今回は「HGUCギャンクリーガー」のガンプラレビューです。
「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記」に登場したギャン・クリーガーをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
REVIVE版のHGUCギャンをベースキットにしているものの、外装は全て新規造形というプレバン品の中でもプレミアム感の高いガンプラに仕上がっています。
という事で、HGUCギャン・クリーガーをHGUCギャンとの比較画像などを含めレビューしていきたいと思います!
HGUC ギャン・クリーガー
バンダイさんどうしちゃったの案件であるギャン・クリーガーの立体物。
HGUCのラインナップ中、一番ニッチといっても過言ではない機体ではないでしょうか……(次点でピクシーかゼクアイン?)
設定的にはギャン高機動型(B型)を改良した、MS-15系の最終生産型との事です。
ホイルシールの量は少なく、モノアイとバックパックを補うもののみ付属。
プレバン品ながら、色分けは非常に良好です。
付属品は「ビーム・ランス」と「ランチャー・シールド」の2点になります。
全て新規造形だぞ……!(>ω<)
HGUCギャン(REVIVE版)のランナーを一部流用しているので、ギャンの余剰パーツが出ます。
この中だと使えるのはバックパックぐらいです。
そして完成したHGUCギャン・クリーガーがこちら。
スゴイのは、一部ギャンのフレーム部分を流用しているものの外装が全て新規造形な点。
プレバン品って「一般販売の色替え」だったり「少し新規パーツをつけただけ」なパターンが多いと思うのですが、このキットに限ってはほとんど新規造形といっていい内容になっています。
こんなマニアックな機体をプレバンで、しかもほとんど新規造形で出すってバンダイホビーセンターで一体何があったのでしょうか……。
HGUCギャン・クリーガーのプレゼンを通した社員、有能すぎかな?
元々シンプルなカラーデザインというのもありますが、色分けが良好で成形色も深みのある色合いをしています。
素組みでも非常に見栄えがいいです。(HGUCドム/リック・ドムの色合いに近い感じ)
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、腕は水平以上上がり真横まで開脚します。
手脚の関節も大きく曲がり、キレイに膝立ち可能。
上半身も360度回転します。
頭部。モノアイはシールで補います。モノアイ可動のギミックは搭載されていません。
横、後ろから。合わせ目に見える部分ですが、公式サイトの作例基準ではモールド扱いになっていました。
胴体側面も同様にモールド扱いです。至近距離で見ると段落ちモールド化されているようないないような、微妙な感じではありました。
胸部・コクピット部など、パープル・ブラック・レッドで細かく色分けされています。
上半身は前後・左右に柔軟に可動します。
バックパックは一部グリーンのシールで色を補います。
プロペラントタンクは上下に可動、先端部分もパーツ分割により色分けされています。
左右はめ込み式になっていて中央に合わせ目が出るのですが、ここも作例ではモールド扱いでした。
肩と胴体上部には一部合わせ目が出ます。
肩は前後に可動、先端のスラスターも細かく色分けされています。
腕は肩内部の球体と前腕部に合わせ目が出ます。
公式ではモールド扱いですが、↑枠はどう見ても合わせ目に見える部分なので気になるモデラーさんは合わせ目消し推奨といった感じ。
肘関節は180度近く、大きく曲がります。
腰部。フロント・サイドアーマーともに大きく広がるだけではなく、
リアアーマーも広げる事ができます。
内側はグレーで色分けされており、スラスターも造形されています。
脚部の合わせ目はモールド扱いでOKそうです。
関節パーツにも合わせ目が出ません。
横、後ろから。
膝やふくらはぎなど、色分けもバッチリ。
足首パーツのつま先は可動し、つま先を立てたようなポージングが可能です。
足裏には肉抜きが無く、股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
各部細かく見れば見るほど、ほんと良く出来ているぞ……(*´ェ`*;)
新規造形のビーム・ランスを持たせてみます。
ビーム部分はクリアオレンジのパーツが使われており、長さは約10.5cmと迫力のある長さです。(ビーム・ランス全体だと約19cm)
ランチャー・シールドも新規造形で、グリップを持たせて保持します。
内側には2門のランチャーが造形されています。
ビーム・ランスを掲げるギャン・クリーガー。
それではアクションポーズいってみます!
REVIVEギャン同様、根本がスナップする特殊な手首パーツが付属します。(右手のみ)
打突するギャン・クリーガー!
可動域が広く、美しく無理のないポージングが可能だぞ!(>ω<)
ランチャー・シールドで攻撃!
飛びかかるギャン・クリーガー!
カッケェ!!!
ビーム・ランスは両手で持たせる事ができます。
ベースキットのHGUCギャン(REVIVE版)と全身を比較。
フレームや手首パーツこそギャンのランナーが使われていますが、その他はほとんどが新規造形になっています(*´ェ`*)
HGUC R・ジャジャも混ぜ、ギャンの系譜でディスプレイ。
HGUCで発売されている「ギレンの野望」シリーズのガンプラでディスプレイ。
※HGUCグスタフ・カール(ギレンの野望Ver.)
HGUC ギャン・クリーガーの感想
ということでHGUC ギャン・クリーガーのご紹介でした。
非常に出来が良く、目立つ肉抜きが無いうえ色分け・可動域ともに優秀、何よりほとんど新規造形で非常に良く出来たスタイルで立体化されている模様。
プレミアム・バンダイ限定品の中でも上位に来るキットで間違いないでしょう。(他でいうとウーンドウォート並)
再販率は低そうな予感がしますが、マニアックでレアなガンプラが欲しいモデラーさんには最適なキットだと思います!
以上、「HGUC ギャン・クリーガー」のガンプラレビューでした!