今回は「HGサイコガンダムMk-II」のガンプラレビューです。
「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」に登場する、サイコ・ガンダムMk-IIをご紹介。
2025年発売。
全高約270mmで再現されていて、迫力のサイズ感ながらMA形態のモビル・フォートレス状態への変形が可能です。
巨大サイズなだけあり、パーツ分割により細かく色分けを再現。
「アクションベース4」「ウェポンディスプレイベース」が付属し、リフレクター・ビットの展開状態や有線サイコミュ式の前腕部の射出状態が再現できるほか、劇中シーンをイメージした半壊状態の頭部パーツも付属します。
ということで、HGサイコガンダムMk-IIをいつもより画像数多めで徹底的にレビューしていきたいと思います!(>ω<)(いつもより文章量も多いので、画像だけ流し見でもOKだよ……)
HGUC 1/144 サイコ・ガンダムMk-II
ドドン。ということでついに発売されたHGサイコガンダムMk-IIですが、ボックスサイズが一般的なHGのものと比べバカでかく、厚みもあります。(HGCE 1/144 デストロイガンダムと同じ箱サイズ)
これ店舗で買って持って帰るのはめちゃ大変だと思うので、ネットでの購入をオススメするぞ!w(>ω<;)
価格は11,000 円(税10%込)です。
ホイルシールがこちら。シールはツインアイ部と、メガ・ビーム砲の砲口部分に使う黒いものが付属します。
ちなみにツインアイ部は使うか使わないか選択式で、シールを使わずともキレイに仕上がります。※後述
余剰パーツがこちら。
使わない分のビーム刃や、ランナー都合で余るアンテナ、HG 1/144 ティフォエウスガンダム・キメラの一部パーツが余る感じです。
そして完成したHGUC 1/144 サイコ・ガンダムMk-IIがこちら。
ということで、まずは設定をおさらい!
ポリキャップは不使用で、図太いKPS関節で再現されておりカチっとポーズが決まります。
接地性は、及第点といったところ。
お尻付近のパーツをスライドさせれば、アクションベース用の穴が露出します。
スタンドを使わなくても自立しますが、結構重たいガンプラなので経年で関節が緩んでくる可能性はありそうです。長期間飾っておく場合は、スタンドで支えて展示した方が安全だと思われます。
ちなみに本キットには「アクションベース」のほかに、「ウェポンディスプレイベース」も付属します。
HGUC 1/144 ゼータガンダム(GUNPLA EVOLUTION PROJECT)、HGUC 1/144 ダブルゼータガンダムと並べ、大きさを比較。
全高約270mmということで、めちゃデカい……!(>ω<;)
頭部をアップで。ご覧のように色分けが超優秀で、最近のガンプラなだけあり再現度も高いです。
頭部は後ろ向きにつけたあと前へ回転して持っていき、ロックする仕様。
ちなみに、内部パーツも作り込まれているコダワリっぷりです。
超アップで。細かく色分けされているうえ、ツインアイ部はメタリック調のピンクパーツが使われており、シールを貼らなくてもOKです。
頭部メガ・ビーム砲(額の赤いパーツ)はかなり細かいので、紛失にはご注意を!(>ω<)
劇中シーンで特徴的な、ダブルゼータガンダムに斬られた半壊状態の頭部パーツも別で付属します。
動力パイプや後頭部のバーニアも、しっかり再現されているよ!
同梱するウェポンディスプレイを使用することで、単体で展示できます。
胴体をアップで。
襟部や赤い部分も、パーツ分割によりしっかり色分け済みです。
もっとアップで。
腹部メガ・ビーム砲も色分けに秀でており、ディテールも細かいです。
バックパックまわりも色分けが優秀で、
左右のユニットを引き下げ、収納状態のリフレクター・ビットを格納することができます。(左右で計4つ格納可能)
このリフレクター・ビットまわりについては、後述します。
肩部など全身には、メガ・ビーム砲を搭載。
この砲口の黒い部分に、シールを使います。
腕部は先に発売されたHG 1/144 ティフォエウスガンダム・キメラにも同梱していたランナーが使われていますが(ランナー表記はサイコガンダムMk-IIだった)、一部本来のパーツ形状を交えて再現されています。
前腕部外側のパーツを引き上げて、
ここにシールドを装着することができます。
シールドはガッチリと取り付けられ、ロール回転するうえ裏側の形状も細かいです。
軸自体を引き起こすこともできるので、ポーズ幅も広いぞ!(>ω<)
また、このように分離して……
モビル・フォートレス形態時で再現する形状に変え、
肩部に取り付けることもできます。
これは、プラモデルのオリジナルギミックとなります。
ハンドパーツは指がすべて可動するうえ、親指以外は第二関節と第三関節が曲がります。
また、指部ビーム砲の砲口も細かく造形されています。
両腕部は手首ブロックを引き出し、角度を変えることで……
ビーム・ソード展開状態が再現できます。
この露出したビームパーツを取り付けるパーツは、ティフォエウスガンダム・キメラから本来の形状に変更されています。
攻撃!
ビーム・ソードのエフェクトパーツは2つ付属するので、
両腕とも展開することができます。
ちなみにこの巨大なビーム刃パーツは、HGBD:R 1/144 ν-ジオンガンダムのハイメガサーベル用のものが流用されていたりします。

