今回は「HGガンダムアストレイレッドフレームインバージョン」のガンプラレビューです。

ガンダムブレイカー バトローグに登場する、ガンダムアストレイレッドフレームインバージョンをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
特徴的な機体カラーが成形色で再現されており、ガンダムブレイカーのHGシリーズ同士を組み替えてジョイントできる新規パーツが付属します。
という事で、HGガンダムアストレイレッドフレームインバージョンをレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン

ガンダムブレイカーバトローグに登場する、ガンダムアストレイレッドフレームインバージョンさん。
機体名に足された「インバージョン」は「反転」の意味を持ち、機体色の白い装甲が黒に変更されただけではなく「アストレイ(王道ではない)の反転=王道を行く」という意味合いを持っているとの事。
ガンプラ的には2013年に発売された「HGガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のリデコキットになり、成形色とシールが変更され新規のジョイントパーツが同梱する内容になっています。

ホイルシールの量は多く、細かな黒い部分や装飾部分などの色を補うものが中心です。

付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「シールド(+ジョイントパーツ)」「ガーベラ・ストレート」「ビームサーベル×2」「フライトユニット」「バクゥ偵察タイプ頭部ユニット」「ガンダムブレイカーHG対応ジョイントパーツ(↑枠部分)」
手首パーツは左右の「武器持ち手」「平手」の計4つが付属。
サーベル刃は、ビームサーベル用の長いものが2本、バクゥ偵察タイプ頭部ユニット用の短いものが2本付属します。

そして完成したHGガンダムアストレイレッドフレームインバージョン(名前長い……(*ノェノ))がこちら。
フレーム部分のレッドがワインレッドに、白い装甲部分は黒に変更されているのが最大の特徴です。

2013年製のHGベースということで、今のガンプラ目線でも見劣りしないめちゃめちゃかっこいいプロポーションで立体化されていますね……(*_*;)

フライトユニットはそこそこ重いですが、自立性が高く接地性も優秀です。
基本的にはHGガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)の色替えキットになっていますが、地味に変化した本体フレームもあったりするのでまずはそのあたりを解説していくぞ!(>ω<)

HGガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)と比較。
まずはご覧のとおり、成形色が変更されているのが1点。ベースキットに付属するロウのマーキングシールなどは付属しないため、付属シールも変更されています。

背部を比較。今回のインバージョンには追加でジョイントパーツ(ガンダムブレイカーHG対応)が付属するのもあるのですが、

実は↑枠の「肩付け根フレーム」も形が異なっています。
ただ、ぶっちゃけそこまで変化はないですw

ということで本体はほぼ同じですが、こちらでも可動域などを解説していきますね。まず可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。

手足の関節は90度以上大きく曲がり、かなりキレイにヒザ立ち可能です。

上半身は360度回転します。全体的に見て、可動範囲は広いです。

頭部をアップで。黒い顔になり、鋭い顔付きのイメージに変わりました。

頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ますが一部は段落ちモールド位置になっています。

胴体の色分けは細かく、胸部左右の小さなレッド以外は色分け済みです。
合わせ目もありません。

腕部は二の腕まわりのフレームにシールを多用します。
厳密に言えば細かな合わせ目がありますが、ご覧のようにほとんど目立ちません。

腰部をアップで。股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

脚部はちょこちょこと合わせ目が出ますが、こちらもほとんど目立ちません。
主要な箇所は合わせ目無し構造になっています。

ただ、足を曲げた際に露出する関節フレームには合わせ目が出ます。
足裏はモールドが細かく、肉抜きがありません。

バックパックにはビームサーベルのグリップが収納されており、着脱できます。

アストレイレッドフレームインバージョン、ビームサーベルを抜刀!

攻撃!クリアレッドのビーム刃は、長くて細いものが2本付属します。

バックパックをおろせば、

フライトユニットを装備することができます。
左右のウイングやスラスターは可動します。

各部アップで。一部合わせ目が出ますが、こちらもあまり目立ちません。

ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン、出撃!

それでは豊富な武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

ビームライフルは合わせ目があり、ライフル用の専用ハンドパーツは付属しません。

シールドはロール回転します。

ビームライフルで攻撃!

フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。

また、↑左枠のジョイントパーツを使うことにより、ビームライフルとシールドをスラスター側面にマウントすることができます。
左右どちらでもOKです。

腰部左には、ガーベラ・ストレートを装備。
色分けは甘く、装飾部分はすべてホイルシールで色を補います。鞘はモナカ構造で、合わせ目あり。

ガーベラ・ストレートを抜刀した状態がこちら。
1色1パーツ成形で色分けは甘いです。刀身はシルバーなどで要塗装だぞ!

ガーベラ・ストレートを構えるインバージョン。
やば、これだけでメチャメチャかっこいい(*_*;)

アクション!

ガーベラ・ストレートは、両手で持つことができます。

こちらはバクゥ偵察タイプの頭部ユニット。
短編アニメのレッドフレームでも登場したパーツです。

専用のビーム刃が2本付属。先程のビームサーベルの刃とは別形状になっています。

カッケェ!(>ω<;)

それではインバージョンの追加パーツをご紹介。
まずは↑のジョイントパーツを取り付けることにより、

ブレイカーバトローグシリーズのバックパックに対応させることができます。
※使用したのはHGガンダムヘリオスの背部ユニット

逆に、↑枠のパーツを別機体に取り付ければ

フライトユニットを装備させることができます。このあたりの追加パーツが本キットのアイデンティティと言っていいかもしれません。


ベースキットのHGガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)のレビューは↓でどうぞ。シール類が変更されているので、ロウのマークなどが欲しい場合は元キットの方がオススメです。


HG ガンダムアストレイレッドフレームインバージョンの感想
ということでHGガンダムアストレイレッドフレームインバージョンのご紹介でした。
細かな色が足りなかったりガーベラ・ストレートがポロリしやすかったりしますが、プロポーションと可動域に関しては今のガンプラ目線で見ても満足度の高いキットに仕上がっていると思います。
少し話は逸れますが、今まで色替えのプレバン品にはあまり価値を感じなかったのですが、一般発売されているガンプラ(HGのフライトユニット装備)自体プレミア価格になっている今や「色替えプレバン品の価値が上がっている」ような気がします。
一応ガンダムブレイカーバトローグのHGシリーズに対応したジョイントパーツが追加で付属するので、そういった意味でも本キットを購入する価値は十二分にあると思いました。
以上、「HG ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン」のガンプラレビューでした!












