今回は「HGUC ジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場し、コンロイ・ハーゲンセンが搭乗したジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUCジェガン（エコーズ仕様）をベースに、新規造形として「頭部センサー・ユニット」「ハンドガン」「ダガー・ナイフ」や、それに対応した外装パーツが付属。
一般販売エコーズ仕様のパーツも全て入っているため、ジェガン（エコーズ仕様）の完全版とも言える内容になっています。
という事で、通常エコーズ仕様との違い・比較も含めてじっくりと見ていきたいと思います！
HGUC ジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機
内容的には通常のエコーズ仕様が１セット入っており、それにコンロイ機の新規造形パーツが追加された内容になっています。
ホイルシールはコンロイ機専用のものが付属します。
マーキングシールはHGUCジェガン（エコーズ仕様）と同じものが入っていました。
付属品一覧がこちら。
※「ダガー・ナイフ×２（装備用・マウント用）」「ハンドガン」「ビーム・ライフル」「バズーカ」「ハンドパーツ×４（左の平手）」「頭部センサー・ユニット×４（うち２つがコンロイ機仕様）」「シールド」「ビーム・サーベル」「ビーム・サーベルエフェクトパーツ×２（長短各１）」
太字がコンロイ機の追加パーツになります。
※後述しますが「追加武装に対応した外装パーツ（左肩前側・左脚側面）」と「右腕部・左腰部」も新規造形
Eランナーの切れ端を使えば使っていないセンサー・ユニットとハンドパーツを取り付けておけるぞ！
ただ、コンロイ機はハンドパーツ・バイザーともに数が増えているため今回は不要になります。
そして完成したHGUCジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機がこちら。
本体の基本的な形状と成形色はエコーズ仕様と同じですが、ところどころ細かな新規パーツが増えているのがわかります。
エコーズ仕様同様、色の足りないところはそこそこあります。※後述
可動域は開脚が苦手なものの、腕が大きく上がります。
膝も適度に曲がりますが、上半身はバックパックが腰にひっかかるため回転しません。
他のHGUCジェガン同様、肩は前後にあまり動かず。
脚部は前後に大きく可動します。
フロント・リアスカートの無いジェガンならではの可動域といったところ。
降ろした状態の頭部・センサー・ユニット（バイザー）から見ていきます。※新規造形
表面の色はシールで補いますが、センサー形状はシールの下も造形されているため塗装派モデラーさんには安心ポイント。
頭部は前後はめこみ式で上部分に合わせ目が出ます。
後頭部のピンクはシールが付属。
顔側面のバルカン・ポッドシステムはエコーズ仕様と同形状です。
バイザーは４種類付属します。（うち２種類は通常エコーズ仕様のもの）
上の２つが今回のコンロイ機の新規パーツです。
ちなみにコンロイ機のバイザー用シールは１セットしか付属しません。
胴体はエコーズ仕様と全く同じで、胸部に装甲が追加されています。
腰は本来明るいベージュになっているため、要塗装箇所となります。
胴体は前後はめこみ式ですが、上部・側面ともに合わせ目が出ません。
側面は段落ちモールド化されています。
バックパックは側面に合わせ目あり。
下部のスラスターは色分けされていて、多少動きます。
肩は前後はめ込み式で上部と側面に合わせ目が出ます。
ダガー・ナイフが装着されている左肩前面のパーツが新規造形となります。
肩側面のダクトは色分けされていないため、要塗装です。（通常エコーズ同様）
右腕の前腕部（↑）は新規造形で、ボックスタイプ ビーム・サーベル ユニットを装備しています。
ここは↑部分に細かな合わせ目が出ますが、公式の作例基準ではモールド扱いでした。
至近距離で見ても段落ちモールド化されていないようにも見えますが、モールド扱いにした方が正解かもしれません。
先端にビーム・サーベルを取り付ければ、
ビーム・トンファーのようにサーベルを展開する事ができます(>ω<)
ボックスタイプ ビーム・サーベル ユニットで斬りかかるジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機！
左腕は一般的なジェガンタイプと同じ形状です。
ただ、このコンロイ機には左手のみ表情用平手パーツが付属します。
※エコーズ仕様では付属せず
腰側面は右が一般的なジェガンと同じサーベル・ラック。
