今回は「HG ガンダムアストレア タイプ-F」のガンプラレビューです。
コミック『機動戦士ガンダム00F』に登場し、ガンダムマイスターのフォン・スパークが搭乗したガンダムアストレアTYPE-FのHG版をご紹介。
選択式でタイプF2にも組めるだけでなく「GNプロトソード」「GNビームライフル」「GNランチャー」をはじめ、「GNハンマー」「GNハンドミサイル」「GNピストル」「NGNバズーカ」、と過剰なまでに武器が付属するキットに仕上がっています。
という事で、今回は武器を中心にF型とF2型の比較画像もまじえてガッツリとご紹介します!
HG ガンダムアストレア タイプ-F
タイプ-F全武器装備状態のボックスアート。
設定的にエクシアのプロト機にあたるタイプFですが、キットの方もHGガンダムエクシアのランナーにタイプ-Fの追加パーツと武器セットを足した内容になっています。
パイロットはサポート組織フェレシュテのフォン・スパーク。
シールは主にパープル部、ベージュ部を補うものが付属します。
このキットは選択式で「タイプ-F」「タイプ-F2」どちらかに組むことが出来ます。
という事で、まずは商品名になっていてパッケージにも描かれているタイプFからいってみます。
こちらがガンダムアストレアタイプ-F。
タイプFの特徴としては、センサーマスクで覆われた顔になっており腕部・脚部側面に武器をマウントできるようになっている点です。
真っ赤な成形色がイカします。
本体は頭部や胸部など一部を除き、ほぼHGガンダムエクシアの色替えキットとなっているため可動域等も同じです。
タイプFの特徴的なセンサーマスクはクリアグリーンのパーツで再現。
奥は地味にツインアイ、額のグリーンはシールで補います。
顔左右にあるクラビカルアンテナの影響で顔可動は少し制限される感じ。
そしてこちらがタイプF2。
よりエクシアに近付いたタイプになります。
設定的にはエクシアの補修パーツをタイプFに組み込み、全体的な能力が底上げされGN粒子の制御能力も40%上がっている改良型になっています。
タイプFでは腕部・脚部側面に武器をマウントできましたが、こちらはエクシア同様クリアパーツのコンデンサレンズになっているためマウント不可になります。
武器てんこ盛りを再現したい場合はパッケージにも描かれているタイプF推奨といった感じ。
フェイスマスクのホワイト部は全てシールで補うため、タイプFより成形色での再現度は甘め。
タイプFとF2の頭部を比較。
センサーマスク部だけではなく、アンテナの長さや額の形状も変わっています。
バンダイさん……どっちもかっこいいよ……2個買いしろってことかな?(*´ェ`*)
違いその2。タイプF2は腕側面がエクシア同様コンデンサレンズになっています。
違いその3。
腕部同様、脚部側面も武器をマウントできるかどうかの違いになっています。
違いその4はフロントアーマーの形状。
股間パーツも形状が違います。タイプF2はエクシアまんまなのに対し、タイプFは大きめなデザイン。
全体を比較。
なんだかんだいって顔の違いが一番でかいですね。
ここからはパッケージにも描かれているタイプFでレビューの続きいってみます。
可動域はHGエクシアと同じで、今のガンプラ基準で見てしまうと開脚が苦手です。
ただ当時ものとしては良く動く方で、膝は二重関節で腰も回転します。
こちらが付属品一覧。
※「プロトGNソード」「GNシールド」「GNビームサーベル×2」「サーベルエフェクトパーツ×2」「GNビームライフル」「GNハンマー+リード線」「GNビームピストル×2」「GNランチャー」「NGNバズーカ」「GNハンドミサイル」「左手の平手」
ビルドシリーズのカスタムウェポンを超える武器セットと言っても過言ではありません(*´ェ`*)
それでは一つ一つ見ていきます。
まずはGNビームサーベル2本から。
ガンダムアストレアタイプF、GNビームサーベルを抜刀!
