今回は「HG RX-78-02 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島に登場するHG RX-78-02ガンダムの、ククルス・ドアンの島版をご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
ホワイトベース隊所属を示す部隊章などが印刷された、新規の水転写式デカールが付属。
ランナーは「中期型ガンダムのイメージカラー」で再現されており、頭部から足先に至るまで成形色が刷新されています。
という事で、HG RX-78-02ガンダム(ククルス・ドアンの島版)をGUNDAM THE ORIGIN版との比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HG RX-78-02 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)
ドアンガンダムのバッケージがこちら。
映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の、劇場キービジュアルを使用したフルカラーパッケージになっているのに興奮するぞ……!(>ω<;)
あまり調べないで脊髄反射で購入したんですが、中身は一般販売されている「HG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」のリデコキットになっていましたw
基本的な組み立て書とホイルシールはHGのオリジンガンダムと同じものが付属しますが、追加で白黒のデカールガイドの紙が一枚と
↑新規の水転写デカールが付属するのが、本キット最大のセールスポイントです。
ガンダム自体の成形色も変更されているので、そのあたりの比較はこのあと解説していきますね。
という事で、付属品も色以外HGオリジンガンダムと全く同じです。
※「ビーム・ライフル(中期型)」「ビーム・ライフル(前期型)」「ハイパー・バズーカ」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「手首パーツ」
オリジンガンダムの長所を引き継いでおり、豊富な手首パーツが付属します。(左右の「武器持ち手」「銃持ち手」「平手」の計6つ)
あとはバズーカをマウントするためのパーツや、バルカン展開用パーツが付属。
前期型/中期型のパーツや、余剰パーツもあります。
そして完成したHG RX-78-2 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)がこちら。
基本ランナー的にはHGのオリジンガンダムと全く同じですが、成形色が緑がかった中期型劇中アニメカラーに変更されており、新規の水転写デカールが付属するのが本キットの売りとなります。
今回は劇中通り、中期型で組んだ状態でレビューを続けていきますね。
まずは一般販売されているHG RX-78-2 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版/左)と比較していきます。
パッと見でおわかりいだたける通り、今回のドアン版では白い装甲が緑がかった成形色に変更されているのが見て取れます。
レトロな雰囲気を感じつつ、劇中アニメ色に仕上がっている感じです。
アップで比較。その他、ホワイトベース隊所属を示す部隊章が印刷された水転写デカールの有無が違いになります。
※今回全部は貼っていませんが、目立つ部分は貼ってみました
ランドセルを比較。このように、グレー部分の色合いもかなり変化しています。
あなたはどちらのカラーがお好みかな……?(*_*)
シールドを比較。オリジン版ではオレンジっぽかったレッド部分も、ハッキリとしたレッドで再現されています。
違いをスッキリさせたところで、今回のドアンガンダムのレビューの続き行ってみます。
それでは各部細かく見ていきます!
頭部をアップで。バルカンのイエローは、内部からパーツが露出する形で色分け済みです。
ツインアイ自体もイエロー成形になっているので、溝をスミ入れペンで塗りつぶせばシールがなくても簡単に色分けが完結します。
アンテナ先端には、安全フラッグあり。
デカールを貼った部分をアップで。……なんか浮いてきているので撮影しながら貼り直しましたw
水転写デカール部分をアップで。
シールドのデカールもアップで。
ちなみに、確か劇中では下半身のデカールは貼られていませんでした。
劇中超再現派モデラーさんは、映像を見ながら貼るところと貼らないところをチョイスするのもアリだと思いますぞ。
シールドは前後に伸縮し、上下逆に持たせることもできます。
上半身はブロック構造になっていて、かなりエグい動き方をしますw
このあたりはさすが、HGのオリジンクオリティといったところです。
股間中央のV字イエローは、シールです。
ヘリウムコア(黄色い四角)は、前後とも別パーツにて色分け済みです。
股下には、スタンド用の3mm穴が空いています。
ふくらはぎのカバーは展開可能。
足裏に肉抜きはなく、つま先部分が独立して可動します。
「ボクも出るんですか……?」
アムロ、中期型ガンダム出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
中期型ビーム・ライフルがこちら。
前期型と比べると、馴染みのあるビーム・ライフルデザインです。
黄色いパーツは色分け済みで、濃いグレーのピンを引き出せば腰部リアアーマーにマウントすることができます。
ヒザを着いて射撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
こちらはハイパー・バズーカ。グリップを引き出せるので、違和感なく持たせることができます。
左の銃持ち手が付属するのも特徴で、バズーカのみならずライフルを持たせることもできます。
手を添え、バズーカをぶっ放すガンダムの図。
本体の可動域がかなり広いので、派手なポーズがガンガン決まります。
ビーム・ライフル+ハイパー・バズーカを持たせてパシャリ。
ランドセルのサーベルグリップは着脱可能で、腕関節が曲がりまくるため収納状態のグリップをつかむことができます。
ガンダム、ビーム・サーベルを抜刀!
ドアンザクと交戦するガンダム!!
映画見に行きましたが、マジでファーストファンにはたまらない内容になっていました……(特にBGMw)
カッケェ!(>ω<;)
もちろん前期型のパーツも全て付属するので、前期型ビーム・ライフルが付属したり
前期型ガンダムに組み替えることも可能です。(↑画像は一般発売のHGオリジン版ガンダム)
「成形色」「水転写デカールの有無」以外はオリジン版と全く同じなので、今回解説しなかった前期型や可動域などの解説は↓のレビューでどうぞ。
最後に、オマケで何枚かいってみます。
平手パーツが左右分入っているのがヨイ……(*´ェ`*)
ザバァン……(波のエフェクトは別売り品↓)
同じプレミアム・バンダイ限定の、HGドアン専用ザクとディスプレイ。
ドアンザクの方はその特徴的な頭部を中心に、新規造形ランナーが付属します。
ぶっちゃけドアンザクの方が魅力的な内容になっているので、どちらか片方を選ぶ場合はHGドアン専用ザクの方がオススメです。
「ボクも行きます!」
HG RX-78-02 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)の感想
ということでククルス・ドアンの島版ガンダムのご紹介でした。
繰り返しになりますが、内容的には一般発売されているHG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)の色替え+水転写デカール追加モデルのため、プレバン品としてのお得度は薄いかもしれません。
ただ成形色が緑がかったカラーに変更された影響は結構デカく感じたので、パチ組み派モデラーさんにとっては嬉しいアイテムになっていると思います。(水転写デカールもついてくるし)
プレバン品とはいえ映画作品のガンプラなので、再販回数は多くなることが予想されます(今4次予約受付中)。転売屋から買う必要のない系の筆頭ガンプラだと思うので、そのあたりは注意してくださいね。この記事執筆時点ではまだ予約受付中なので、気になる方はドアンザクとの同時購入がオススメです。
最後にさっき気付いたんですがEXモデルの1/144ガンペリーが今、プレバンで普通に予約できるみたいです(*_*;)↓
1/144ガンペリーは結構プレミア化していたので、ククルス・ドアンの島にハマったならこの機に一気買いがオススメだぞ!(>ω<)
以上、「HG RX-78-02 ガンダム(ククルス・ドアンの島版)」のガンプラレビューでした!