今回は「BB戦士ムシャドライセン」のガンプラレビューです。
SD戦国伝に登場する、武者ドライセンをご紹介。
1989年発売。
BB戦士No.3のドラクンを流用したBB戦士オリジナルキャラクターに仕上がっており、武者ドライセンはもちろんドラクンを再現することもできます。
ということで、超レトロBB戦士のムシャドライセンをレビューしていきたいと思います!
BB戦士 ムシャドライセン
青バンダイマーク、再販版のムシャドライセンさん。
ガンプラ的にはBB戦士超初期ナンバーである「No.3ドラクン」のリデコキットとなり、新たに「頭部」「肩の鎧」「刺股・金棒・薙刀」が新規造形で同梱する内容になっています。
価格は脅威の330円(税込)ですw
この頃のボックスアート、イラストがめちゃめちゃいいよね……。
コミック調で懐かしさが込み上げますw
組み立て書には武者ドライセンの解説が記載。
悪沈一族キュベレイに使える武者で、豪快で勇ましい性格とのこと。
シールは、分厚くてお世辞にも粘着力が強いとは言えないものが付属します。
肩のシールは100%剥がれてくるので、ここは塗装必須ポイントだと思います。
一応、目や胸部のシールは1ヶ月ぐらいしても剥がれてきませんでした。
こちらが全内容物。3枚のランナーに、スプリングが付属します。色は潔い2色成形ですw
右下の濃いブルーの小ランナーが、今回の新規造形部分です。
そして完成したBB戦士 武者ドライセンがこちら。
ご覧の通りほぼドラクンではあるのですが、頭部が武者ドライセンのデザインに変わっていて肩鎧が追加されているのが特徴です。
色分けは死んでいるので、今の時代塗装前提のBB戦士という点はご注意を。
(あえてパチ組みで飾るのも乙かもしれませんが)
背部はドラクンのトライブレードを外し、新たに武器マウント用のパーツを取り付ける仕様です。
ちなみにドラクンを組むこともできるので、そのあたりは後半で解説しますね。
頭部をアップで。目は瞳ありとなしからの選択式で、黒いシールの上に瞳シールを貼ります。
額には「怒」文字のシールを貼ります。
このあたりは曲面ではないので、シールが剥がれてくることはありませんでした。ただ貼ってから1ヶ月ほどしか経っていないため、経年で剥がれてくることがあるかもしれません。
「怒」部分のみ貼って塗装した方が無難かな?
胸部には黄色いシールを貼ります。
あとは一切色分けされていませんw
肩の鎧は新規造形ですが、ちょっとポロリしやすい印象です。
そして、ここのシールは100%剥がれてきます。
何かしらの方法で粘着力を強めるか、いっそのこと塗装してしまうのがオススメです。
シンプルな底面。
レトロBB戦士ということでほぼ全身に合わせ目が出るため、合わせ目解説は省略させていただきますね。
新規造形の武器類がこちら。
左から、「刺股」「金棒」「薙刀」をマウントできます。
ナギナタを構える武者ドライセン!
攻撃!
金棒を装備。
刺股を装備。
ほぼ動かないので、アクションポーズは以上となりますw
それではドラクンを再現してみます。
本キットにはベースキットのドラクンパーツが同梱するので、
このようにドラクンを再現することができます。
バズーカをアップで。
中にスプリングを仕込む構造で、ツマミを動かせば弾丸を発射することができます。
弾丸も付属します。
バズーカをぶっ放すドラクン!
もちろん、武者ドライセンにも持たせることができるぞ!
BB戦士 ムシャドムに同梱するドンと比較。
BB戦士 ムシャドムと比較。
流用はありません。(スプリングとか細かいものを除いて)
このあたりのレトロキット、クッソ安いしたまに組みたくなるんだよね……。
HGUC 1/144 ドライセンと比較。
ドライセンのHGUC版は2014年発売と、ZZ系HGの中では比較的新しい時期にリリースされています。(HGUCのザクIII改とか1999年発売なので)
HGUC版オススメなので、こちらのレビューもあわせてどうぞ。
「おまえの首はもらった!」
BB戦士 ムシャドライセンの感想
ということでBB戦士ムシャドライセンのご紹介でした。
↑こちらがボックス側面に印刷されていた、塗装後の姿。
動力パイプ部など細かなところを、チマチマと筆塗りするのも面白そうですね。
↑こちらはドラクンの塗装例。
レトロBB戦士ということでメチャクソ安いので、気になる方は気軽に購入して筆塗りの練習台とかで使うのがオススメですぞ。
以上、「BB戦士 ムシャドライセン」のガンプラレビューでした!