今回は「LEGEND BB フルアーマー騎士ガンダム(ナイトガンダム)」のガンプラレビューです。
SDガンダム外伝に登場したフルアーマー騎士ガンダムをご紹介。
2014年発売のレジェンドBBになります。
勇者ガンダムが纏(まと)ったとされる三種の神器(炎の剣・力の盾・霞の鎧)が付属。
アンテナ等に金メッキパーツを使用し、成形色はパールがかった綺麗なブルーで再現されています。
という事で、LEGEND BBフルアーマー騎士ガンダムを騎士ガンダムとの比較画像も含めて見ていきたいと思います!
LEGEND BBフルアーマー騎士ガンダム
昨今ではガンダムビルドファイターズのヤジマ・キャロラインが使用していたため、綺麗な作画が拝めました。
組み立て書とシール。
シールの量は多めで、主に霞の鎧のシルバー部分を補うシールが付属します。
瞳は4種類付属します。
アンテナや三つの星(炎の剣・力の盾・霞の鎧)にゴールドのメッキパーツを使用。
「炎の剣」「兜中央」「胸一部」にはクリアレッドのパーツも使用されており、豪華な仕様となっています。
軽装(ライト)タイプと付属品一覧がこちら。
※「炎の剣」「力の盾」「霧の鎧各部位」
組み立て時間は30分弱といったところで、誰でも組めるお手軽ガンプラに仕上がっています。
4種類の瞳パーツから2種類を選び、↑の表裏に貼ります。
一度分解し、瞳パーツを裏返しにすれば……
ニコニコ状態も再現可能だぞ!
※今回は裏側にニコニコ状態の瞳を貼ってみた(*´ェ`*)
そして霧の鎧を装着し、武器を持たせたフルアーマー騎士ガンダムがこちら。
ご覧の通り、レジェンドBBらしく少ないパーツ数ながらそこそこ色分けされています。
すぐに組み終わるので素組み派モデラーさんにも優しい作りになっていますが、霞の鎧のシルバー部分はほぼシールで補う事になります。
写真を見て気になるモデラーさんは、ガンダムマーカー塗装用シルバー等で塗装してあげた方がいいかもしれません。
同シリーズの騎士ガンダムは元のカラーデザインがシンプルだったため色分けが良好でしたが、フルアーマー騎士ガンダムの場合はどうしてもシールが多くなってしまう模様。
こう見てみると騎士ガンダムとは雰囲気が全然違いますね。
レジェンドBBらしくBB戦士としての可動域は良好です。
頭部を正面から。バイザーの羽根飾りシルバーは全てシールで補います。
注意点として、バイザー上部中央のクリアレッドパーツがポロリしやすい感じ。
形状的にはイラスト画(設定画)と違い、左右の羽部分が側面に設置されているのが多少気になるかな?
バイザーは上下に可動します。
この位置(写真右)まで下がります。
本体を動かしていると、多少垂れ落ちてくるため気になるモデラーさんは要調整といったところ。
一度ポーズを決めて飾っておく分には大丈夫でした。
霞の鎧の胸部左右にはクリアレッドのパーツが使われています。
※内部から露出するパーツ構造
星マークにも金メッキパーツが使用されているため、色々豪華な内容になっています。
が、シルバー部分の色分けはシールで補う事になります。
肩をアップで。シルバーシールはラメ加工されています。
という事で見栄えは良好なシールにはなっているのですが、曲面に貼る場所はどうしてもシワになってしまいます。(胸部)
背中には天空の翼を装備。
基部である程度可動します。
足裏には多少肉抜きが出ます。
股下にはアクションベースに対応する穴が空いているぞ!
炎の剣と力の盾を持たせてみます。
表情付きハンドパーツは2つ付属します。
炎の剣と力の盾を装備するフルアーマー騎士ガンダム!
スタンドに展示。
力の盾のグリップとハンドパーツ穴のサイズが合っていないため、多少プラプラします。
ここは少し太らせてあげた方がいいかもしれませぬ。
表情付きの右手ハンドパーツに交換してみます。
保持力はバッチリでポロリもしませんでした。
※ハンドパーツには肉抜きアリ
ジャキン!
ポージング幅が多少広がります。
左手を表情付きのハンドパーツに変えてみます。
※甲部分に肉抜きがあります
このあたりのハンドパーツは、通常の騎士ガンダムに同梱するものと同じものが付属します。
ニコニコタイプの瞳でパシャリ。
癒されるわ……(*´ェ`*)
レジェンドBB第一弾の騎士ガンダム(2012年発売)と比較。
武器だけでなく鎧のデザインがまるで違うため、バリエキットとはいえ新鮮な気持ちで組むことができました。
色分けやプラつく事がない点から、プラモとしての出来は騎士ガンダムの方が上だと思います。
※元々の配色がシンプルというのもでかいかもしれません
バーサル騎士ガンダムも加えて比較。
ナイトガンダム系ガンプラでパシャリ。
炎の剣を天にかざすフルアーマー騎士ガンダムで〆!
LEGEND BB フルアーマー騎士ガンダムの感想
という事でLEGEND BB フルアーマー騎士ガンダムのご紹介でした。
「バイザー形状」と「力の盾の保持」が多少気になりますが、メッキ・クリアパーツが多いのは好印象。
値段を考えるとよくまとまっている方ではないかと思います。
霧の鎧シルバー部分をシールで補う事自体はいいのですが、曲面になっている胸部は必ずシワが出てしまうため塗装推奨といったところ。
以上の点から、LEGENDBBの騎士ガンダムより「手を加えた方がいい部分が多い」ガンプラになっていると思います。
パールがかったブルーの成形色はとても綺麗で、メッキパーツ・クリアパーツも騎士ガンダムより多く使われているため多少手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じです!
以上、「レジェンドBB フルアーマー騎士ガンダム」のガンプラレビューでした!