今回は「HGUCガーベラ・テトラ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、シーマ・ガラハウが搭乗するガーベラ・テトラをご紹介。
2013年発売。
背部の巨大なシュツルム・ブースターは着脱可能です。
という事で、GP計画幻の機体「HGガーベラ・テトラ」をレビューしていきたいと思います!
HGUC ガーベラ・テトラ
ガーベラ・テトラのボックスアート。
0083系HGにしては比較的新しい、2013年フォーマットにて立体化されています。
旧キットの1/144ガーベラ・テトラは1992年発売なので、実に21年の刻をこえて立体化された事になります。
ホイルシールは少なく、グリーンのセンサー部を補うものが中心となります。
元々のカラーデザインがシンプルな配色をしているというのもあり、色分けは良好です(*´ェ`*)
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・マシンガン」「ビーム・サーベル×2(+クリアイエローのサーベルエフェクトパーツ×2)」「手首パーツ×3」「シュツルム・ブースター」「交換用背部パーツ」
手首パーツは左のみ表情付き平手パーツが付属します。
そして完成したHGUCガーベラ・テトラがこちら。
ランナーはシンプルな「ピンク・グレー・緑っぽいグレー」の3色成形です。
丸みのあるプロポーションがいい感じですね。
くぼみなど細かな色はちょいちょい足りませんが、元から複雑な色ではないため部分塗装もしやすい部類のガンプラだと思います。
今回は少しだけ合わせ目を消してありますが、全合わせ目場所は画像にて解説していくぞ!(>ω<)
それでは細かく見ていきます!
可動域から。腕は水平まで上がり、開脚範囲はそこそこ広いです。
手足の関節は90度曲がり、膝立ち可能。
上半身はそこまでまわらず。
※一応少し引き上げれば無理やりまわす事は可能
頭部に合わせ目は出ません。アンテナ先端には安全フラッグあり。
モノアイ可動ギミックは非搭載です。
横、後ろから。
襟前部の緑のセンサーはシールで色を補います。
側面に合わせ目はありませんが、お腹は左右分割式で中央に合わせ目が出ます。
デザイン上、パイプを繋ぐ中央以外はほとんど見えなくなる感じです。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部に合わせ目が出ます。
肩はボールジョイント接続で、前後に大きく可動。
ショルダーアーマーと一体化したスラスターポッド。
独立して上下に多少動きます。
腕部は「前腕部」「肩内部の球体」に合わせ目が出ます。
肘関節は90度曲がります。
スッキリとした腰部(*´ェ`*)
脚部はほとんど合わせ目の出ないパーツ分割構造をしています。
関節パーツにも合わせ目無しです。
横、後ろから。
ただ、足裏には大きな肉抜きがあります。ここがこのキット最大の弱点といったところ。
「脚付け根の球体」は合わせ目が出ますが、ほとんど目立ちません。
バックパックは後述するシュツルム・ブースターに交換可能です。
ガーベラ・テトラ、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・マシンガンはシンプルは3パーツ構造(機関部×2+銃口)で、合わせ目が出ます。
結構シンプルな作り(*´ェ`*)
「アタシは故あれば寝返るのさ!」
寝返るシーマ様!
ビーム・マシンガンで攻撃!
動かすと非常にかっこいいのですが、やはり足裏の肉抜きは目立ちますね。
平手を添えて。
ビーム・サーベルを構え挑発するシーマ様!
斬!
二刀流で。
ビーム・マシンガン+ビーム・サーベルで。
付属武器はビーム・マシンガンとビーム・サーベル2本のみと、非常にシンプルな内容になっています。
そしてこちらがシュツルム・ブースター。
背部パーツを差し替えて再現します。かなり巨大ですが、意外な事に自立は安定します。
シンプルなモナカ構造なので、真ん中に合わせ目が一直線に出ます。
2基のプロペラントタンクにも合わせ目アリです。
良くも悪くも、シュツルム・ブースターとプロペラントタンクの中が空洞になっているおかげで自立が安定する感じです。
写真では伝わりづらいですが、一気に部屋を圧迫するようになるぞ!(*´ェ`*)
後ろ姿が非常に美しいです……(涙
アクション!
シーマ・ガラハウ搭乗機でディスプレイ。
※「HGUCシーマ・ガラハウ専用ゲルググマリーネ(塗装済)」
色々なガーベラ・テトラで比較。
※左から「本キット」「HGUCガーベラ・テトラ(ロールアウトVer.)」「HGBFガーベラ・テトラ(キララ専用機)」
HG Mechanicsデンドロビウムに付属する、1/550ガーベラ・テトラと比較。
HGUC ガーベラ・テトラの感想
ということでHGUCガーベラ・テトラのご紹介でした。
キット内容としてはパーツ数・成形色ともに非常にシンプルな内容になっています。
プロポーション・可動域に関しては2013年クオリティという事で優秀な出来栄え。
また、ショルダーアーマー上部の合わせ目は目立ちますが量的には少なく、更にABSレスキットという事で非常に作りやすい(orいじりやすい)ガンプラになっていると思います。
弱点は足裏の大きな肉抜き。気になるモデラーさんは要パテ埋めといった感じです。
素組みだと見た目がシンプルすぎるかもしれませんが、スミ入れや部分塗装で映えるガンプラだと思います。
シーマ様ファンなら満足するプロポーションで立体化されていると思うぞ!(*´ェ`*)
以上、「HGUC ガーベラ・テトラ」のガンプラレビューでした!