今回は「HG ガンダムAGE-FX」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムAGEに登場し、キオ・アスノが搭乗するガンダムAGE-FXをご紹介。
2012年発売。
全身に装備している全14基のCファンネルは着脱可能で、専用スタンドと展開用のクリアラッチが付属。
コアファイターの分離も可能です。
という事で、HGガンダムAGE-FXをレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムAGE-FX
Follow X-rounderの略である「FX」の名を関するガンダムAGE-FX。
ガンプラ的にウェア換装は非搭載ですが、全身にCファンネルを装備しているのが特徴のキットに仕上がっています。
組み立て書にはキオ・アスノさんが記載。
ホイルシールの量は多く、主にCファンネルの青い部分を補うものが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「スタングルライフル(ダイダルバズーカ)」「スタンド(+Cファンネル展開用クリアラッチ)」「手首パーツ×5」
ライフルはパーツの着脱によりバズーカ状態と切替可能。
手首パーツは左右の「武器持ち手」「握り手」、左の「平手」の計5つが同梱します。
こちらがコアファイター。
底面に3mm穴が空いているので、コアファイター状態でもスタンドに対応します。
上と下から。キャノピーには無色のクリアパーツが使われています。
基部の骨格となるグレー部分に一部合わせ目が出ますが、その他は合わせ目無し構造です。
本体へのドッキングギミックを搭載。
AGE-FXの背中の穴に接続するだけですが、ガッチリと装着できます。
左右のパーツは上下に可動するよ!
そして完成したHGガンダムAGE-FXがこちら。
ブルーとホワイトを主体としたシンプルな成形色に、クリアグリーン成形のCファンネルが特徴的なガンプラに仕上がっています。
AGE時代のHGという事で非常に組みやすく、今のガンプラ目線で見ても見劣りしないプロポーションを実現しています。
ただCファンネルの青い部分が全てシールになるので、ここは可能なら部分塗装推奨といった感じです。
それでは細かく見ていきます!
可動域は広く、手足とも大きく広がります。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転します。上下左右と柔軟にも可動。
可動域に関してはストレスフリーで、現代のガンプラ感を感じる作りです。
頭部をアップで。額やアンテナまわりは細かく色分けされていますが、HGシリーズという事もあってかアンテナ先端のエッジはかなり緩めです。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
後頭部の青いパーツのエッジも緩いです。
胴体をアップで。お腹のブルー部はシール。
パーツ分割は優秀で、合わせ目無し構造です。
上から。両肩と背中の上にCファンネルを装備。
ポリキャップを使わないシンプルな凹凸接続ですが、ここに関しては抜け落ちる事はありませんでした。
肩側面のCファンネルのポロリ率は高いです。
動かしていると高確率でポロリするのですが、基部パーツ(青いパーツと裏側のグレーのパーツ)自体が外れやすいのが原因かもしれません。基部パーツを接着すれば改善する可能性アリです。
肩の付け根は別パーツ化されていて、前後に傾けることができます。
腕の合わせ目は少なく、肩の内部ブロック(グレーの四角いパーツ)にしかありません。
前腕部の青いパーツにはCファンネルを搭載。こちらはポロリ率が低いです。
腰回りには4基のCファンネルを搭載。
こちらもポロリ率は低いです。
脚部はモモ側面に合わせ目が出ます。
その他、関節パーツなどは合わせ目なし構造で、AGE系キットの中でも合わせ目が少ない作りをしています。
足裏には肉抜きあり。股下は底面のカバーパーツを外せば3mmスタンド穴が露出します。
「キオ・アスノ。ガンダムAGE-FX、行きます!」
ガンダムAGE-FX、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
スタングルライフルから。左右はめ込み式で、合わせ目アリです。
アクション!
スタングルライフルで攻撃!
左のみ平手が付属します。
平手を添えて。
ライフル先端は可動式で、展開すればチャージモードが再現できます。
パーツの差し替えにより、バズーカモードのダイダルバズーカが再現できます。
上下からパーツを取り付けるだけでOKです。
少し持たせづらくなりますが、
脇の下に挟み込むようにする事もできます。
フォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
ただ、やり方が悪いだけかもしれませんがギリギリ感は出ます。
「頼むぞ、ガンダム!」
そして本キットの売りがこちら。
全身のCファンネルを外し、専用のクリアラッチに取り付ける事ができます。
「行け、Cファンネル!」
Cファンネルを展開するキオ!
クリアラッチは角度を変える事ができます。
色々な表情付けができるぞ!
Cファンネルの接続強度は良好で、FX本体よりガッチリと接続できました。
組み立て書には記載されていませんが、「手首付近」「脚部両側面」「リアアーマー」にもCファンネルを取り付けできる穴が空いているため、追加でCファンネルを用意すれば全身ファンネルだらけにする事もできます(*´ェ`*)
HGガンダムAGE-3ノーマルと比較。
ガッチリとした体型のAGE-3から、多少スリム体型になりました。

「行こう、ガンダム。一緒にみんなを守るんだ!」
HG ガンダムAGE-FXの感想
ということでHGガンダムAGE-FXのご紹介でした。
AGE系HGキットの中でも合わせ目の量が少なく、目立つのは「頭部」「モモ側面」「ライフル」程度なので素組み派モデラーさんにもオススメです。
弱点は一部のCファンネルがポロリしやすい点と、そのCファンネルの青部分の色分けといった感じ。(一応シールで色は補えます)
もはや13年前のガンプラにはなりますが、今のガンプラ目線で見ても古さを感じないパーツ構造・作りやすさ・プロポーションに仕上がっていると思います(*´ェ`*)
以上、「HG ガンダムAGE-FX」のガンプラレビューでした!