今回は「HGキュベレイMk-II(プルツー専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムZZに登場し、プルツーが搭乗するキュベレイMk-IIのREVIVE版ベースのプレバンHGUCをご紹介。
2016年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
印象的なカラーが成形色で再現されており、エルピー・プル専用機と同様に白キュベレイには付属しない３本のビーム照射を再現するサーベルが新規で付属。
シールも専用シールになっています。
という事で、HGUC 1/144 キュベレイMk-II（プルツー専用機）をレビューしていきたいと思います！
HGUC キュベレイMk-II（プルツー専用機）
プレバン版のHGUCキュベレイMk-II プルツー専用機。
HG版のプルツーキュベレイは、なにげに昔限定版では発売されていました↓
が、↑はHGUC初期ナンバー４の旧キュベレイがベースキットになっていたので、今回ようやくリニューアル版のHGが発売された形となります。
今から1/144スケールのキュベレイMk-II（プルツー専用機）を買うなら、本キットが決定版になると思われます。
ホイルシールは、プルツー専用機のものが付属します。
ちなみに、ネオジオンのマークは「旧HG版のエルピー・プル専用機ではドライデカールが付属していた」ので、地味に劣化していたりします。（今回は普通のホイルシールで再現）
こちらが今回の売り、三つ又／収束タイプのサーベルパーツ。
それぞれ、左右分付属します。白キュベレイには付属しないパーツです。
そして完成したHGUC 1/144 キュベレイMk-II（プルツー専用機）がこちら。
本体の形状は一般販売されている新生REVIVEベースのHGUC白キュベレイと同じですが、ご覧のように成形色段階で光沢感のあるレッドが再現されています。
イエロー部も蛍光カラーが使われており、ド派手なガンプラに仕上がっている模様。
いかがでしょうか。
白や黒キュベもいいですが、プルツー専用機が一番派手だよね……(*´ｪ`*)
それでは各部細かく見ていきます！
可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。
ヒザ立ちも可能です。
腕の関節はデフォルトだとそこまで曲がりませんが、引き出すことにより可動幅がアップするギミックを搭載しています。
上半身は360度回転します。真横を向くことができるぞ！
頭部をアップで。メインカメラ（ピンクの目のような部分）は、ホイルシールで色を補います。
横、後ろから。頭部は上下はめ込み式で厳密にいえば合わせ目がありますが、一応モールドに見えるような見た目になっています。
胸部周りのケーブル類は、プラ材質です。旧HGでは軟質素材だったので、塗りやすくなりました。
胴体は前後はめ込み式で、上部と側面に合わせ目が出ます。
ただ、こちらも一応モールドっぽく見えるようなデザインになっています。
バインダーをアップで。ネオジオンのマークはホイルシールになってしまうので、ちょっぴりシール感が目立ちます。
可能なら別売りのガンダムデカールなどを貼れば、見栄えが良くなりそうですね……(*_*)
丸いスリットパーツとサブセンサー（３本の線）はイエローで色分けされていますが、下部の小さな２つはホイルシールで色を補います。
バインダーは大きく開くことができます。
内部はグレーの裏打ちパーツになっていて、モールドも細かいです。
腕部は、二の腕から下と前腕部が独立してロール回転します。
合わせ目は、前腕部外側に出ます。（内側は段落ちモールド位置）
マニピュレーターは、「武器持ち手」「指可動タイプの平手」が左右分付属します。
腰部をアップで。アーマーは微妙に可動します。
底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
腰部リア側のファンネルコンテナは、可動します。
全１０基のファンネルは着脱できます。
別途キュベレイ用ファンネルエフェクトセットを購入すれば射出状態で展示できますが、ぶっちゃけあまりオススメしませんｗ（軌道エフェクトがすぐ外れる）
基本的に脚部の合わせ目は段落ちモールド位置になっていますが、黄色いカカト部分は左右はめ込み式で合わせ目があります。
基本的な色分けは良好ですが、このカカト部のレッドはホイルシールで色を補います。
新生REVIVEベースになっているので、ニーアーマー裏側も色分け済みです。（旧HG版ではポリキャップがむき出しだった部分）
ヒザあたりの関節パーツを覗き込むと合わせ目がありますが、足裏に肉抜きはありません。
「あの敵はわかる…私は負けないよ！」
キュベレイMk-II（プルツー専用機）、出撃！
バインダーがフレキシブルに可動するので、ポーズが決まるな……。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
「子供の遊びじゃないんだよ！」
ビーム・ガンで攻撃！
ビーム・サーベルを展開！
この３本のビーム照射を再現するサーベルがMk-IIの特徴で、新規造形になります。※エルピー・プル専用機にも付属
アップで。
攻撃！
こちらは収束タイプのビームパーツ。
遠目で見ると１本に見えますが、アップで見ると３本が収束した状態なのが見て取れます。
ZZや宇宙世紀に限らず、わたしの知りうる限りアナザーのガンプラでも見たことがないデザインのビーム刃パーツになっています。
「追いかけっこはこれまでだよ！」
斬りかかるキュベレイMk-II！
バインダーを折りたためば、飛行形態のような姿が再現できます。
ここも、旧HG版からパワーアップしています。
HGUC195ベースの、REVIVEキュベレイ系勢ぞろいでディスプレイ。
白キュベレイは一般発売、今回のプルツー専用機（赤）とエルピー・プル専用機（黒）はプレミアム・バンダイ限定品になります。
旧HG版をフル塗装した状態のもの（左）と比較。
昔、スプレーで塗装してみたものになります。
アップで比較。旧HG版では、胴体のケーブル類が軟質素材になっていたので塗装に苦労した思ひ出。
マニピュレーターは進化し、大型化され指が可動するようになりました。
ニーガード内側の「ポリキャップむき出し問題」なども改善されています。
ただ体型バランスは結構違うと思うので、今回のREVIVE版ベースが好みでない方は旧版をフル塗装する選択肢もあるかな、といった感じです。
発売年の差もあり、ガンプラの出来としてはもちろん今回のプレバン版の勝っているところが多いです。
ついでに、MG 1/100 キュベレイMk-II（プルツー専用機）と比較。
MG版のプルツー専用機は、一般発売されています。（エルピー・プル専用機も）
MG版には特殊なデカールやプルツーのフィギュアも付属するので、こちらもオススメだよ！(>ω<)
わたしの好みではありますが、キュベレイ系はいまだにMG版のプロポーションが最強だと思います。
「雑魚風情が！」
HGUC キュベレイMk-II（プルツー専用機）の感想
ということでプルツーキュベレイのご紹介でした。
成形色やシールこそ違うものの、出来としてはREVIVEエルピー・プルのキュベレイMk-IIと全く同じです。
白キュベには付属しない、３本のビーム照射を再現するサーベルが最大の売りになっています。
ただネオジオンのマークがガッツリとホイルシール（いつもの普通のシール）になってしまっているので、コダワリ派モデラーさんは別途ガンダムデカールなどを買った方がいいかもしれません……(*_*)
以上、「HGUC キュベレイMk-II（プルツー専用機）」のガンプラレビューでした！
