今回は「BB戦士209 νガンダム(HWS仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSV(CCA-MSV)に登場する、HWS(ヘビー・ウェポン・システム)装備のνガンダム、Gジェネ版をご紹介。
2000年発売。
HWSが付属し、HWS仕様のνガンダムが再現できるほか、通常のνガンダムを再現することもできます。
ということで、BB戦士νガンダム(HWS仕様)をレビューしていきたいと思います!
BB戦士209 νガンダム(HWS仕様)
HWSのνガンダム。本キットは他のBB戦士との流用はなく、「唯一HWS仕様のνガンダムが再現できるSDガンプラ」というのが売りになっているぞ!(>ω<)
価格は550円(税10%込)です。
νガンダム状態なら、今の時代より最新のEXスタンダード版が発売されているので、より新しいνガンダムが気になる方は↓のレビューをどうぞ
組み立て書にはフル塗装例のνガンダムや、GジェネF中での設計・開発プランが掲載されています。
シールの量は少なめです。アムロのマークなどが印刷されています。
νガンダム
まずは普通のνガンダム状態から見ていきます。
今の時代、νガンダムはより新しいBB戦士No.387版やSDEX版が発売されていますが、今回はGジェネシリーズのデザインに合わせて立体化されている+HWS仕様が再現できるモデルという感じです。
なかなか良い造形ですね。バンダイさん、νガンは絶対気合入れてリリースしてるよね……。
それでは各部細かく見ていきます。
頭部をアップで。ツインアイは、瞳無しのシールのみ付属します。
Gジェネ系は基本そこまで色分けが良くないですが、今回は気合いが入っている感じ。
このように、胴体まわりの色分けも良好です。いつもならシールになりそうな腰部ホワイトが、別パーツで色分けされています。
ただ、股間中央のV字はイエローで要塗装です。
ヒジ関節は、曲がります。
底面。足裏はつま先に少し肉抜きがありますが、いつもよりは少なくモールドが細かいです。
股下にスタンド用の3mm穴は空いていません。
背部には「フィン・ファンネル」「ニュー・ハイパー・バズーカ」「ビーム・サーベル」を搭載。
ただサーベルはダミーで、持たせる場合は別パーツを使います。
「νガンダム、いきます」
νガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルは紺色1色1パーツ成形で、左側面に肉抜きがあります。
シールドも1パーツです。表面にシールを貼ります。
左腕は予備のサーベル・ラックを装備していますが、スペア・ビーム・サーベルを引き抜くようなギミックはオミットされています。
「当てる!」
ビーム・ライフルで攻撃!
後発組のSDもいいですが、こう見てみるとGジェネ版も捨てたものではないな……(*_*)
ニュー・ハイパー・バズーカも1パーツ成形で、左側面に肉抜きがあります。
バズーカをぶっ放すアムロ!
ビーム・サーベルもホワイト1色1パーツ成形です。
バズーカ含め、このあたりは要塗装です。
「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる!」
νガンダム(HWS仕様)
それでは本キット最大の売り、HWS(ヘビー・ウェポン・システム)仕様に切り替えてみます。
切り替えはカンタンで、↑枠のアーマーを上からかぶせて
腰部リアアーマーにも増加装甲を取り付けます。
あとはシールドをハイ・メガ・シールドに交換し、
ハイパー・メガ・ライフルを持たせれば完了です。
ハイパー・メガ・ライフルも1色1パーツ成形で、左側面に肉抜きがあります。
ドドン。完成したHWS仕様がこちら。
カンタンなので、いつでも切り替えできます。
HWS仕様が再現できるのが、他のニューガン系SDキットにはない魅力といったところです。
前面に増加装甲を取り付ける都合上、腰を捻れなくなる点はご注意を。
νガンダム状態にし、RG 1/144 νガンダムとディスプレイ。
「BB戦士387 νガンダム」「EXスタンダード(SDEX)νガンダム」と比較。
BB戦士のNo.387は2014年発売、SDEX版は2020年発売なので、本キット(2000年発売)はこの中では一番古いνガンダムになります。
BB戦士版、SDEX版も出来がいいので、こちらもオススメだよ……↓
個人的には、フィン・ファンネルの射出エフェクトパーツや89式ベースジャバーが同梱するBB戦士387版がオススメです。
SDGFガンイーグル、天翔竜 孔明νガンダム、武聖関羽雲長νガンダムなども混ぜ、色々なνガンダム系のSDキット勢揃いでディスプレイ。
BB戦士209 νガンダム(HWS仕様)の感想
ということでBB戦士209 νガンダム(HWS仕様)のご紹介でした。
前述したとおり、νガンダムのSDキットは今の時代「BB戦士387版」「SDEX版」も発売されているので、本キット最大の売りは「HWS仕様が再現できる」点で間違いないでしょう。
かなり古めのBB戦士ながら、今回ご覧のように普通に出来がいいので、HWS仕様もオススメですぞ。
以上、「BB戦士209 νガンダム(HWS仕様)」のガンプラレビューでした!