今回は「BB戦士 獣破頑駄無(ジュウハガンダム)」のガンプラレビューです。
超SD戦国伝 武神輝羅鋼に登場する、獣破頑駄無をご紹介。
1996年発売。
オレンジメッキパーツが採用されているほか、肩パーツを展開することで「疾風闘刃形態」が再現できます。
ということで、BB戦士ナンバー159の獣破頑駄無をレビューしていきたいと思います!
BB戦士 獣破頑駄無
大将軍つきの御庭番であり、武零斗忍軍・疾風の化身忍者、獣破頑駄無さん。
モチーフ機体がガンダムヘビーアームズ改ということで、肩部の展開ギミックやビームガトリングっぽい回転手裏剣砲が特徴的なデザインで再現されているぞ!(>ω<)
価格は550円(税10%込)です。
組み立て書がこちら。この頃のBB戦士って、イラスト多彩で設定が細かく解説されているのがイイ感じだよね……。
シールは、肩の内部に貼るホログラムシールとホイルシールの2種類が付属します。
軽装タイプ
まずは軽装タイプから見ていきます。
今回面白いのは、軽装タイプ段階でギミックが搭載されている点です。(詳しくは後述)
忍者ということで、額当て・楔帷子系のデザインに仕上がっています。
また、ガンダムヘビーアームズ改モチーフということで、軽装タイプ時の胸部がガトリング砲っぽいデザインになっているのがタマリマセン。
※鎧を装着させたあとの胸部は、ハッチ展開ギミックはなし
後ろ側。
頭部をアップで。口先端のレッドは角張った面にシールを貼るので、ここは塗装推奨ポイントです。
画像ではわからないのですが、頭頂部の肉抜きをシールで覆う強引な仕様になっている点はご注意を。気になる方はパテ埋め+塗装必須といったところ。
底面。後に紹介する、白虎丸を再現する時に内部の足を引き出します。
腰部リア側には穴が空いていて、疾風剣をマウントすることができます。
闘刃の鎧(台座)
鎧と武器はこのように、台座のようにまとめておくことができます。
砲台っぽくも見えるデザインですね。
武者形態
それでは鎧を着せ、武者形態を再現してみます。
前面の鎧は紺色1色1パーツ成形で、ここに限りませんが細かな色はシールを使います。
背部にパーツを取り付け。
肩鎧を装着。ヘビーアームズっぽさが出てきました。
左肩には、盾を取り付けることができます。
兜飾りには、オレンジメッキパーツが使用されている豪華な作り。
ただこの立物パーツは接続がちょい緩?な気がしたので、ご注意を。撮影中、何度か傾くことはありました。
「変幻招来!!」
獣破頑駄無の武者形態、再現完了!
いい感じ……!デザインに「ヘビーアームズ改っぽいデザイン」がうまく溶け込んでいるのではなかろうか。
ただ、成形色は「ホワイト」「紺色」の2色に「オレンジメッキ」のシンプルな3色構成のため、細かなところにシールを貼りまくります。
今の時代、塗装前提の作りになっているかな?
高速で回転し、手裏剣を射出する武器「回転手裏剣砲」がこちら。
ガンダムヘビーアームズ改の、2連装ビームガトリング(というかヘビーアームズのビームガトリング)っぽいデザインで再現されています。
肩に取り付けることも可能です。
手裏剣を射出!
疾風の剣を持たせてパシャリ。
忍者らしく、マスクパーツも同梱するぞ!(>ω<)
疾風闘刃形態
肩を展開すれば、左右で「闘刃」の文字が出現します。
ホログラムシールになっているのでちょいわかりづらいですが、良くみると文字が印刷されているのが見て取れます。
「疾風闘刃の術!!」
可動域に関しては、あまり期待しちゃいけないぞ!w(*ノェノ)
獣形態 白虎丸
最後に、白虎丸を再現してみます。
腕をこのような位置にして、ツメを前方に展開。
頭頂部のパーツは可動し、このように前面に持っていくことができます。
脚部を展開。尻尾は、兜の上部に収納されている「銀の牙」を外し、お尻に接続します。
ちなみにこの武器は、武者形態時などに手に持たせることもできます。
これで、白虎丸の完成です。
軽装タイプの本体に、ギミックが搭載されているのがポイント高しです。
ちなみに本キットは、後の2010年にリデコキットのBB戦士 于禁頑駄無が発売されています。
こちらは新規パーツはもちろん、足延長パーツも入っています。荀彧ガンダム用のパーツも入っているので、オトクな内容になっているよ……(*´ェ`*)


モチーフ機体のHGAC 1/144 ガンダムヘビーアームズ改のレビューは、↓からどうぞ。


BB戦士 獣破頑駄無の感想
ということでBB戦士 獣破頑駄無のご紹介でした。
↑こちらボックス側面の、フル塗装例。
2色+オレンジメッキのシンプルな内容になっているので、塗装の練習台としてもってこいのBB戦士に仕上がっていると思いますぞ。
以上、「BB戦士159 獣破頑駄無」のガンプラレビューでした!