今回は「HGケルベロス・バクゥハウンド」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-に登場する、ケルベロスバクゥハウンドをご紹介。
2006年発売。
背部に装備するケルベロスウィザードは着脱可能で、他のウィザード対応HGと互換性があります。
また、脚部のキャタピラを折りたたみ高速移動形態も再現可能。
という事で、HGケルベロスバクゥハウンドをレビューしていきたいと思います!
HG ケルベロスバクゥハウンド
SEED系HGの中で、再販率低い部類のHGケルベロス・バクゥハウンドさん。
ガンプラ的にはHGモビルバクゥより先に発売され、本キットをベースにモビルバクゥが立体化された形となります。
ホイルシールは広範囲に貼るものが多いです。
「頭部のモノアイとセンサー」「翼のレッド」「ケルベロスウィザード」の色を補うものが中心です。
そして完成したHGケルベロスバクゥハウンドがこちら。
本体部分はHGモビルバクゥとの共通パーツが多いですが、「頭部」「ケルベロスウィザード」「多彩なエフェクトパーツ(ビームファング)」が本キットの特徴部分です。
……すごい悪そうで強そう!(>ω<)
バクゥより凶悪感の出たデザイン・カラーリングになっていて、ビームファングのインパクトが目を引きます。
後ろから。それでは各部細かく見ていきます!
頭部は細かなブルーのセンサー(スポッティングセンサー)部分がシールです。
黒1色成形のため、左右の頬先端はパープルで要塗装です。ただ、合わせ目は出ません。
頭頂部パーツは上げればモノアイが露出します。(モノアイに凸モールドは無し)
口を開けばビーム砲が露出します。
首はこのような蛇腹状になっていて、頭部とはボールジョイント接続でウネウネ動きます。
グレーのパーツはABS樹脂、下部の動力パイプは軟質素材が使われています。
胸部ホワイトは別パーツにて色分け済みです。
上から見た図。頭部が3つついているのが最大の特徴です。
ケルベロスウィザードの頭部は本体の頭部とは別造形になっています。
こちらも口は開閉し、左右の頬はパープルで要塗装ですが合わせ目が出ません。
横から。後ろ側のブラック部はシールで色を補いますが、白いスパイクは別パーツで色分け済みです。
ケルベロスウィザードは軸接続です。HGモビルバクゥと同じフォーマットになっていて、互換性があります。
左右に大きく動き、
首も上下に可動します。
ウイングはレッド部が全てシールです。このあたりは合わせ目が出ます。
※今回頭部以外ほぼ合わせ目があるので、画像解説は省略させていただきます
翼は上下に可動。
脚部は、ほとんどの部分が左右はめ込み式で合わせ目が多いです。色も足りません。
キャタピラは軟質素材が使われていて、足裏に肉抜きはありません。
胴体下部のカバーを外せば、スタンド穴が露出します。
首を収納して足・キャタピラを↑のように動かせば、
高速移動形態が再現できます。
※このあたりはHGモビルバクゥと同じギミックです
ビームエフェクトパーツをつけた状態がこちら(*´ェ`*)
本体の頭部には合計5基のビームファングを装着できます。
横から。凶悪!(>ω<)
バクゥでは骨をくわえるようにサーベル柄を装備しているデザインでしたが、ケルベロスバクゥハウンドではキバのようなデザインになりました。
ケルベロスウィザードの頭部にも、2基のビームファングが取り付け可能です。
戦場に現れるケロベロスバクゥハウンド!
胴体は引き出すことができ、上下左右と柔軟に可動します。
襲いかかるケルベロスバクゥハウンド!
スターゲイザー時代のガンプラという事で、スタンドに対応しているのが地味に嬉しいです。
いい感じ……。
ケルベロスウィザードの頭頂部パーツは、分離可能です。
外したパーツは、このように他のHGへ持っていくことができます。
ザクウォーリア、ビームファングを装備!
また、基部が連結しているジャベリンタイプの柄が別パーツとして1本付属します。
これにビームファングを取り付ければ、
ジャベリン状態で持たせる事もできます。
「HGザクウォーリア」「HGグフイグナイテッド(量産機)」と大きさを比較。
HGモビルバクゥ(微塗装済)と比較。
バクゥの方は武器が2種類付属するのが特徴です。
バクゥは当時物SEEDシリーズとしては後半に発売されただけあり、なかなか出来が良いです。(本キットとほぼ同じクオリティ)
ちなみに、上部の武器は互換性があるので↑のように取り替えることもできるぞ!
さらに今回はケルベロス「ウィザード」を装備しているという事で、他のウィザード対応HGと互換性があります。
このように、HGザクウォーリアに装着すればケルベロスザクウォーリアが再現できたりします。
塗装すれば手軽にスー機が再現できそうです。
更に、HGドムトルーパーとも互換性があります。
色的にも違和感が無いな……(*_*)
逆に「HGブレイズザクファントム系に付属するブレイズウィザード」を、本キットに取り付ける事もできます。
もちろん、ケルベロスウィザードをブレイズザクファントムに移植する事もできます。
HGブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)とディスプレイ。
成形色的にも相性が良さげなガンプラですね。
ブルデュエルに襲いかかるケルベロスバクゥハウンド!
ムシャムシャ……
ストライクノワールと交戦!
※「HGストライクノワールガンダム」
最後に、本キットのリデコキットであるHGケルベロスバクゥハウンド(アレック・ラッド専用機)と比較。
違いは成形色と、マーキングシールが入っているかいないかだけです。
HGラゴゥやバクゥも混ぜてディスプレイ。
HG ケルベロスバクゥハウンドの感想
ということでHGケルベロスバクゥハウンドのご紹介でした。
細かな色は足りず、足を中心に合わせ目の量が多いのである程度手を加える予定のモデラーさんにはオススメといった感じです。
ケルベロスウィザードはHGザクウォーリアに無改造で装着できるので、ザクウォーリアとニコイチしMSVに登場するケルベロスザクウォーリア(スー機)に塗装してみるのも面白そうです。(もしくはザクウォーリア2個買いで肩を両方スパイクアーマーにしアイザック機を再現)
総評としては、ケルベロスウィザードが最大の売りといったところ。
また、再販率が低く多少レア度の高いガンプラになっている気がするので、店頭で見つけたらとりあえずの積み買い(!?)がオススメだと思います(*´ェ`*)
以上、「HG ケルベロスバクゥハウンド」のガンプラレビューでした!