今回は「HGガンダムデスサイズヘル」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムWに登場するガンダムデスサイズヘルの、HGAC版をご紹介。
2023年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
増設された特殊装甲「アクティブクローク」を中心に「頭部」「胴体」などが新規造形で再現されています。
デスサイズヘルの特徴でもある、ツインビームサイズとバスターシールドも再現。
ということで、HGACガンダムデスサイズヘルをレビューしていきたいと思います!
HGAC 1/144 ガンダムデスサイズヘル
EW版デザインではないデスサイズヘルのHGAC 1/144版キットは、プレミアム・バンダイ限定での発売となりました。
ガンプラ的には一般発売されているHGAC 1/144 ガンダムデスサイズのリデコキットになりますが、本機の場合頭部や各部装甲・武装と新規造形多めの内容になっているのが特徴だぞ!(>ω<)
価格は2,420円(税込)です。
ホイルシールがこちら。ベースキット自体2021年発売ということで、比較的最近のフォーマットで作られているため色分けは良好です。
アクティブクロークの内側や、バスターシールドなどにシールを使います。
そして完成したHGAC 1/144 ガンダムデスサイズヘルがこちら。
今回はオールガンダムプロジェクトあたり準拠の、ポリキャップを組み込む従来のHG構造で立体化されています。
EW版との違いがかなりある本機ですが、TV版同士のヘビーアームズ⇔改の違いと比べても新規造形が多い内容になっています。
やはりこの独特のデザインをしたアクティブクロークの存在感がでかいですね。
接地性、自立性ともに良好です。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がります。
手足の関節は大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
ベースキットと同様に、ヒザの装甲にはロック機能が搭載されています。(後述)
真横を向くこともできます。HGACシリーズは比較的パーツ数を抑えたモデルではあるのですが、可動域は広く仕上がっています。
追加装甲のアクティブクロークをアップで。
レッドやホワイト部は別パーツにより色分けされています。
アクティブクロークは、↑枠のジョイントパーツにより接続されています。
ジョイント基部は動き、接続部でも角度を変えることができるためフレキシブルに可動します。
前後・側面の6枚は、独立して可動します。
ただ、前面のクローク内側は表面の白いパーツの裏面が露出してしまう影響で、一部シールで色を補います。
新規造形の頭部はパーツ分割がかなり細かく、白いフチ部分まで色分けされています。
横、後ろから。頭部だけで11パーツも使われているため、今回の売り部分の一つになっていると思います。
胴体は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
画像では見えないですが、厳密に言えば上部にも合わせ目あり。
肋骨状の粒子増幅用補助装置、リブジャマーをアップで。
グレー部は、シールで色を補います。
肩はボールジョイント接続により、前後に可動します。
前腕部には合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーの合わせ目は、段落ちモールド化されているようでした。
電波妨害装置のハイパージャマーに変更はありません。地味に可動します。
腰部は、サイドとリアアーマーが新規造形です。
足の付け根軸は、前後にスイング可動します。
新規造形のリアアーマーに、ツインビームサイズをマウントすることができます。
ちなみにこのツインビームサイズはマウントする専用のパーツで、
反対側には目立つ肉抜きがあります。持たせる際は、専用のビームサイズパーツを使います。※後述
脚部は、ふくらはぎ付近に合わせ目が出ます。
ニーアーマーとのロック仕様になっていて、よりヒザを曲げたい場合はロックを外して動かします。
足裏は、つま先付近に肉抜きあり。
「死神の復活を、大々的に知らせてやらなきゃな!」
ガンダムデスサイズヘル、降臨!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
バスターシールドをアップで。
基本部分のレッド・イエローは色分けされていますが、細かなところはシールで色を補います。
そして本キットの売り、ビーム発振器が2基に増設された連装刃タイプのツインビームサイズがこちら。
ビーム刃のエフェクトパーツ2つは、形状が違うものが付属します。
ビーム刃をアップで。上側は可動します。
「斬って斬って斬りまくる!」
攻撃を仕掛けるガンダムデスサイズヘル!
両手で持たせ、色々な表情をつけることができます。
うむ。かっこいい……!(>ω<)
ハンドパーツは、「平手」「角度付き武器持ち手」も左右分付属します。
挑発するデュオ!
バスターシールドのブレードは可動し、専用のビーム刃も付属します。
バスターシールドで攻撃!
※本キットにスタンドは付属しません
旧キットの1/144 ガンダムデスサイズヘルと比較。
発売年の差がありまくるので、クオリティ差がハンバ無いです……w
頭部とアクティブクロークを比較。
ツインビームサイズを比較。
バスターシールドを比較。
本キットの登場により需要は低くなったと思いますが、旧キットの方も気になる方は↓のレビューからどうぞ。
一般発売されている、HGAC 1/144 ガンダムデスサイズと比較。
本キットのベースキットとなります。
手足は共通部分が多いのですが、頭部をはじめ各部装甲や武装など変化箇所がかなり多いです。
頭部を比較。
胸部、肩部を比較。
腰部を比較。
腰部リア側を比較。
バスターシールドを比較。
今回はかなり変化ポイントが多いので、オススメのプレバン品に仕上がっていると思いますぞ。
最後に、ガンダムブレイカーバトローグシリーズでリリースされているHG 1/144 ガンダムリヴランスヘブンと比較。
ガンダムリヴランスヘブンはデスサイズヘルベースでありつつ、真逆の機体名称(コンセプト)になっているのが特徴です。
頭部を比較。
アクティブクロークを比較。
クロークの取り付け方や腕など、違っている箇所は多いです。
HGAC 1/144 ガンダムデスサイズヘルの感想
ということでHGACガンダムデスサイズヘルのご紹介でした。
通常のデスサイズから変化しているポイントがかなり多いので、お得なプレバン品に仕上がっています。
ラインナップ的にも、まさかのTV版デスサイズヘルが最近のクオリティで立体化されているのに軽く感動するよね……(*ノェノ)
胸部リブジャマーとバスターシールドのシール部分は結構目立つので、このあたり部分塗装すればクオリティが上がりそうです。
EW版デスサイズヘルの1/144は最近のフォーマットでリリースされていないので、次はEW版のリニューアルに期待したいですね!(>ω<)
以上、「HGAC 1/144 ガンダムデスサイズヘル」のガンプラレビューでした!