今回は「MGガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光に登場する、ガンダムサンドロックEWのアーマディロ装備をご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
新規造形である「増加装甲アーマディロ」の展開・及び着脱ギミックが搭載されているほか、カトキハジメ氏デザインの水転写式デカールが付属します。
ということで、MGガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)
ということでサンドロックのアーマディロ装備ですが、ガンプラ的には2011年に一般で発売された「MG 1/100 ガンダムサンドロックEW」にアーマディロ分の新規ランナーを足した内容になっているのが特徴です。
本キットで通常サンドロックを組む方はいないと思いますが、完全版のような内容になっています。
価格は6,380円(税込)です。
ホイルシールのほかにカトキハジメ氏デザインの水転写デカールが付属するのも、本キットの売りの一つです。
1/100 カトル・ラバーバ・ウィナーのフィギュアに、違いはありません。
そして完成したMG 1/100 ガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)がこちら。
通常サンドロックEWとの違いは、「肩部(およびシールドブースター)」「バックパック」の2点です。
増加装甲ついただけで、かなりイメージ変わりますね……(*_*;)
サンドロックEWのMG自体2011年製ですが、柔軟には可動しないもののそこまで古さを感じないクオリティでできているため非常にかっこいいです。
背部のバックパックは、大型化されています。
まずは通常サンドロックEWと比較し、どこが変わったのかを画像で見てスッキリさせていきます。
一言で言えば増加装甲の有無と、
このバックパックです。
本キットには元キットのランナーはすべて同梱するので、通常サンドロックEWに組み替えることもできます。
※↑しか余りませんが、バックパックは通常バックパックのパーツに新規パーツを組み入れながら作る方式です
それではアーマディロ装備を、じっくりと見ていきますぞ!(>ω<)
違いはありませんが、頭部をアップで。
超アップで。バルカンは別パーツで色分け済みです。
もちろん、トサカ部の色分けもバッチリ。
今回の新規造形、増加装甲のアーマディロがこちら。
↑のように肩部上側のパーツが新規造形になっていて、アーマーディロとは凹凸接続となります。
ガッチリ装着できるので、ポロリの心配はありません。
装着した状態がこちら。
頭部の左右についているパーツごと覆うことになるので、肩を前後に動かすことはほぼできません。この可動面が、本キット最大の弱点になります。
前側のパーツは微妙に動きますが、ほぼ固定と思ってOK。
ご覧のように、色分けは優秀です。
コックピットハッチは開閉します。
中はこんな感じで座った状態のカトルフィギュアを乗せますが、組み上げてしまえばほぼ見えなくなります。
各部アップで。
指交換パーツは、「握り手」「平手」「武器持ち手2種」の4種類が付属します。
側面には、シールドブースターを搭載しています。
設定的にマグアナックのシールドを改造したものなので、マグアナック臭を感じる面白いデザインになっているよ……(*´ェ`*)
内側。ご覧のように色分け、ディテールともに優秀です。
補助ブースターをアップで。
後ろ側のパーツは開閉するほか、
シールドブースター自体の角度を変えることもできます。
こちらも新規造形の、バックパック。
大型化され、パーツが追加されました。
上側には、ヒートショーテルをマウントできます。
このようにヒートショーテルを接続後、パーツを上に倒して固定します。
ヒートショーテルをアップで。
ほか、下半身などの本体部分は通常サンドロックEWと共通です。
ヒザを曲げた際に露出するフレーム部には、合わせ目があります。
フレームはABS樹脂製です。
足首付近は、細かくブロック分割されています。
底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、アクションベースに対応します。
足裏に肉抜きはありません。
ガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
サンドロック、
ヒートショーテルを装備!
刃パーツは、赤熱化したクリアレッドのパーツに交換することができます。
ジャキッ……。
斬りかかるサンドロックEW(アーマディロ装備)!
肩はほぼ動かすことができないので、ぶっちゃけアクションポーズは苦手ですw
一応腕をこのあたりまで広げれば、いくつかのポーズは試せるといった感じ。
ヒートショーテルは、連結させることができます。
ビームマシンガンは、グリップを引き起こしストックを倒すことができます。
ただ増加装甲に当たるので、アーマディロ装備ではそこまで派手な動きをつけることができません。
もちろん、シールドも付属します。
こちらもアーマディロ装備がゴテついているため、装備はさせづらい感じ。
ビームマシンガンで攻撃!
シールド先端のクローは引き出すことができ、角度を変えることができます。
また、ヒートショーテルをシールド裏に取り付けてクロスクラッシャーを再現することもできます。
ただご覧のとおり、アーマディロ装備だと結構無理やり感は出ちゃいます。
シールド側面には、ビームマシンガンをマウント可能です。
ビームマシンガンは腰部リア側にもマウントできるのですが、
今回の大型化されたバックパックを取り付ける際に、邪魔になる感じです。
※↑では一応バックパックをつけていますが、かなり無理な感じになるので実際はビームマシンガンをマウントできない位に思っておいた方が無難
ベースキットのMG 1/100 ガンダムサンドロックEWのレビューは、↓からどうぞ。
通常版は一般で入手可能なので、「敗者たちの栄光知らんしな……」という方はこちらをチョイスするのもアリだと思いますぞ。
MG 1/100 ガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)の感想
ということでアーマディロ装備のガンダムサンドロックEWのご紹介でした。
今回の弱点はズバリ、アーマディロを装備させると著しく肩可動が低下する1点だと思います。
デザイン的に胴体上のパーツごと覆うことになるので、肩を前後に動かすのはほぼ無理だと思ってOK。ビームマシンガンやシールドまわりを持たせて動かすのも、同様に苦手となります。
長所はゴテついた増加装甲の迫力がある点で間違いないので、可動に重きを置かないサンドロックEWファン・もしくは敗栄ファンにはオススメなプレバン品、といったところ。
実際通常サンドロックEWと並べるとこちらの方がボリュームが増して強そうに見えるので、敗栄仕様のサンドロックEWが欲しいファンにはオススメだと思います。
以上、「MGガンダムサンドロックEW(アーマディロ装備)」のガンプラレビューでした!