今回は「HGUCハイゴッグ」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場し、サイクロプス隊が運用したハイゴッグをご紹介。
2003年発売。
フレキシブル・アームはぐにゃぐにゃと可動し、巡航形態に変形可能です。
という事で、HGUCハイゴッグをじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC ハイゴッグ

水陸両用MSでゴッグのコンセプトを元に設計されたハイゴッグさん。
22年前のHGUC37番目として発売された、古いHGになります。

ホイルシールは主にフェアリングユニット(手に装備するオレンジのパーツ)を補うホワイト部分のものや、サイクロプス隊のマークが付属します。

付属品一覧がこちら。
差し替え(一部分解の必要あり)で巡航形態へ変形するための各種パーツが付属します。

そして完成したHGUCハイゴッグがこちら。
古いHGではあるのですが、劇中プロポーションの再現度が非常に高いです……(*_*;)

細かな色がシールだったり、目立つ合わせ目箇所は多いのですが(※後述)かなりの良プロポーションで立体化されているのではなかろうか。
接地面が広く、自立は安定します。

それでは細かく見ていきます!

可動域から。手脚は大きく広がり、

一応膝立ちも可能です。手がウニョウニョ動くぞ!

上半身は360度回転します。
動かしやすいメカデザというのもあり、ハイゴッグの動きとしては必要十分に動いてくれます。

胴体は上下はめ込み式で、合わせ目部分は段落ちモールドのようになります。
↑の赤枠は設定画や劇中だとモールドではないため、気になるモデラーさんは要処理といった感じです。
魚雷(モノアイ左右にある4つの○)はグレーで要塗装です。
サイクロプス隊のシールも付属。

モノアイは非可動です。
ピンクのクリアパーツが使われており、まわりの黒いフチはシールで補う構造です。

肩は軸接続になり、接続強度は弱くはないものの腕の重さで垂れ落ちてくる事があります。
もうちょいキツめに調整してあげても良さげな感じです。

側面は縦一色線に合わせ目が出ます。

メインスラスター2基は内部から露出する構造です。
背中には水中ジェットパックを取り付けるための穴が空いています。

ショルダーアーマーは前後はめ込み式で合わせ目が出ます。
細かな赤い部分はシールで補います。

中はこんな感じ。内部を真っ黒で塗ってあげれば立体感が出そうっす。

ハイゴッグの売り、フレキシブル・アームがこちら。
長いです……w(>ω<)

各関節はABSによるボールジョイント接続になっており、止めたい位置で止まってくれます。
ただ先述した通り、肩の基部は重さで少し垂れ落ちてきます。
関節のABS部分も、動かしまくっていると強度が弱くなってくるかもしれません。

腕の隙間からは動力パイプがチラリと顔を出します。
このグレー部分はABS樹脂製なうえ、合わせ目も出るため完璧に処理しようとすると手がかかる部分になっています。

バイス・クローは4本とも独立可動します。

手の平はビーム・キャノンになっているぞ!

お腹には腹部マシンキャノンが造形されています。
設定的には、ザク・マシンガンと同じ120mm口径の実体弾を射出できるとの事です。

脚部は左右はめ込み式で、前後に合わせ目が出ます。
膝やモモなどはシンプルな1パーツ構造で、合わせ目が出ない作りをしています。

足裏がこちら。肉抜きに見えなくもないですが、モールドが細かく造形されているのでこういう形状だと思ってOKかな?
それではアクションポーズいってみます!

突進するハイゴッグ!

ガシュンガシュンガシュン……!

ジャンプ!

ビーム・キャノンで攻撃!
モノアイが可動しないのは残念ですが、ハイゴッグらしいポーズは決まりますね。

先端にハンド・ミサイル・ユニットを取り付ける事もできます。

ミサイルは両手分付属します。

ハイゴッグいいわ……w(*´ェ`*)

それでは巡航形態を再現してみます。
バイス・クローと周辺パーツを外し、

フェアリングユニット(オレンジのパーツ)をはめ、中間の腕パーツを外して肩に取り付けます。
ショルダーアーマーを倒し、

足先の角度を変え、

水中ジェットパックを取り付ければ完了です。
※ジェットパックには合わせ目あり

巡航形態のハイゴッグがこちら。
スタンド穴は空いていないため、挟み込みタイプ等のスタンドが必要です。

ブクブクブク……

魂EFFECTのWAVE Blue Ver.を使用してみた図。
このエフェクト、色々なシーンで仕えるのでマジおすすめっす……(*´ェ`*)

浮上するハイゴッグ!!

ジム寒冷地仕様と遭遇!

ズゴックEも加えて。

HGUCジム寒冷地仕様と大きさ比較。
全高は同程度ですが、ハイゴッグさん横に広いです。




HGUC ハイゴッグの感想
ということでHGUCハイゴッグのご紹介でした。
古めのHGという事で目立つ箇所の合わせ目が多く、関節強度も弱いところがあります。
ただプロポーションの劇中再現度が非常に高く、目玉であるフレキシブル・アームがぐにょぐにょ動く点はポイント高しです(*´ェ`*)
合わせ目処理したり塗装するモデラーさんには良い素体キットになっていると思うぞ!素組みでも今回ぐらいのハイゴッグにはなるので、オススメです。
以上、「HGUC ハイゴッグ」のガンプラレビューでした!





















