今回は「SDCS ガンダムバルバトスルプスレクス」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場する、ガンダムバルバトスルプスレクスのクロスシルエット版をご紹介。
2020年発売。
「SDフレーム」「CSフレーム」と2種類のフレームが同梱するほか、フレームの成形色がガンダム・フレームを踏襲した特別カラーで再現されています。
という事で、クロスシルエット ガンダムバルバトスルプスレクスをレビューしていきたいと思います!
クロスシルエット ガンダムバルバトスルプスレクス

クロスシルエットのレクスさん。
SDキットとしては、バルバトスの第1~第6形態とルプスはBB戦士で発売済。(SDEXシリーズもありますが海外限定)という事で、レクスは最新のSDCSシリーズでリリースされた事になります。

今回の特徴ですが、SDフレームはもちろんCSフレームも同梱する点です。

ガンダムフレームを踏襲した特別カラーで再現されているのも特徴です。
感じ的にはHGや1/100、MGのようなガンメタル調の成形色になっている感じ。形自体は他のホワイト・グレーなどと同じです。

ホイルシールがこちら。
瞳が二種類と、細かなイエロー・グリーン部分を補うものが付属します。

ババン。完成したSDフレームとCSフレームのレクスを比較。
本キットだけで2種類楽しめるのはほんといいわ……。
SDフレーム

まずは頭身の低いSDフレーム状態から見ていきます。
レクスの特徴である長い前腕部のおかげで、同シリーズの中でも個性的な頭身バランスに仕上がっています。

SD系として見た場合色分けは非常に優秀で、HGでは色分けされていなかった足のツメ部分やテイルブレードも色分けされていたりします。

それでは細かく見ていきます!

頭部をアップで。アンテナに安全フラッグはありません。

細かなイエロー部やフェイスマスクのグレーも色分け済みです。
ただ、後ろから見るとアンテナ裏や側面の肉抜きが見えます。

頭部をバラした状態。今回はグリーンとレッド2種類のカメラアイが付属するのが特徴です。
楽に分解できるので、いつでも手軽に切り替える事ができます。

裏側は「瞳無し」になっているうえ、「カメラアイ」「フチのグレー」が色分けされていてシールいらず+立体化のある見た目に仕上がっています。
4パターン切り替えできるのがいいですね。

襟前部の鉄華団マークや胸部も細かく色分け済み。上半身は360度回転します。

テイルブレードの基部は上下に可動します。
HGではイエロー部がシールでしたが、今回は別パーツで色分けされています。

特徴的な腕部。左右からはめこむ普通の組み方になっているので、SD/CSを切り替える際はここの分解が一番やりにくい場所です。
合わせ目も出るので、SD・CSどちらかに固定して消しちゃうのも手だと思います。

内部はこんな感じになっていて、従来だと手首パーツをはめるところ(枠内)に前腕部外装のピンを取り付ける面白い構造になっています。

レクスネイル(手首パーツ)は、「武器持ち手」「平手」が左右分付属。
甲パーツは1セット(計2つ)しか付属しないので、付け替える必要アリです。
また、色分けは「レクスネイルの指先端外側」だけがイエローなので、両方とも塗り分ける必要があります。
とはいえ平手の手の平が別パーツで色分けされており、SD系として見た場合は色分け良好といったところ。

腰部フロントアーマーは地味に動きます。色分けも優秀です。

脚部の細かなイエローはシールで色を補います。
足裏には肉抜きアリ。足首パーツのフレーム部分など、細かなグレーは要塗装です。
股下には3mmのスタンド穴が空いていますが、シリーズ共通穴が浅いので展示した際の落下にはご注意を。

超大型メイスのグリップは伸縮します。少しきつめに設計されているので、戻す際にポッキリいかないように慎重に取り扱う必要がありそうです。

超大型メイスを構えるレクス!
それではアクションポーズいってみます!

敵を叩き潰すミカ!

超大型メイスは専用のパーツを腰に挟み込んでマウントする事ができ、ガッチリと保持されます。

こんな感じ。

また、両手で構える事もできます。

ビコォン!瞳を変えて。

攻撃!

テイルブレードは、リード線を噛ませれば展開可能です。
結構太めのリード線が使われていてテイルブレード側はガッチリと接続されますが、背中側は重さに負けて勝手にまわってしまいます。少し調節した方がポーズが決めやすくなると思われます。

テイルブレードで攻撃!

前腕部のサブアームは展開します。(両腕とも)
カバーを開きアームを引き出したあと戻します。先端パーツはロール回転するので、自由に角度をつける事ができます。

別売りMSオプションセット5&鉄華団モビルワーカーに同梱する小型メイスに対応しています。

小型メイスを展開!※小型メイスは塗装済です

やば、かっこいい(>ω<;)
CSフレーム

それでは高頭身のCSフレームを見ていきます。頭身が上がり、可動域が増しました。

手足のガンダムフレームが露出し、少しHGに近づいたような気がします。

肘関節は曲がるようになりました。
……という事で、CSフレーム的なアクションポーズいってみます!

戦場を駆け回るレクス!

テイルブレードで攻撃!

足関節が曲がるので、ポーズに幅が出ました。

攻撃を弾き返されるミカ!

瞳を切り替えて。

暴れまわるレクス!

カッケェ!

可能なら小型メイスも用意しておくと遊びの幅が広がると思います。MSオプションセット5オススメだよ!

HGガンダムバルバトスルプスレクスと比較。
本キットではつま先のツメやテイルブレードなど、HGでは色分けされていなかった部分が色分けされているのも売りだったりします。

超大型メイスを比較。何気にモールド量も増えました。

HGも良キットだよ!


「BB戦士ガンダムバルバトスDX(第4形態)」「BB戦士ガンダムバルバトスルプスDX」と比較。
今回のレクス以外は、BB戦士で発売されています。2体はSDEX版も存在していますが、海外限定となります。




SDCSガンダムバルバトスルプスレクスの感想
ということでクロスシルエット ガンダムバルバトスルプスレクスのご紹介でした。
カメラアイが2個(合計4パターン)同梱し、ガンダムフレーム色のSD・SCフレームが入っているため満足度の高いガンプラに仕上がっています。
レクスネイルまわりや足首フレームなどの細かな色は足りませんが、SD系で考えた場合色分けは非常に優秀なため素組み派モデラーさんにもオススメです。
クロスシルエットは全て組んで来ましたが、現状このレクスと陸戦型ガンダムがトップ2のクオリティだと思うぞ!(>ω<)
以上、「SDCS ガンダムバルバトスルプスレクス」のガンプラレビューでした!






























