今回は「HG ガンダムヘビーアームズ改」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムWに登場し、トロワ・バートンが搭乗するガンダムヘビーアームズ改のHGACをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
改修され宇宙用になったバックパックや2連装ビームガトリングなどが新規造形で付属します。
という事で、HGガンダムヘビーアームズ改をレビューしていきたいと思います!
HGAC ガンダムヘビーアームズ改
プレバン限定のHGACガンダムヘビーアームズ改さん。
いわゆるテレビ版のヘビーアームズ改が、HGACの最新フォーマットで1/144スケールで再現されています。長年待ち続けたファンには嬉しいラインナップになっているのではなかろうか……(*_*)
ガンプラ的には2020年に発売されたHGACガンダムヘビーアームズのリデコキットとなりますが、バックパックをはじめヘビーアームズの一部パーツが余剰パーツとして付属しないのであくまで改のみが再現できるガンプラになっています。
ホイルシールがこちら。
細かなくぼみ部分などにシールを多用します。
付属品は、2連装ビームガトリングのほか手首パーツが6つ付属します。
余剰パーツは、HGACの共通フレームパーツのみです。
そして完成したHGACガンダムヘビーアームズ改がこちら。
パッと見どこが変わったのか分かりづらいですが、ヘビーアームズとの違いは「腰部」「バックパック」「ガトリング」の3箇所です。
ベースキット自体2020年製というだけあり、KPSが使われているなど最新ガンプラを感じる構造とプロポーションで立体化されています。
ただ元々低価格キットというのもあり、細かな色はシールで補う形となります。
この宇宙用バックパックと腰部サイド/リアアーマーが新規造形です。
それではまず違いをスッキリさせるため、HGACガンダムヘビーアームズと比較しながらどこが違うのかアップで確認していくぞ……(*´ェ`*)
遠目で見るとほとんどわかりませんが、
後ろから見ると違いがわかりやすいですね。
ビームガトリングを比較。改では、砲塔が2個に増設されています。増設にともない、フォアグリップはオミットされました。
バックパックを比較。改では宇宙用になり、バーニアも増設されているのが見て取れます。
腰部を比較。設定的には「フロントアーマーに小型バーニア」「サイドアーマーとリアアーマーのバーニアが大型化」され姿勢制御能力を強化しているとの事。
ガンプラ的には「サイドアーマー」「リアアーマー」が変更されています。
以上、変更ポイントは「ビームガトリング」「バックパック」「腰部パーツ」の3点となります。
可動域はHGACガンダムヘビーアームズと同じで、腕はそこまで上がりませんが開脚範囲は広いです。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。このあたりに変更はありません。
横、後ろから。
胴体をアップで。胸部の青いラインは、ホイルシールで色を補います。
胴体は前後はめ込み式ですが、合わせ目は段落ちモールドになっています。
マシンキャノンをアップで。胸部の黄色い部分は、ホイルシールで色を補います。
腕部は、「ショルダーアーマー」「前腕部」に合わせ目が出ます。
右腕のみ、アーミーナイフを装備しています。
アーミーナイフは展開できるぞ!
ショルダーアーマーのハッチは開閉でき、開くとホーミングミサイルが顔を出します。
新規造形のバックパックがこちら。
バーニアが増設されただけではなく、バックパック自体のデザインも変化しています。
腰部。サイドアーマーとリアアーマーが新規造形です。
股下には、スタンド用の3mm穴が空いています。
脚部は、ふくらはぎに合わせ目あり。
両脚部にはマイクロミサイルを装備。ランチャーポッドのハッチは開閉します。
足裏は肉抜きのような微妙な形になっています。
ガンダムヘビーアームズ改、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
一部新規造形の2連装ビームガトリングがこちら。
ガトリング自体は同じものが2個付属し、基部にあったフォアグリップは撤廃されました。
2連装ビームガトリングを撃ちまくるヘビーアームズ改!
ヒザを着いて射撃。
腕はそこまで上がらないものの、ヘビーアームズとしての動きには困らないぐらい動きまくるよ……(*´ェ`*)
「落ちろ!」
2連装ビームガトリングは、バックパックにマウント可能です。
外した際は、手首パーツを取り付けます。(2連装ビームガトリングを装着する場合は外す部分)
アーミーナイフを展開!
アクション!
「反撃のチャンスを与えない…」
いい感じ……。
胸部ハッチを開けば、胸部ガトリング砲が顔を出します。
全弾発射!
HGACガンダムヘビーアームズの方は一般販売されているので、改が手に入らない場合は無印アームズをチョイスするのも手だと思いますぞ↓
ついでに、旧キットの1/144ガンダムヘビーアームズカスタム(右)と比較。
……旧キットの1/144ガンダムヘビーアームズカスタムは1998年発売という事でメチャメチャ古いガンプラになりますが、このように今のガンプラ目線でも通用する造形で立体化されているのにまじでビビります……(*_*;)(もちろん色分けなどは悪いですが)
こちらのレビューもあわせてどうぞ↓
「弾がなくなったか…」
HGAC ガンダムヘビーアームズ改の感想
ということでHGACガンダムヘビーアームズ改のご紹介でした。
出来としては無印のHGACガンダムヘビーアームズと同じで、「2連装ビームガトリング」「バックパック」「腰部サイド/リアアーマー」が変化した内容になっています。
ぶっちゃけそこまで新規造形が多いわけではありませんが、一般で入手できないためテレビ版のヘビーアームズ改が欲しいモデラーさんにはマストアイテムで間違いないでしょう……(*_*)
HGACシリーズって安いものが多いので、プレバンでも手が出しやすいガンプラ価格になっているのも長所だと思いますぞ。
以上、「HGAC ガンダムヘビーアームズ改」のガンプラレビューでした!