今回は「HGガンダムナドレ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00に登場し、ティエリア・アーデが搭乗するガンダムナドレをご紹介。
2008年発売。
少ないパーツ数ながら可動域が広く、アクションポーズが得意なガンプラに仕上がっています。
また、別売りHGガンダムヴァーチェのGNキャノンを装備させる事が可能。
という事で、HGガンダムナドレをGNキャノンを装備させた状態を含めてレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムナドレ
もはや16年前に発売されたHGのナドレ。
キットの内容はランナー数・色数ともに少ないながら、プロポーションと可動域に優れたガンプラに仕上がっていました(*´ェ`*)
パイロットはおなじみ、ティエリア・アーデさんが記載。
ホイルシールの量は多く、本体の細かな箇所を補うものが付属します。
小範囲に貼るものがほとんどなのでそこまで目立ちませんが、GNシールドの広範囲な赤い部分は結構シール感が出てしまいます。
付属品一覧がこちら。
※「GNビームライフル」「GNビームライフル用サーベルエフェクトパーツ」「GNビームサーベル×2」「GNシールド」「手首パーツ×3(武器持ち手左右・左の平手パーツ)」
当時のダブルオー系HGはビームサーベルのエフェクトパーツが付属しなかったり無色のものがついてくる事がありましたが、クリアレッドのものがしっかり付属します。
ちなみに序盤に発売された初期ガンダム4機(+ナドレ)の中でサーベルエフェクトが付属するのは、ナドレとヴァーチェのみだったりします。
そして完成したHGガンダムナドレがこちら。
パーツ数が少なくソッコーで組み終わりましたが、ご覧の通り今のガンプラ目線で見てもプロポーションに秀でたガンプラに仕上がっています(>ω<)
16年前のガンプラとは思えない再現度ですね。
ただ成形色はホワイト・グレー・イエロー(+軟質素材)のみで、細かな部分は全てシールで補う仕様となります。
それでは細かく見ていきます!
可動範囲は当時物としては広く、腕が水平以上まで上がります。
脚はボールジョイント接続ですが、腰回りに邪魔をするものが何もないため開脚範囲が広いです。
手脚の関節も90度以上大きく曲がり、キレイに膝立ちさせる事ができます。
上半身は360度ぐるぐる回転します。
頭部はツインアイのほか、アンテナ中央や口・頭頂部の赤い部分をシールで補います。
角ばった面に貼る口のシールは結構目立つので、部分塗装した方がいいかもしれません。
左右はめ込み式で、頭頂部のトサカに合わせ目が出ます。
側面はクリアパーツが使われており、低価格プラモながら高級感のある作りになっています。
ナポリタンGN粒子供給用コードをアップで。
レッド成形の軟質素材でできており、頭部可動の妨げにならない作りをしています。
また、ナポリタンGN粒子供給用コードの基部は「胴体や頭部の中に組み込む」ため、動かしていて外れる事もありませんでした。
胴体・腰は前後はめ込み式で、側面にチョロチョロと合わせ目が出ます。
腰のライトブルー部分はシールで補います。(シール下には合わせ目無し)
胸部をアップで。
コンデンサはシールの上に無色のクリアパーツをはめ込む構造です。
胸左右の黄色いパーツはかなり小さいので、紛失にはご注意を!(>ω<)←一回落として遭難させた人
顔左右にある黄色のクラビカルアンテナは、可動します。
肩の上部はグレーのシールを使用。シールの下は一部合わせ目が出ますが、ほとんど目立たない配置になっていました。
また、肩の付け根が引き出せるため前方向への肩可動に優れています。
腕は肩内部パーツと前腕部前後に合わせ目が出ます。
ダブルオー系HGでよくある、合わせ目が端に配置されているパーツ構造をしているためそこまでは目立たないです。
肘関節は90度強曲がります。