腰部の色分けも優秀で、
赤い部分はもちろん、地味な側面の黄色い部分も色分けされています。
ドデカい脚部。こちらも、パーツ分割により細かく色分けされています。
赤いパーツは、内部のスリット形状も細かく再現。
腰部底面と、足裏をアップで。
足裏に肉抜きはなく、バーニアの色分けも細かいです。
「アーガマを沈めて、ハマーン様への手土産にしよう」
サイコガンダムMk-II、現る!
それでは武装ギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!
両腕の射出状態を再現するための、リード線が使われたパーツがこちら。
両腕分付属します。
前腕部は分離でき、装甲下部のパーツをスライドさせると3mm穴が露出し、ウェポンディスプレイに展示することができます。
前腕部を射出!
この状態でハンドパーツを折りたたみ、先程のようなビーム・ソードを取り付けることもできます。
ビーム刃も付属し、指に取り付けることでビーム発射状態を再現することもできます。
指部ビーム砲を発射!
「このサイコガンダムなら、お兄ちゃんを救うことが出来る!」
リフレクター・ビットは同梱するウェポンディスプレイベースに接続することで、射出状態が再現できます。
一応収納時のパーツと組み替えることで、先端が開いていない状態を再現することも可能。
展開/収納状態のリフレクター・ビットは、10基付属します。
リフレクター・ビット射出状態でディスプレイ。
大迫力!(>ω<;)
それではMA形態(モビル・フォートレス形態)に変形させてみます。
まずは胸部前面パーツと腹部を引き出し、
アンテナを折りたたみ、頭部を収納します。
後ろのパーツを前へ持っていき、
スポッとはめこみます。肩部上にあるパーツも、引き上げます。
腰まわりのアーマーを動かし、
脚部をいじります。
この画像では見えないですが、股間部底面の前面バーニアを引き出すことでロックが解除され、外側に開けるようになります。(開いたあと戻してロック)
モモ前面のパーツを引き上げ、脚部を動かします。
このように折りたたみ、腰部サイドアーマーとカカトのパーツをロック。
この前側バーニアも、引き出して再現します。
細かなギミックだな……(*_*)
あとは肩まわりのパーツを前面に持っていき、手首を収納します。
最後にシールドを取り付けるなどすれば……
MA形態、モビル・フォートレス状態へ変形完了です。
この状態でも、アクションベース4に対応します。
ビームエフェクトパーツを取り付けることもできるぞ!(>ω<)
HGUC 1/144 サイコガンダム(塗装済)と比較。
サイコガンダムは2004年に発売、お値段は5,500円(税10%込)と今回の半額でリリースされています。

Figure-rise Standard プルツーとディスプレイ。

ロザミア・バダム搭乗機でディスプレイ。(シールドつけちゃった)
※「HGUC 1/144 ギャプラン(塗装済)」「HGUC 1/144 バウンド・ドック」


最後に、プルツーとHGUC 1/144 キュベレイMk-II(プルツー専用機)とディスプレイ。

その他関連がありそうなガンプラレビューは、↓からどうぞ。


「子供の遊びじゃないんだよ!」
HGUC 1/144 サイコ・ガンダムMk-IIの感想
ということでHGサイコガンダムMk-IIのご紹介でした。
まず感じたのは、関節強度がちょうど良い感じのキツめ設計になっているので、巨大ガンプラながら非常に動かしやすいし変形させやすいキットに仕上がっていた点。
ただ経年により関節強度が弱まってくる可能性があるので、展示する際は同梱するアクションベース4を使う方が安全だと思われます。
あとサイズがデカいというのもあり、色分けも超優秀です。
しかも半壊した頭部まで同梱するというサービスっぷりなので、このクラスのガンプラになると不満点が見当たりません……(*ノェノ)
唯一の弱点は、その入手しにくさぐらいでしょうか。サイコガンダムMk-II好きにはマストアイテムで間違いないでしょう……。
以上、「HGUC 1/144 サイコ・ガンダムMk-II」のガンプラレビューでした!