次はプロトGNソードとGNシールド。
プロトGNソードはその名の通り、エクシアが装備するGNソードの原型となった実体剣で折りたたみ可能です。
プロトGNソードで斬りかかるガンダムアストレアタイプF!
GNビームライフルは脚部側面にマウント可能です。※両側どちらでも
GNハンマーも脚部付け根の側面にマウント可能です。
トゲ部分はクリアグリーンのパーツで再現されています。
が、ハンマー部分は少し外れやすいです。
リード線を付けて。
こちらもグリップ部分から少し外れやすかったので、気になるモデラーさんは要加工といったところ。
次はデュナメスのGNビームピストル2丁。
ホルスターは腕側面と脚側面どちらかに取り付け可能です。
2丁拳銃で撃ちまくるガンダムアストレアタイプF!
ピストル好きにはタマラン……(*´ェ`*)
ちなみに無改造ではHGガンダムデュナメスには取り付けできないので、デュナメスの完全版を再現するならGNアームズを買うしか選択肢がないぞ……(涙
次はガンダムキュリオスが装備していたGNハンドミサイル。
こちらも腕部側面か脚部側面にマウント可能です。
手に持たせるには、ハンドミサイル下部にトリガーパーツを取り付けます。
キュリオスが超兵ビルを壊した時のような持ち方はできないので、キュリオスに移植する場合は小加工が必要です。
しかもこのGNハンドミサイル、キットには1つしか付属しません……
バンダイさん、2個買えってことかな?
次はGNランチャー。
顔左右にあるクラビカルアンテナを外してマウントできます。
威力は落ちるが、手持ちでの運用も可能との事。
最後は連邦軍が開発したNGNバズーカ。
「N」は「NO」を表すとの事で非GN粒子火器という設定です。
フォアグリップは可動し、両手で構える事も可能です。
こいつは劇中のようにアヘッドに持たせてあげても良さげですね。
ちなみに本キットのNGNバズーカは、
↑プレミアム・バンダイ限定のHGジンクスIV(量産機)に2つ付属します。
……という事でガンダムアストレアタイプF、全装備状態がこちら。
全てを装備した状態でディスプレイできるので、パーツを無くす心配が無く凄くヨイです。
全装備火器で攻撃するガンダムアストレアタイプF!
ちなみに余剰パーツで、HGガンダムエクシアの武器まで付属します。
余剰品は主に
サーベル刃一体型のGNビームサーベル、エクシアのGNシールドと
GNロングブレイド、GNショートブレイドになります。
武器付属し過ぎか。
HGガンダムエクシアとそのリデコキットでディスプレイ。
HG ガンダムアストレア タイプ-Fの感想
という事でHG ガンダムアストレア タイプ-Fのご紹介でした。
ご覧の通り、とにかく武器が付属しまくるので武器セットとして購入しても満足する内容になっています。
ただ、先述した通りGNビームピストルは無改造ではHGデュナメスに取り付け不可、GNハンドミサイルも劇中キュリオスが使用した持ち方にはならないのでご注意。
アストレアタイプ-F本体は古めのHGガンダムエクシアの流用キットになっており、今のガンプラ基準で見ると開脚が苦手だったりしますが形状自体はかっこよく仕上がっています。
ただシール、合わせ目は多め。
ちなみにアストレアはこのHG以外にも立体化に恵まれていて、ガンプラでは1/100やRGのほか、ROBOT魂とMETAL BUILDもあるという優遇っぷり。
限定品が多いので入手し辛いですが、今回のHG版なら安く入手しやすいし過剰なまでに武器が付属するのでかなりオススメです。
作りはちょっと古いけどw
以上、「HG ガンダムアストレア タイプ-F」のガンプラレビューでした!
HG 1/144 GNY-001F ガンダムアストレア タイプ-F (機動戦士ガンダム00)
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