腕側面のコンデンサはクリアパーツが使われています。
胸部同様シールの上にクリアパーツをかぶせる構造です。
GNシールドは前腕部に接続でき、基部で360度ロール回転します。
表面の赤い部分はシールで補うため結構目立ちますが、シールド裏は色分けされておりモールドも入っています。
腰は前後はめ込み式で、側面(厳密に言えば下部にも)合わせ目が出ます。
細かなグレー部はシールで補います。
意外な事に脚部の合わせ目は少なく、太もも後ろ・ふくらはぎに出るぐらいです。
厳密に言えば太もも前面にも出るのですが、ほんと端っこが合わせ目になるためほとんど目立ちません。
脚関節にも合わせ目はなく、地味な箇所ながら膝の内側もしっかりと色分けされています。
(合わせ目に見えるラインはパーティングライン)
足首パーツの傾き範囲が優秀で、接地性に優れています。
足裏に肉抜きは無く、股下のカバーパーツを外せばアクションベース用の3mmジョイント穴が露出します。
中々堅実に出来ているぞ……(*´ェ`*;)
終盤で使っていた、専用のGNビームライフルを持たせてみます。
GN粒子供給コネクタ(前腕部)に接続できるため、保持力に優れています。
接続強度も丁度良い感じでした。
ライフルの設定的には、ナドレのプロトタイプ「GNY-004ガンダムプルトーネ」のライフルを進化させたものになります。
ガンダムナドレ、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
「これ以上は行かせない!!」
ティエリア、GNビームライフルで攻撃!
フォアグリップは固定式ですが、両手で構える事ができます。
また、GNビームライフル先端に取り付け可能な「専用ビームエフェクトパーツ」も付属します。
一応上下があるので、取り付ける際はご注意を。
斬りかかるナドレ!
GNビームサーベルを持たせてみます。
うっ……
恐ろしくカッコイイぞ……!!!(*_*;)
二刀流で。
今のガンプラ目線で見ても、全く見劣りしないプロポーションではなかろうか……。
それでは劇中再現いってみます!
「ヴェーダとリンクする機体を全て制御下に置く。これがガンダムナドレの真の能力」
ナドレ、トライアルシステムを起動!
「君たちはガンダムマイスターにふさわしくない。そうとも……」
「万死に値する!!!」
HGガンダムヴァーチェのGNキャノンを持たせてみる
こちらが別売りのHGガンダムヴァーチェに付属するGNキャノン。
今回のガンダムナドレにも、無改造で持たせる事ができます。
GNキャノンを構えるナドレ!
GNキャノンの先端が垂れ落ちてきやすいですが、一応ポーズは決まる感じです。
「ガンダムナドレ。目標を消滅させる!!!」
……ナドレ用にパーツ注文しようかな……(*´ェ`*;)
HGガンダムヴァーチェと比較。
MGガンダムヴァーチェ(のナドレ状態)と比較。
HGガンダムプルトーネも加え、系譜機でディスプレイ。
ティエリア・アーデ搭乗機のHG勢ぞろいでディスプレイ。
00 PORTRAITSのティエリアとディスプレイ。
このちびボイス、結構お気に入りのカプセルトイっす(>ω<)
ニュータイプ&ニュータイプロマンス限定ちびボイスのティエリアを乗せてみた。
HG ガンダムナドレの感想
ということでHG ガンダムナドレのご紹介でした。
ちらほら合わせ目は出るのですが、腕は武器を装備させれば目立たなくなったり脚部は裏側のみだったり、どこもそこまで目立たない印象です。
細かな色もちょいちょい足りませんが、GNシールド以外はこちらも目立たずといったところ。
長所は可動範囲が広くポーズがガンガン決まるうえ、今のガンプラ目線で見ても再現度の高いスタイルで立体化されている点だと思います!
ただ、グレーのパーツは全てABS樹脂製になっているので塗装派モデラーさんはご注意を!(>ω<)
以上、「HG ガンダムナドレ」のガンプラレビューでした!