今回は「HGジーライン スタンダードアーマー」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム戦記(PS3版)に登場し、シェリー・アリスンが搭乗するジーラインスタンダードアーマーをご紹介。
2024年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
完全新規造形で再現されており、パーツの差し替えにより「ジーライン」「ジーラインスタンダードアーマー」が再現可能。
さらに肩部兵装のガトリング・スマッシャー・ユニットも付属し、フル装備状態も再現できます。
ということで、ガンダム戦記のMS・ジーラインスタンダードアーマーをレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 ジーラインスタンダードアーマー

受け継がれしガンダムの系譜、ファントムスイープに実戦配備!
ということで、まずはジーラインについて設定をおさらい。
ガンプラ的にはなんと完全新規造形で立体化されており、2024年準拠の超最新HGUCクオリティで再現されているのがタマリマセン……(涙
今の時代に、PS3のゲーム登場機がHGUCで出るとは思いもしませんでした。ちなみにわたくし、かなり昔にレジンキットを買った思い出があります……(もちろん積みレジン化w)

色分けは優秀で、シールの量は少ないです。
ジーライン

まずは基本となるジーラインから見ていきます。組み立て書でも最初にジーラインを組み、次にスタンダードアーマーを着せていく順番でした。
ちなみに設定的には、ガンダムの完全量産を目指し一年戦争末期に開発された地球連邦軍の試作型モビルスーツとなります。

最新HGUCということで、ポリキャップレスでKPS主体の現代風ガンプラ構造をしています。
パーツ分割による色分けも優秀。めちゃクオリティ高いな……。
ジーライン状態では合わせ目がないのも素晴らしいですが、後述する専用バックパックのガトリング・スマッシャーとスタビライザーには合わせ目がある感じです。(見落としがあるかもしれませんが多分ここだけ)

それでは各部細かく見ていきます!

可動域は超広く、手足は真横まで広がります。
顔を上げる動作も得意。特にジーラインの場合、腰まわりがスッキリとしたデザインをしているので、開脚範囲がエグいことになっています。

後述しますが、足の伸縮ギミックを搭載しているというのもあり、手足の関節は180度近く曲がりキレイにヒザ立ち可能です。

真横を向くこともできます。可動域の広さは、完璧といっていいでしょう……(*_*)

メインカメラにはクリアブルーのパーツが採用されています。奥にシールを貼る仕様ですが、シール下にモールドはありました。(ツインアイ形状も再現)
60mmバルカン砲は、内部からパーツが露出する形で色分け済みです。

横、後ろから。左右の赤いパーツは色分け済みですが、後頭部の小さなブルー部にシールを使います。
後頭部をアップで見てみましたが、合わせ目部分は段落ちモールド化されていてモールド扱いで良さそうでした。

胴体はパーツ分割による色分けが超優秀で、側面の合わせ目はモールドになっています。

また、胴体が細かくブロック分割されており左右・前後と柔軟に動きます。

肩部はハードポイントになっています。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動。

腕部の作りは特に素晴らしく、合わせ目がないうえ肘関節に「ロール軸」を実装する事で、肘を中心に前腕部の向きを変更することが可能です。
よくある角ばった関節デザインなのに動かせるのが、地味にスゴいです。

腰部中央の黄色いV字は、さすがにシールです。
底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

股間軸は可動式で、前後に振ることができます。

脚部にも合わせ目がありません。ふくらはぎの左右は一瞬合わせ目と思ったのですが、設定画を見る限りモールド扱いで良さそうでした。
底面に肉抜きはなく、モールドも細かく刻まれている堅実な作り。接地性も優秀です。

今回脚部が伸縮するため、

脚部の可動範囲が拡大します。

こちらは通常用のバックパック。
左右にはビーム・サーベルをマウントしています。

ジーライン、

ビーム・サーベルを抜刀!

アクション!

ジーライン・スタンダードアーマー

それではスタンダードアーマーを着せていきます。
胸部は差し替えが必要で、↑枠部分のパーツに交換します。

ショルダーアーマーは、上から取り付けるだけでOK。

腰部は、前後左右にパーツを取り付けていきます。

脚部も。以上、「胸部」「肩部」「腰部」「脚部」の各所にスタンダードアーマーの外装パーツを取り付けるのですが切り替えはラクチンで、パーツがポロリすることもありませんでした。

バックパックは2種類付属し、高機動用に交換することもできます。

そして完成したHGUC 1/144 ジーラインスタンダードアーマーがこちら。
とにかく切り替えが迷うところもなく超カンタンで、一瞬でスタンダードアーマーを装着できました。

スタンダードアーマーかっこいい……(*ノェノ)
ほぼ確定だと思うのですが、ライトアーマーやアサルトアーマーもプレバンで出ると思われます。バンダイさん、今後この金型こすりまくりそう……w

後ろから見てもいい感じです。

ジーラインスタンダードアーマー、出撃!

スタンダードアーマー専用で、速射性を重視したショートバレルのショート・ビーム・ライフルがこちら。
ライフル持ち手は右手のみ付属します。

先端部の突起を打突攻撃にも使用可能な、シールドがこちら。
のぞき穴は開口されていて、シールド自体基部で360度ロール回転します。

戦場に降り立つシェリー!

平手は、左手分のみ付属します。

ショート・ビーム・ライフルで攻撃!

ヒザを着いてパシャリ。

「どうしてそう無防備なの…!?」
ジーライン・スタンダードアーマー フル装備(ガトリング・スマッシャー仕様)

それではフル装備のガトリング・スマッシャー仕様を再現してみます。
高機動用のバックパックをチョイスし、左右のビーム・サーベルを外して↑枠パーツに移植後、腰部リア側に接続します。

あとは専用のバックパックを取り付けるだけでOKです。
下部の左右には、中型スタビライザーが2基増設されています。
スタビライザーはシンプルなモナカ構造で、合わせ目が出ます。

ドドン。フル装備(ガトリング・スマッシャー仕様)の完成です。

4連装機関砲のガトリング・スマッシャーがこちら。
パーツの合いが良いのであまり目立ちませんが、白いパーツ部には合わせ目があります。

アクション!

ガトリング・スマッシャーで攻撃!

ビーム・サーベルを持たせてパシャリ。

「敵…!?」
エリクのイフリート・ナハトと交戦!


HGUC 1/144 イフリート・ナハトもプレバン限定です。※↑は微加工状態


「撤退を!ここに、星が降り注ぐ…」
HGUC 1/144 ジーラインスタンダードアーマーの感想
ということでHGUCジーラインスタンダードアーマーのご紹介でした。
今回「2024年クラスの完全新規造形HGUC」ということで、可動面・色分け・プロポーション・ポロリしない点などクオリティがかなり高いです。
足の伸縮ギミックをはじめ、お世辞抜きで現状最高クラスのHGに仕上がっていると思うので、誰にでもオススメ!(>ω<)
見落としがあるかもしれませんが、見たところ合わせ目も「ガトリング・スマッシャー」「スタビライザー」ぐらいしかありませんでした。
今後ライトアーマーなども発売されると思うので、HGUC 1/144 フルアーマーガンダム7号機とかも一般で再販して欲しいですよね。
以上、「HGUC 1/144 ジーラインスタンダードアーマー」のガンプラレビューでした!







