今回は「EXモデル ドップファイター」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムに登場する、ジオン公国軍の大気圏内用戦闘機ドップをご紹介。
2001年発売。
1/100と1/144の2スケールがセットになっていて、1/100の方は翼の折りたたみ機構を搭載しています。
キャノピーにはクリアパーツが使われているほか、設定通り両スケールともランディングギアの収納が可能です。
という事で、EX MODEL ドップファイターをレビューしていきたいと思います!
EXモデル 1/100・1/144 ドップ ファイター

EXモデルシリーズで立体化されている、ドップさん。
HGシリーズなどとは違い、EXモデルシリーズという事で価格は3,300円(税10%込)と少し高めになっています。
結構再販を繰り返しているイメージなので、そこまで入手しづらさのない古めのキットだと思われますぞ。

ホイルシールがこちら。
1/144スケールの方のキャノピー部分を補うもののみ付属します。

こちらが完成した1/144ドップ(左)と、1/100ドップ(右)。
設定的にはジオン軍が地球侵攻を考えて開発した大気圏内用の小型戦闘機で、ドーム状のキャノピーを持つことにより有視界戦闘時において広い視野を獲得した機体となります。

1キットにスケール違いのものが付属するのって、結構珍しいですよね。
それではそれぞれ単体ごとに見ていきたいと思います!
1/144 ドップ

まずは1/144スケール版から。
パッと見でおわかりいただける通り、小さいながらEXモデルらしい高密度なディテールで再現されているのが見て取れます。(色分けは死んでますが(*ノェノ))

ドーム状のキャノピーには無色のクリアパーツが使われていますが、1/144スケール版は緑のフチをホイルシールで補うことになります。

中はこんな感じで、小型の1/144スケールながらコクピットまわりが細かく造形されています。
このあたり、塗装しがいがありそうな部分ですね。

横から。

翼をアップで。一部、接着剤推奨です。

後ろのバーニアをアップで。

バーニアをとっても、根本部分が細かく造形されています。

前輪と後輪は展開できます。
指でカバーの端っこを押し込むようにして引き出します。
1/100 ドップ

そしてこちらが1/100スケール版のドップ。
さすがにスケールが上がった事で、1/144よりもクオリティが上がっています。

まずはこのキャノピー部ですが、ご覧のとおり1/144版ではシールだったフチ部分が緑で色分けされています。

また、コクピット下部にもクリアパーツが採用されていて、パワーアップしています。

アップで。

この主翼部分ですが、

1/100スケール版では折りたたんだ状態も再現できます。
差し替えではなく、主翼はそのまま動きます。

バーニア部をアップで。

もちろん、こちらも前輪と後輪が展開できます。

スケール違いを並べてパシャリ。
浮かせた状態で飾りたいですが、本キットはスタンドに対応していません。(↑は無理やりひっつき虫で展示しています(*_*))

このレトロ感ただようファーストのデザイン、タマリマセン……(>ω<;)
主翼先端とかが「ピンッ」ってなってるの、なんかいいよね……。

横から。

ホワイトベース隊と交戦!




あっさりとやられるドップの図。

EXモデル 1/144 ガルマドップと比較。
ガルマドップの方は1/144スケール単品版のみがリリースされていて、成形色が違いますが造形自体は同じです。


ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2ガンダムと、1/144ドップの大きさを比較。


MG 1/100 RX-78-2 ガンダム(Ver.3.0)と、1/100 ドップの大きさを比較。


ジオン軍の、色々なEXモデルシリーズと一緒にディスプレイ。





EXモデル 1/100・1/144 ドップ ファイターの感想
ということでドップセットのご紹介でした。
EXモデルらしく造形自体ディテールが細かいですが、グリーン+無色クリアの2色成形になっているため塗装前提のモデルである点はご注意を。
ただドップの場合、設定色の段階で色数が少ないので塗るのはカンタンだと思われます。(コックピット内部、車輪、一部翼パーツなどが要塗装)
本キットの場合、1/100スケールのドップが入手できるのが売りで間違いないので、マニアックなジオン軍の戦闘機をコレクションしたい方にはオススメです。
以上、「EXモデル 1/100・1/144 ドップ ファイター」のガンプラレビューでした!









