今回は「HGUCキュベレイMk-II(プルツー専用機)」をご紹介。
※レビューと銘打ってますが、塗装したものになります
機動戦士ガンダムZZに登場し、プルツーが搭乗するキュベレイMk-II(プルツー専用機)。
赤キュベレイは一般販売されていないので、旧HGUCの白キュベレイを塗装してみました。
という事で、塗装した赤キュベレイをご紹介していきたいと思います!
旧HGUC キュベレイMk-II(プルツー専用機)
ババン。という事で、塗装した旧HGUCキュベレイMk-II(プルツー専用機)がこちら。
旧版のエルピー・プル専用機は一般発売されていますが、赤キュベレイは限定品のみになるので缶スプレーでチャチャっと塗ってみました。
追記:今の時代、REVIVE版ベースのHGUCがプレミアム・バンダイで発売済↓
赤い外装に使用した缶スプレーはタミヤ スプレーのイタリアンレッドです。
今回の赤キュベ、わたくしガンプラ初心者の頃に塗ったものなのですが重ね塗りしなくても一発で光沢感のあるツヤツヤな赤が再現できました。
非常に発色が良いので、これから塗装に手を出そうとしているモデラーさんにはめちゃめちゃオススメです!(>ω<)
あとは蛍光イエローのスプレーを使用しました。
プルツー専用機らしく、レッド・蛍光イエローとド派手な見た目になるため、キュベレイバリエーションの中でも特に目立つ配色になっています。
可動域は旧HG白キュベレイと同じで、腕は水平まで上がりますが開脚範囲はそこそこといった感じです。
手足の関節は90度ほど曲がります。
上半身は360度回転。1999年製のHGとしては中々動いてくれるイメージです。
頭部をアップで。目はシールを使いました。
顔は大きく上がります。
コックピットハッチのカバーは可動します。カバーはいつでも外す事ができるので、塗装しやすいです。
コクピットの四角い部分はグレーで要塗装です。
白キュベレイにはでかいジオンデカールが付属しないので、黒キュベレイ(旧HGUC版)に2つ付属のドライデカールの1つをこちらに貼ろうとしたのですが……
失敗したので、仕方なく持っていた適当な小さいジオンデカールを貼りましたw
ドライデカールは失敗するとやり直しがきかないので、今から作ろうと思われるモデラーさんは気をつけてくださいね……(*ノェノ;)
4つの大型バインダーはフレキシブルに可動します。
バインダー内部ですが、今回アニメの姿を再現したかったので、全面真っ黒に塗ってみました。
肩は軸接続です。
ボールジョイントのように柔軟な動きはつけられませんが、バインダーの重さで垂れ落ちてくる事はありません。
旧版キュベレイ最大の弱点ですが、腕関節のポリキャップがむき出しになります。
手首パーツは軟質素材でできています。
無理やり塗装しましたが、普通に色が乗ったので良かったです。
バリのようなものが処理しずらく、パーティングラインが消せなかったのでそのまま塗装してみました。
フロントアーマーのサブセンサー(イエロー部スリット)はマスキングテープを使いスプレー塗装しましたが、うまくいかずw
スリットの凹凸エッジが緩いので、ハセガワのプラモデル用けがき針などでくっきりさせてから塗装した方が良かったかもしれません。
脚部をアップで。足首パーツは左右はめ込み式で、合わせ目が出ます。
しかし派手なカラー設定です。
下から。股下にスタンド穴はありません。
足裏に肉抜きは無く、つま先は可動します。足裏は適当にグレーで塗ってみましたが、塗りが汚い点はご容赦のほどを……w(*ノェノ)
ニーガードは可動します。
ファンネルコンテナもここまで可動。
10基あるファンネルは、プルツー機の設定色通りパープルで塗装しました。
一応全て着脱可能ですが、展開用のエフェクトセットなどは発売されていません。(REVIVE用は発売済)
それではアクションポーズいってみます!
ビーム・ガンで攻撃するプルツー!
浮かせるとかっこよさが引き立ちますね。
てか、旧HG版なのにめちゃめちゃかっこいいっす……!(>ω<;)
バインダーを折りたためば、飛行状態のようなポーズが再現できます。
ただ、バインダーが下がる位置はここが限界でREVIVE版のように完全に折りたたむ事はできません。
「ここから先は行かさないって言ってんだよ!」
プルツーが生身でファンネル動かしてた時に未来を感じたのはわたしだけではないはず……w
塗り重ねしなくてもスプレー一本でここまでツヤツヤのキュベレイMk-IIになったのが意外でした。
あんまり手間かけてないのに満足です……w
……足裏の塗装が汚いのはナイショだぞ!
旧HG版に付属するビーム・サーベルは柄一体型のしょぼいものしか同梱しないため、サーベルは自作しました。
※HGUCジ・Oのサーベル刃とキュベレイの柄を接着
ここで問題が。本来キュベレイMk-IIは、黒も赤も三つ又のビーム・サーベルを装備しています。
ここだけは塗装するだけでは再現できなかったので、完全なキュベレイMk-IIを組みたい場合はプレミアム・バンダイ限定のMk-II(REVIVE版)が必要になる点だけはご注意を。
各色の旧HG版キュベレイとディスプレイ。
2016年にプレミアム・バンダイで発売された、HGUC 1/144 キュベレイMk-II(プルツー専用機)と比較。
プレバン版はREVIVEベースになっており、色分けや可動域などが向上しています。
アップで比較。このようにプレバン版は、無塗装でも光沢感のあるキレイな成形色で立体化されているのが特徴です。
マニピュレーターも大きくなり、指が動くようになりました。
ニーガードの内側も別パーツで色分けされており、ポリキャップむき出し問題も解決されています。
今から旧版をフル塗装する必要はないと思いますが、体型バランスは結構変わっていると思うので好みにあわなければ旧版をチョイスしてフル塗装してみるのも楽しいですぞ。
旧HGUC キュベレイMk-II(プルツー専用機)の感想
という事で旧HGUC白キュベレイを赤く塗装したキュベレイMk-II(プルツー専用機)のご紹介でした。
白キュベレイ自体下地が白いので、塗装しやすい機体になっています。
繰り返しになりますが、注意点をまとめてみますね。
①肩のジオンマーク
HGUC白キュベレイには、ジオンマークは付属しません。
↑旧HGUCキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)にはドライデカールが付属するので、そちらを使用するのがオススメです。
②三つ又のビーム・サーベル
キュベレイMk-IIは、赤・黒どちらも三つ又(および収束タイプ)のビーム・サーベルを装備しています。
現状1/144スケールで三つ又ビーム・サーベルが付属するのは以下のみのため、完璧なキュベレイMk-IIを再現するならやはり↓のリバイヴ版が必須といったところです。
サーベル再現だけ諦めれば、今回の旧版・もしくはREVIVE版を塗装するだけでキュベレイMk-II(プルツー専用機)が再現できる感じです。(肩デカールは別途ひ必要ですが)
今から買うならREVIVE版をチョイスしてしまうのが一番お手軽なので、今回の旧HGベースは「よほどのコダワリ派が選ぶガンプラの位置付け」になると思われますぞ!
以上、「旧HGUC キュベレイMk-II(プルツー専用機)」のご紹介でした!