今回は「SDCS 陸戦型ガンダム」のガンプラレビューです。
08MS小隊に登場した、陸戦型ガンダムのクロスシルエットをご紹介。
2019年発売。
別売りのCSフレームに取り付ける事で可動域が広がる、CSフレーム用腰パーツが同梱します。
という事で、SDCS陸戦型ガンダムをSDフレームやCSフレームのみならず、同日に発売されたシルエットブースターを組み込んだ状態も含め徹底的にレビューしていきたいと思います!
クロスシルエット 陸戦型ガンダム
CSシリーズ最新作は陸戦型ガンダムがラインナップされました。
皆様気になるであろう、「膝をつき180mmキャノンをシールドに乗せた射撃姿勢」が可能かどうかですが、別売りのCSフレームを使用すれば再現できる仕様になっていました(*´ェ`*)
ホイルシールの他、機体番号のマーキングシールが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「100mmマシンガン」「ビーム・ライフル」「180mmキャノン」「シールド」「コンテナ」「CSフレーム用腰パーツ」
ビーム・サーベルは付属しませんが、陸戦型ガンダムらしい多彩な武器が同梱します。
そして↑写真の青枠「CSフレーム用腰パーツ」ですが、CSフレームと組み合わせる場合これが大活躍します。※後述
それではまず、キットに同梱するSDフレームに装着した状態から見ていきたいと思います!
SDフレーム
こちらがSDフレームの陸戦型ガンダム。
陸戦型らしいグレーがかった白い装甲に、紺・赤・黄色と成形色段階でかなり色分けされています。
このシリーズ、回を重ねるごとにクオリティが上がってる気がするぞ……(>ω<)
SDフレーム時の弱点は、背部コンテナの重さに負けて転倒しやすい点だと思われます。
それでは各部細かく見ていきます!
頭部を外し、瞳パーツを回転させれば「瞳有り」と「瞳無し」に切り替え可能です。
アップで見ると、細かなグレーのパーツも色分けされています。
内部のスリット形状も細かく造形されている模様。
瞳無しバージョンはグリーンの部分をシールで補いますが、まわりの黒いフチが別パーツ化されており立体感が出る構造をしています。
胴体まわりの色分けは細かく、ほとんど色分けされています。
特に股間のV字部分(写真→)は赤いパーツが開口されており、内部の白いパーツを露出させる事により細かな色分けが実現されています。
肩に貼る機体番号は、マーキングシールが付属します。
両腕の側面にはシールドを取り付けるための軸が造形されています。
脚部はアンクルガードが別パーツになっており、可動します。
足裏には肉抜きあり。
膝のスパイクは別パーツ化されており、色分けされています。
素晴らしい……。
シールドは基部で360度ロール回転します。
ここに貼る用のマーキングシールも付属。
シールドで攻撃!
100mmマシンガンは1パーツ成形で、フォアグリップ・ストックなどは可動しません。
少し肉抜きもあります。
ビーム・ライフルは2パーツ構造で、フォアグリップが可動します。
ただSDフレーム状態では肩・腕の可動範囲が狭く、両手で構える事はできません。
180mmキャノンは銃身(2パーツ)・機関部・フォアグリップの計4パーツ構造です。
分解し、ウェポンコンテナに収納する事ができます。※後述
180mmキャノンも、SDフレーム時では両手で構える事ができません。
コンテナはパカっと開き、中に100mmマシンガンと180mmキャノンを収納する事ができます。
ただ、ビーム・ライフルは収納できません。
ランドセルの下部パーツは展開し、コンテナを装着させる事ができます。
コンテナを背負い、フル装備状態のSD陸戦型ガンダムがこちら。
武器を収納すると更に重くなるため、転倒率は非常に高くなります……w
※写真ではコンテナ内を空にしてあります
瞳無しのSDフレームでも何枚かいってみます。
CSフレーム
それでは、別売りのクロスシルエットフレーム(ホワイト)と組み合わせてみます。
CSフレームの陸戦型ガンダムがこちら。
高頭身になり手脚の関節が曲がるようになっただけではなく、陸戦型ガンダムの方に同梱するCSフレーム用腰パーツの恩恵で可動範囲が更に広くなっています。※後述
コンテナを背負ってもしっかり自立してくれるようになりました。
可動範囲は広く、手脚が大きく広がり関節も曲がります。
上半身も360度回転。
それではこの状態で、アクションポーズいってみます!
