今回は「HGBF ミセス.ローエングリン子」のガンプラレビューです。
イオリ・タケシが結婚記念日のプレゼント用に製作したローエングリン子ですが、ガンプラコスヒロインズ初の戦艦モチーフ、初の変形、初の人妻モデルと、バンダ……じゃなかった、イオリ・タケシの狂気が炸裂したガンプラになっておりましたw
という事でガンプラ史上一番の変化球であるミセス ローエングリン子をガッツリとご紹介します。
HGBF ミセス.ローエングリン子
中の人(マリュー・ラミアス艦長の声優さん)繋がりという事で、リン子ママンがローエングリン子としてプラモ化されました。
関節部は今までの美少女ガンプラと共通のランナーが使われていますが、他は全部新規パーツになっており「マリューさんの軍服」に「アークエンジェルモチーフのパーツ」を装備しているガンプラになっていす。
本ガンプラを製作したイオリ・タケシ氏。
解説書によると、ミセス.ローエングリン子の名称を閃いた時のタケシは思わず小さなガッツポーズを取ってしまったとの事。
結婚記念日のプレゼント用ですが、ガンプラバトルで使えるほど恐ろしい火力を秘めたガンプラに仕上げたそうです。
スリムな「ふみな系」やぽっちゃりな「ギャン子」とも違う、主婦体型がちゃんと再現されているところが凄いです。
という事でまずはアークエンジェルのパーツを装備していない素体から見ていきます。
どこから見てもリン子ママンという感じがしますね。素晴らしい。
色分けはシールで補う箇所が多めです。
瞳のシールはいつも通り数種類付属する上、スペアまであるので安心。
瞳は今回も選択式になります。
上写真を見ていただければわかる通りクリアパーツありとなしで結構印象が変わると思うので、これから組むモデラーさんはどれか決めてから組むのをオススメします。
というのもクリアパーツをはめ込む作業がメチャメチャ難しく、しかも小さなパーツなので無くしやすい印象でした。
横から見た画像。
真ん中の「クリアパーツの上からシール」を選ぶなら、いっそ右側の「クリアパーツを使わずシールのみ」をオススメします。
という事で今回はシールのみを選択。そして唇がちょっと味気ない気がしたので塗装してみました。
女性型のガンプラの色は調色した事がなかったので、美少女フィギュア用のプロが調色した塗料セットに入っている「コーラルピンク(光沢)」というのを爪楊枝で塗ってみました↓
イイ感じですね!(自画自賛
実はまつげも塗ってみたんだけど悲惨な出来になったのでシールで覆い隠しました(*´ェ`*)
ラミアス艦長風の帽子とアークエンジェルのアンテナが面白いです。
そしてこのリン子さん、顔の再現度がかなり高いのではないでしょうか。
外せば耳も造形されているのでイオリ・リン子も再現可能です。
胸部をアップで。
ハロのプレート部分はシールになります。イオリ・タケシ氏芸が細かいな……。
スカート部分は軟質素材で出来ており、このように可動します。
腰部サイドについているアークエンジェルの羽も可動。
AAモードの変形シークエンスで可動させます。※後述
後ろから。
可動域ですが手も脚もよく動きます。上半身の回転はあまりしませんがそこまで可動が重視されるガンプラではないと思うので問題なし。
上半身は前後に可動します。
ここのおかげでAAモード時に上半身を前に持っていけます。※後述
髪留めは別パーツで、髪の毛はよく動くし回転します。ここで表情付けできるのがイイ感じ。
ミセスローエングリン子の敬礼ポーズ。
この辺りは「ふみな」「チナ」「ギャン子」と同じ関節パーツを使っているだけあり、今まで同様色々なポーズができました。
こんなポーズも。
付属品一覧。アークエンジェルをモチーフにした武装や装甲、手のパーツや変形用のスカート(後ろ側)が付属します。
という事で、アークエンジェルの装甲を付けたローエングリン子がこちら。
膝にゴッドフリートを装備しているあたり芸が細かいです。
バックパック部分の色分けは優秀とは言えないので、気になる方は要塗装です。
「ゴッドフリート、てぇーい!!」
両サイドにマウントされているメインウェポンのプラズマバリアントガンは取り外し可能で、
手に持たせる事ができます。
プラズマバリアントガンは「モナカ割りのホワイト1色成形」ですがブルーやレッドのシールが付属します。
ゴッドフリートMk.71。
脚の装甲は前後から挟み込む感じ。外すのが楽ですがポロリはしませんでした。
クリアイエローのランナーレススタンドが付属します。
そして先端の黒いパーツはミセスローエングリン子専用のパーツ。
この月って、セーラームーン繋がりかな
アクションベース用の穴は腰の裏辺りにアリ。
そしてついでに解説するとパンツの造形も良く出来ています。
ストライク風のポーズでディスプレイ!
そしてこちらがAA(アーク・エンジェル)モードになります。
足を前方に突き出す簡単な変形ですが、この状態になりようやく「ローエングリン」が装備できます。
ローエングリンは差し替えで再現します。上部はシールになります。
「ローエングリン、てぇーーーーい!!!!」
このガンプラ、「リン子ママ」作ってるのか「マリューさん」作ってるのか「アークエンジェル」作ってるのかわけわからなくなるところがすごくイイですw
息子のHGBFビルドギャラクシーコスモスと大きさ比較。
母艦から発艦するセイくん(意味深
「セイ!がんばってきなさ~い!」
GGGフィギュアの1/10イオリ・リン子とディスプレイ。
ガンプラの方がフィギュアよりでかいですね。
HGBF ミセス.ローエングリン子の感想
という事でHGBF ミセス.ローエングリン子のご紹介でした。
シールが多めなのと腕が外れやすいという欠点はあるものの、「顔が似ている」「プロポーションが素晴らしい(色々な意味で)」「AAモードに変形できる」「スタンド付属」と、文句の無い出来になっていると思いました。
ボックスのイラストのリン子さんもお美しい……。
来月からはビルドダイバーズラッシュになると思いますが、バンダイさんにはビルドファイターズの方もこういった形で今後もリリースしていって欲しいですね!
総評としてはリン子、マリューさん、アークエンジェル、人妻のいずれかが好きなら満足するガンプラでしょう。
その他の美少女プラモデルはこちら↓
以上、「HGBF ミセス.ローエングリン子」のガンプラレビューでした!
『新品 1/144 HGBF ミセス.ローエングリン子』の在庫を見る