジェネ V2ガンダム(フル装備型)をレビューしていきたいと思います!
Gジェネレーション-0 V2ガンダム(フル装備型)

ジーゼロのV2ガンダムさん。ボックスアートでは、V2アサルトバスター状態が描かれています。
Gジェネシリーズのガンプラの中ではパーツ数が多く、でかめのボックスサイズになっているのが特徴です。

組み立て書がこちら。
カラーページにはゲーム内での設計・開発・強化プランが描かれているぞ!

ホイルシールは光沢感のある素材でできています。
低価格シリーズという事で、細かな色はほとんどシールになってしまう点はご注意を。

全内容物がこちら。各形態を再現するのに使う差し替えパーツが中心です。
武器は「ビーム・ライフル(+弾丸×4)」「アサルト用ライフル」「ビーム・サーベル」「八つ手ビーム・サーベル(扇状)」「ビーム・シールドとメガ・ビーム・シールド」「メガ・ビーム・ライフル」が付属します。
ビームサーベル・ビームシールド・弾丸、光の翼はクリアピンクのパーツでできています。
V2ガンダム

まずはV2ガンダム状態から見ていきます。
ホワイト・ブルー・レッド・イエローのほか、ゴールド風の成形色やクリアピンクのパーツが使われているため色分けが悪いわけではないのですが、ご覧のように細かな部分は全てシールで色を補う事になります。

Gジェネシリーズっぽい低頭身。かわいいですね(*´ェ`*)
結構目立つ場所にシールを使うので、今のガンプラ目線で見ると塗装推奨モデルといえそうです。

光の翼とビームシールドはクリアパーツです。
それでは細かく見てきます!

頭部をアップで。V2ガンダムのフェイスマスクには本来縦のモールドが入っているのですが、本キットではオミットされています。
コダワリ派モデラーさんは、スジ彫りなどでモールドを追加すればクオリティがアップしそうです。

後頭部のツマミを上げれば、スナイパーモードに切り替える事ができます。
ただロングレンジアダプター部分は全面シールを使うため、塗装推奨部分といったところです。

上半身をアップで。

下半身。肩や足の甲はシール感が目立ちますね。
合わせ目も多いですが、足裏に肉抜きはありません。

光の翼は着脱可能です。

「ウッソ・エヴィン!V2ガンダム、いきます!」
V2ガンダム、出撃!

スタンドなどには対応していないので、浮かせて飾りたい場合はご注意を。
一応底面にスタンド穴っぽいのが合いていますが、支柱が通らない感じでした。

ビーム・ライフルの銃口に弾丸を取り付け、マルチプル・ランチャー部分(銃床下のパーツ)を押せば弾丸が発射します。
が、昔のBB戦士でよく使われていたスプリングを使う簡素なギミックになっています。過度な期待は禁物だぞ!w

ビーム・シールドは肘後ろの軸と接続するため、動きに少し制限がでる感じです。

「逃がさないっ!」
ビーム・ライフルで攻撃!

アサルト用ライフルの左側には大きな肉抜きがあります。
フォアグリップ部分は可動し、グリップを横に向ける事ができます。

攻撃!

ビーム・ライフル+アサルト用ライフルで。

ビーム・サーベルを装備!
V2バスターガンダム

それでは中・長距離攻撃用オプションを装備したV2バスターガンダムを再現してみます。
まずは腰部前後に↑枠の装甲を取り付けます。

そしてドライブユニット(光の翼部分)を外し、バスターパック(オーバーハング・パック)に取り付けてから本体に装着します。

ドドン。V2バスターガンダムの完成です。

「お前たちなんかーっ!」
右肩のメガ・ビーム・キャノンはある程度上下に可動します。

左側のスプレー・ビーム・ポッドと同様にシール感が目立つので、できればここも塗装推奨部分だと思われます。
V2アサルトガンダム

次は突撃・白兵戦用のオプションを装備したV2アサルトガンダムに切り替えてみます。
切り替えは簡単で、↑枠のリアクティブアーマーを取り付けて

メガビームライフルと、

メガビームシールドを装備すれば完了です。

こちらがV2アサルトガンダム状態。

メガビームライフルで攻撃!
V2アサルトバスターガンダム

そしてアサルト装備にバスターパックなどを組み合わせれば、V2アサルトバスターガンダムの完成です。
同梱物のほとんどを組み込む形で再現します。

大ボリュームになるため可動が落ちますが、まさにフル装備な姿が再現できます。

「V2の盾となれ!剣となれ!光の翼!」

Gジェネ系キットの中でもパーツ数が多いので、満足度が高いです……(*´ェ`*)

本体を一部分離して差し替えパーツを使う事により、コアファイターや

トップファイター、

ボトムファイター状態を再現する事もできます。
なかなか凝った作りをしているぞ……(*_*)

三国伝の趙雲ガンダム・飛影閃と比較。
演者(モチーフ機体)がV2ガンダムになります。三国伝の方が後発なだけあり、現代風スタイルで立体化されています。


LEGENDBB 武者飛駆鳥と比較。
V2ガンダムモチーフの武者ガンプラです。この武者飛駆鳥、レジェンドBBシリーズなだけあり出来がめちゃくちゃいいぞ!


HGUC V2ガンダムと比較。




Gジェネレーション-0 V2ガンダム(フル装備型)の感想
ということでGジェネレーション-0 V2ガンダム(フル装備型)のご紹介でした。
Gジェネ系の中で大きなボックスサイズを誇るだけあり、パーツ数が多く様々な形態に切り替えできるのが最大の長所です。
ただ色はちょこちょこと足りず、シールだと目立つ場所が多いので部分塗装推奨キットといったところ。
VガンダムやV2ガンダムはクロスシルエットでも発売されていないので(しかも出なそう?w)、腕に自身のあるモデラーさんはCSフレームなどに組み込むような大改造をしても面白いと思いますぞ。
以上、「V2ガンダム(フル装備型)」のガンプラレビューでした!