左側は新規造形のファイア・ナッツを収納した形状のアーマーに変更されています。（青枠内はレッドで要塗装）
ファイア・ナッツの引き出しギミック等はありません。
※ちなみに余剰パーツとしてハンド・グレネードも付属します（写真右）
脚部は左脚側面の外装パーツが新規造形になります。
ハンドガンをマウントするための形状に変更されています。
※後述
カカト付近に合わせ目が出ます。
足裏には肉抜きがありません。
つま先の小さなくぼみ２つは要塗装です。（一般エコーズ仕様同様）
右脚はエコーズ仕様と同形状です。
↑の合わせ目（左脚にもあり）ですが、公式の作例基準ではモールド扱いになっていますが、設定画ではモールド形状はありません。
設定画基準でいくなら消してあげた方がいいかもしれません。
それでは武装を見ていきます！
まずは左肩にマウントされたダガー・ナイフから。
鞘（さや）裏側の凹凸を合わせるシンプルなプラ接続となります。
接続強度は丁度良く、ポロリする事もありませんでした。
↑ダガー・ナイフはマウント用（上）と手に持たせる用（下）の２種類が付属します。
持たせる場合は、マウント用のグリップ部分を外しておく感じ。
それぞれ１色成形で色分けされていないため、要塗装箇所となります。
ダガー・ナイフを構えるコンロイ機！
弱点ですが、ハンドパーツ穴とサイズが合っていないため持たせるとプラプラします。
新規造形の手持ち武器ってこういう事が多い気がする(>ω<)
……でもカッケェ！←チョロイ
次は左脚側面にマウントされたハンドガンを外してみます。
ここもダガー・ナイフと同じ接続方法ですが、ハンドガンの場合は外したものをそのまま装備させます。
ハンドガンはシンプルな２パーツ構造で合わせ目が出ます。
センサー部ピンクはシールが付属します。
ジャキッ……。
最近のガンプラと比べてしまうと可動域は広くありませんが、他のHGUCジェガン同様ポーズ付けには困りませんでした。
劇中再現ポーズでパシャリ。
ダガー・ナイフとハンドガンで。
エコーズ仕様の武器もまるまるついてくるため、そちらもザザッとご紹介！
まずはジェガン系定番のビーム・ライフルから。
次はバズーカを。
フォアグリップは可動し、両手で構える事が可能です。
ビーム・サーベルで。
ボックスタイプ ビーム・サーベル ユニットと一緒に。
斬りかかるコンロイ機！
ダガー・ナイフを加え、近接武器×３で。
シールドも付属します。
コンロイ機って、ジェガンの中でもトップクラスでかっこいいと思う……！(>ω<)
別売りでHGUC百式＋メガバズーカランチャー（1999年発売のNo.5）に付属する、メガバズーカランチャーを装備させてみました。
ただこちらを使用する場合、UC劇中のように膝を着いて構える事はできません。
コンロイ機用のメガ・バズーカ・ランチャーはプレミアム・バンダイ限定品なので、組み合わせるならこちらの方がオススメです。
シュツルム・ガルス現る！
一般販売のHGUCジェガン エコーズ仕様（塗装済・←）と比較。
↑のエコーズ仕様では色が足りないところを塗ってあります。色については↓も併せてごらんくださいまし。
「エコーズ仕様を塗装すればD型になるか？」の明確な回答も記載しています。
エコーズのガンプラでディスプレイ。
ガンダムUCに登場するジェガンでディスプレイ。
HGUC ジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機の感想
ということでHGUC ジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機のご紹介でした。
基本的な本体部分・合わせ目・可動域は通常エコーズ仕様とほぼ同じですが、特徴的な新規造形パーツが多いため満足度は高いプレバン品に仕上がっていると思います。
色はちょくちょく足りないところがあるため、塗装予定のモデラーさんにはオススメといった感じ。
・「頭部バイザー」「ダガー・ナイフ」
・腰部や肩側面などは要塗装（エコーズ仕様同様）
HGUCジェガン同様、関節パーツにABS樹脂が使われているため塗装派モデラーさんはご注意を！
弱点としてはダガー・ナイフの引き出しギミックがオミットされていたり、ハンドパーツ穴とサイズが合っていない点。
ただ、プレバン品にしては価格低めで通常エコーズ仕様のパーツが全て入っている（ビーム・ライフルやバズーカ、シールドも付属）ため、プレイバリューは高いと思います。
コンロイ機好き＋部分塗装派なら満足すると思いますぞ(*´ｪ`*)
以上、「HGUC ジェガン（エコーズ仕様）コンロイ機」のガンプラレビューでした！
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