シールドを突き出す陸戦型ガンダム!
バランスが優れており、↑のようなポーズをさせても転倒しません。
100mmマシンガンで攻撃!
肩まわりの可動範囲が広がり、ビーム・ライフルを両手で構える事ができるようになりました。
シールド裏側のパーツを付け替えれば、バイポッドとして立たせる事ができます。
180mmキャノンをぶっ放す陸戦型ガンダム!
ついに、SDでこの射撃姿勢を再現できる時代が来たか……(*_*;)
↑の腰パーツの下に取り付けるCSフレーム用のパーツのおかげで、綺麗にポーズが決まるようになります。
※SDCS陸戦型ガンダムの方に同梱する追加パーツ
脚が根本ごと前方に持っていけるので、
こんなポーズをとらせる事も可能です。
これ、CSフレームの標準仕様にして欲しいわ!(>ω<)
例えばこのパーツがあれば、ザクII改が「アルを手に乗せた状態」も再現できそうですよね。
シルエットブースターとの組み合わせ
↑はこのSDCS陸戦型ガンダムと同じ日に発売された、クロスシルエットフレームを拡張できる「クロスシルエット シルエットブースター(ホワイト)」になります。
ここからは、シルエットブースターを組み込んだ状態の陸戦型ガンダムを見ていくぞ!
更に頭身を低くした状態がこちら。
SDフレームのパーツを一部交換する形で再現します。
↑枠のフレームがシルエットブースターに付属するパーツで、SDフレームでも腕を曲げたい時に使用します。
SDフレームよりも更に短い脚が付属します。
昔ながらの頭身に下げたいモデラーさんには嬉しい拡張パーツになっています。(それでもまだ頭身高い気もしますが)
逆に、更に手脚を伸ばした状態も再現できます。
※CSフレームの一部パーツを組み替えます
交換するパーツは、二の腕と太ももです。
ちょっとした変化ですが、より高頭身なSDが好みのモデラーさんにはかなりオススメです。
それではこの状態でアクションポーズいってみます!
カッケェ!(>ω<;)
更に立ち膝が綺麗に決まるようになりました。
やり方が悪いだけかもですが、脚が延長された分シールドの上にキャノンを乗せ辛くなったぞ!w
↑輝き撃ち風に遠近法でごまかしてみた図
色々な状態に変化させる事ができるので、シルエットブースターとの合わせ買いがオススメですぞ。
各状態で比較。
※左から「SDフレーム+シルエットブースター」「SDフレーム」「CSフレーム」「CSフレーム+シルエットブースター」
みんなはどのフレームが好みかな?
拡張パーツセットのシルエットブースター(ホワイト)のレビューは↓
HGUC陸戦型ガンダムと比較。
クロスシルエット 陸戦型ガンダムの感想
ということで、SDCS陸戦型ガンダムのご紹介でした。
まず「頭部・胸部・腰・膝のスパイク」の色分けが、SD系とは思えないほど優秀です。
コンテナが重く、SDフレーム時に転倒しやすいのが弱点といったところ。
CSフレームに組み替える場合は、この陸ガンに同梱する「CSフレーム用腰パーツ」の影響で可動範囲がめちゃめちゃ広くなります。
立ち膝状態で180mmキャノンをシールドの上に乗せるポーズができるようになるため、陸ガンの場合CSフレームとの相性は過去最高だと思います。
この腰パーツは是非標準仕様にしていただきたい!(>ω<)
今回レビューしたSDCS陸戦型ガンダムにはCSフレームは同梱しないため、クロスシルエットをはじめて組むモデラーさんはご注意を!
以上、「クロスシルエット 陸戦型ガンダム」のガンプラレビューでした!