今回は「HG ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、アンドリュー・バルトフェルドが搭乗するガイアガンダムをご紹介。
2005年発売。
基本的にはHGガイアガンダムの色替えキットとなりますが、成形色が変更されバルトフェルドのパーソナルマークのマーキングシールが付属します。
差し替えにより、MA形態にも変形可能。
という事で、HGガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)をレビューしていきたいと思います!
HG ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)
組み立て書にはバルトフェルドさんが記載。
今回のガイアガンダムは、成形色が黒からオレンジに変更されシールを変更・追加したリデコキットになります。
ホイルシールとマーキングシールがこちら。
シールは変更され、バルトフェルド専用のものが付属。黒のガイアガンダムでは同梱しなかった、専用のマーキングシールが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「MA-BAR71XE 高エネルギービームライフル」「MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2」「MMI-RS1 機動防盾」「MA形態変形用パーツ」「MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド用エフェクトパーツ×2」
内容はすべてHGガイアガンダムの色替えです。
……ちなみに、ビームライフルの先端パーツを紛失してしまいましたw結構昔に組んだガンプラなので今回は許してね……(*ノェノ)
そして完成したHGガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)がこちら。
黒かったガイアガンダムと比べ、オレンジを主体とした明るめの成形色に変更されているのが特徴です。
※今回合わせ目を微妙に消してありますが、場所は画像でバッチリ解説しますぞ
放送当時もののHGガイアガンダムではありますが、ぶっちゃけ同シリーズの中ではあまり出来が良くないです。
こう見てみると設定画に近いスタイルではあるのですが、合わせ目の量は多く接地性もちょい微妙な感じです。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は狭く、手足はほとんど広がりません。
ただ、顔を上げる動作は得意です。
手足の関節は90度ほど曲がりますが、ヒザ立ちは無理が出ます。
腰を撚る事はできますが、バックパックまわりと腰部サーベルグリップが干渉するため実際はまわらないと思った方がいいです。
頭部をアップで。アンテナは下側がグレーで要塗装です。
黄色い隈取り部分は色分けされています。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
上から。黄色いパーツのダクト内は、グレーで要塗装です。
胴体・腰部も前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
コクピットハッチ(お腹の黄色い部分)は、ホイルシールで色を補います。
左肩をアップで。「砂漠の虎」のマーキングシールは大小2枚あり、大きい方を肩に貼ります。(小さい方は「自由にお貼りください」仕様)
腕は「肩ブロック」「前腕部」に合わせ目が出ます。
関節パーツは良くも悪くも1パーツ成形で、合わせ目がありません、
腰部をアップで。このあたりの色分けは悪いので、部分塗装推奨だと思います。
リアアーマーの白いラインはシールです。
左右の腰部サイドアーマーには、ヴァジュラビームサーベルをマウント可能です。
プラ同士のシンプルな凹凸接続のため、腰を撚ると干渉しポロリします。
股下にスタンド穴は空いていません。
脚部は前後に合わせ目が出ます。
関節パーツとカカトの黒い部分はABS樹脂のため、塗装派モデラーさんはご注意を。
足首パーツをアップで。
ミディアムブルーの部分にも合わせ目が出ます。(うまくハマってなくてすいません……(*ノェノ))
ただ、足裏に肉抜きはありません。
背部はMA形態時の「頭部」「尻尾」になっており、一直線に合わせ目が出ます。
左右のMA-81R ビーム突撃砲は可動し、銃口は開口されています。
「アンドリュー・バルトフェルド、ガイア、行くぞ!」
ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
MA-BAR71XE 高エネルギービームライフルがこちら。
……前述の通り、先端の銃口パーツを紛失したので、みんなは気をつけてね……(涙
ここはハンドパーツに挟み込むようにして持たせるため、ポロリの心配はありませんでした。
MMI-RS1 機動防盾も然り。
表面の白い突起はシールで色を補いますが、フチのイエローなど色は結構足りません。
組み立て書の解説によると、「ボディカラーの変更はOSの調整によるものだが、シールドの塗装が変更されている点を見ると、パイロットの嗜好も反映されているかもしれない」との事です。
「ビームライフル!」
高エネルギービームライフルで攻撃!
可動域が狭いので色々なポーズはできませんが、特定のポーズならかっこいい姿で展示できるかな?といった感じです。
ヴァジュラビームサーベルを抜刀!
飛びかかるバルトフェルド!
二刀流で。サーベル刃は、短めのものが2本付属します。
そしてこちらがMA形態。
前腕部や機動防盾などを、一部差し替える事により再現します。
横から。高エネルギービームライフルは肩に取り付ける事ができます。
下から。機動防盾はジョイントパーツを交換し、お腹に取り付けます。
頭部は前後にひっくり返し、背中の犬の顔を前へ持っていきます。
↑が交換する前腕部分です。別パーツで丸々付属します。(交換するのは前足2本)
MR-Q17X グリフォン2ビームブレイド用のビーム刃は、左右分付属します。
尻尾も地味に可動するよ……(*´ェ`*)
突撃!
HGガイアガンダムのMA形態時と比較。
MS形態時で比較。繰り返しになりますが、違いは「成形色」「付属シール」の2点のみです。
アンドリュー・バルトフェルド搭乗機でディスプレイ。
※「左:HGラゴゥ」「右:HGムラサメ(アンドリュー・バルトフェルド専用機)」
ラゴゥといい、意外とバルトフェルドのMSって立体化に恵まれているよね……。
HG ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)の感想
ということでHG ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)のご紹介でした。
MA形態に変形できるのが売りではありますが、そのおかげでMS形態時のプロポーションに影響が出てしまっているのが弱点かと思います。
また、腰を撚るとヴァジュラビームサーベルがポロリするというのもあり、可動範囲も狭いです。放送当時ものという事で仕方ない部分もありますが、これに加えて合わせ目の多さや色分けがイマイチな点も相まり、同シリーズの中ではあまり出来が良くないです。
……が、ほんとしばらく再販されていない影響でめちゃめちゃプレミア化しているので、店頭で見つけたら即買い推奨かもしれません(*ノェノ;)←矛盾した事言う人
ちなみに同時期に発売されたHGカオスガンダムとHGアビスガンダムは非常に出来が良いので、ガイアにコダワリがなければこちらの方がオススメだと思います↓
以上、「HG ガイアガンダム(アンドリュー・バルトフェルド専用機)」のガンプラレビューでした!