今回は「Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 水星の魔女より、主人公スレッタ・マーキュリーのFigure-rise Standardシリーズをご紹介。
2022年発売。
フェイスパーツは「タンポ印刷済みパーツ1種」に加え、水転写式デカール用の2種類が付属します。
ブーツ表面のシワが造形されているほか、光沢感のあるエングレービングシールも付属。
という事で、フィギュアライズスタンダードのスレッタをレビューしていきたいと思います!
Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー
ガンダム作品としては久々のFigure-rise Standardシリーズである、スレッタ・マーキュリーさん。
価格は3,520円(税10%込)なのですが、まさに転売屋に狙い撃ちされたプラモデルになります……(>ω<)
今回はゲットできましたが、欲しい人みんなが定価で手に入るようバンダイさん何か対策頼むぅぅ……!(←ラクス入手できなくてレビュアーのくせにまだレビューできてない人)
今回はホイルシール、エングレービングシール、水転写デカールの3種類が付属します。
一応エングレービングシールを使わずともホイルシールで再現することができますが、光沢感のあるキレイな素材で再現されています。
使い方はドライデカールと同じで、ボールペン等の先端が細いものでこすりつけるように貼りつけます。
そして完成したFigure-rise Standard スレッタ・マーキュリーがこちら。
元のカラーデザインがシンプルというのもありますが、制服は「ホワイト」「ブラック」「ゴールド」と基本的な部分はパーツ分割で色分けされていて、パチ組みでも満足度の高い内容になっています。
手足の関節は自然なシルエットを意識しつつ、可動域が確保されています。
ちなみに頑張れば自立できますが、基本的には同梱するスタンドを使って飾らないとすぐ倒れてしまう感じです。
それでは付属品をはじめ、各部細かく見ていきます!
まずはディスプレイ用台座から。
ランナーレススタンドやアクションベースとは違い、「魂ステージのスタンドのミニ版」のようなものが付属します。
スレッタの背中に接続して展示。ちなみに挟み込み用のパーツも同梱します。(画像右)
また、↑枠の「アクションベース5用のジョイントパーツ」も付属します。
アクションベース5を持っている方は、このパーツを使うことにより支柱を取り付けることができるようになります。
頭部は3種類付属します。↑はAタイプで、最初からパーツにタンポ印刷されていて非常にキレイです。
B、Cタイプのフェイスパーツは瞳と眉毛が印刷されておらず、水転写デカールを使って再現します。
まっすぐ向いている状態や、右向きや左向きから選択して貼りつけます。
BとCタイプは口を開いている状態なので、口部分は↑のようなパーツ構造になっています。
ただ口(ベロ?)部分用のシールが付属するので、ホイルシールか水転写デカールどちらかを貼ることになります。
頭部の構造はこんな感じ。
髪パーツは立体的な形状で再現されています。
髪先はかなり尖っているので、顔を動かしたりフェイスパーツを交換する時に指でつかむと結構痛いです(*_*)
一度パッと触ったら「痛ッ!」となったので、みんなは気をつけてね……。
フェイスを切り替える場合は、前髪だけ外せばOKです。
Aタイプの「タンポ印刷された瞳」をアップで。
アップで見てもめちゃめちゃキレイだぞ!(>ω<)
瞳のシールは貼る位置によりミリ単位で印象が変わってしまうので、今後はすべてタンポ印刷にして欲しいと個人的には思ったり。
タヌキ顔かわいい……。
横から。カチューシャの細かい白部分は、ホイルシールで色を補います。
アホ毛っぽい部分もいい感じですね。
ただ先述したように、髪の先がめちゃめちゃ尖っているのでケガには注意してね!(>ω<)
後頭部のおさげはボールジョイント接続で、ある程度可動します。
青い部分はホイルシールで色を補います。
襟の模様や胸元のマークは、ホイルシールかエングレービングシールを貼って再現します。
シール下にモールドはありません。まずはホイルシールを貼った状態でレビューを続けていきますね。(エングレービングシールを貼った状態は後半でご紹介)
上半身から腰部のブロックは各ボールジョイント接続になっていて、真横を向くことができます。
前後にも、柔軟に可動します。
腕可動も良好で、ヒジまわりは細かく曲がります。
ハンドパーツも、根本でスナップ可動します。
手は「握り手」「平手」「何かを持たせる手」「ハロ用ハンド」の4種類が、左右分計8個付属します。
ヒザまわりはボールのような形状になっていて、90度ほど曲がります。
ブーツ。プラ材質ながらシワ表現がいい感じで、足裏に肉抜きはありません。
スリッパ部分は、ボールジョイント接続により左右に可動。接地性は良好です。
手足を広げた状態がこちら。
ボックスアート風でパシャリ。
それでは表情を切り替えつつ、色々なポーズいってみます!
まずはハロから。専用のハロ持ち手を使ってささえることができます。
耳は開閉し、中にはグレーのホイルシールを貼ります。
ハロに語りかけるスレッタの図。
……からの、
ハロを蹴り上げるスレッタ!
ハロの底面には3mm穴が空いているので、スタンドに単体で展示することもできます。
ニッコニコ状態の水転写デカールも付属するぞ!
これを貼る場合は、先程の「Cタイプ」のフェイスパーツを使います。
カワイイ……(*ノェノ)
別売り、HGガンダムエアリアルのビームライフルを持たせてみた。
攻撃!
睨んでいるようなフェイスパーツもいい感じですね。
「私とエアリアルは…負けません!」
「悲しみを怒りに変えて、立てよ、国民よ!」
ギレン風ポーズでパシャリ。
それでは、装飾部分をエングレービングシールに変えた状態で何枚かいってみます。
ドライデカールのようにこすりつけながら貼ることになるのですが、襟部分を貼るのはめちゃめちゃ難易度が高かったです。
そのかわり、ホイルシールと比べて光沢感のある豪華な見た目で再現することができます。
「よよよよ…よかったね、ミ…ミオミオ」
距離を詰めすぎるスレッタさんの図。
こんなポーズや、
こんなポーズもできます。動かしていて楽しいよ……(*´ェ`*)
ディランザをぶん殴るスレッタ!
EXスタンダード ガンダムエアリアルとパシャリ。
HG 1/144 ガンダムエアリアルとディスプレイ。
やば、並べると想像以上にいい感じ……。
Figure-rise Standard ミオリネ・レンブランとディスプレイ。
チュチュも混ぜてディスプレイ。
一般制服Ver.のスレッタとディスプレイ。
一般制服Ver.はプレバン限定で、成形色と顔パーツが異なるなど、少し変化があります。
「やりたいことリスト、全然埋まってない!」
Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリーの感想
ということでフィギュアライズスタンダード・スレッタのご紹介でした。
色分けが良好なうえ、今回は光沢感のあるエングレービングシールや最初からタンボ印刷されたフェイスパーツが付属するなど嬉しい内容になっています。
ただ一点不満があるのですが、劇中の「焦っているような顔」パーツが付属しない点。3種類のフェイスパーツ+豊富な水転写デカールの瞳が付属するのは嬉しいのですが、もう1種類ぐらいあればもっと満足度が高かったかな、という印象です(>ω<)(贅沢?)
それ以外は不満点がないので、スレッタ好きにはオススメだと思いますぞ。
Figure-rise Standardではミオリネやチュチュも発売されているので、ファンの方は同時購入がオススメだよ……↓
以上、「Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリー」のガンプラレビューでした!
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