今回は「HGUCペイルライダー(空間戦仕様)」のガンプラレビューです。

HGUCペイルライダーの空間戦仕様をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
空間戦用にカスタマイズされ、陸戦重装備仕様とは一部違う外装や武器類が新規ランナーとして付属。
という事で、陸戦重装備仕様との違い・比較画像だけではなくガンダム4号機・5号機との比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC ペイルライダー(空間戦仕様)

機動戦士ガンダム外伝 ミッシング・リンクに登場したペイルライダー。
設定的にはジム・スナイパーIIをベースに、G4計画の技術が盛り込まれEXAMシステムばりのHADESを搭載した魔改造MSになります(>ω<)
陸戦重装備型との違いは後述にてじっくりと解説します。

ホイルシールは通常時とHADES発動時の2タイプが付属し、どちらか選んで貼る仕様になります。量は多いです。

↑こちらが空間戦仕様のみに付属する新規造形のランナー2枚。
武装を中心に、独特のデザインをしたショルダーアーマーが付属します。

そして完成したHGUCペイルライダー(空間戦仕様)がこちら。
ご覧のように、造形的には今のガンプラ目線で見ても通用する良プロポーションで立体化されています。
ただ色分けは甘く、胸のダクトなどシールを奥まった面に貼る事が多いため、できれば部分塗装してあげた方が良さげなプレバン品になっています。

今回はHADES発動時の状態で組んでみました。
クリアグリーンのバイザーも付属するので、通常タイプで作成する事もできます。

合わせ目・可動域に関しては通常タイプで組んだ陸戦重装備仕様の方で解説してあるので、こちらも併せてどうぞ。

今回は空間戦仕様の特徴を中心に見ていくぞ!(*´ェ`*)

まずは頭部から。頬のでっぱった部分はシールで補います。
ここに限りませんが、シールを貼らない場合もモールドは造形されています。

バイザーをアップで。クリアレッドのパーツの奥に、ツインアイのシールを貼る構造です。
アップで見てもカッチリとした造形で作られているのが素晴らしいぞ……。

上半身をアップで。ライトブルーと紺色、ライトグレー以外は全てシールで補います。

↑胸のダクトなどは奥まった面に貼る影響で、あまり見栄えが良くありません。

ショルダーアーマーは陸戦重装備仕様とは違う形で、スラスターが追加された特有の形状になっています。

プロペラントタンク×2も追加されました。

ガンダム5号機のプロペラントタンク(スタビライザー?)、ジャイアント・ガトリングと比較。
外伝系の系譜を感じますね。
ちなみに5号機のパーツが一部取れかかっていますが、ポロリ率が凄まじいので諦めて撮影しました……w
※ガンダム5号機は完成品トイであるGFF(GUNDAM FIX FIGURATION)になります

空間戦仕様になり、陸戦重装備仕様で装備していた脚部ミサイルポッドは撤去されました。

ふくらはぎにはスラスターが造形。
本体に関しては肩やプロペラント・タンク以外、陸戦重装備仕様と同じです。

下から。股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
足裏はつま先付近に肉抜きあり。
それではここから、空間戦仕様の特徴的な武装を見ていきます!

ハイパー・ビーム・ライフルはガンダム4号機・5号機と同タイプのものが付属します。

シールドも4・5号機と同じタイプになります。
表面は全てホイルシールで補います。
裏側にはモールドがあり、基部で360度ロール回転します。

ペイルライダー(空間戦仕様)、現る……!

それではアクションポーズいってみます!

ハイパー・ビーム・ライフルで攻撃するペイルライダー。

やば、かっこいい(*_*;)

照準サイトとフォアグリップは可動します。

フォアグリップをつかむ場合は甲パーツを一度外す必要がありますが、そのおかげでガッチリと構えることができます。

余剰パーツで、陸戦重装備仕様に付属する90mmブルパップ・マシンガンもついてきます。

腰部側面にマウントされているビーム・サーベルは着脱可能です。
ここは従来のペイルライダーにも付属し、同じ構造となります。

ペイルライダー、ビーム・サーベルを抜刀!

両手で掴む事もできます。
最近のガンプラのように超絶可動するわけではありませんが、必要十分には動いてくれるため、

かっこいいポーズが決まります。

二刀流で。ビーム・サーベルのエフェクトパーツは2本付属します。


ジャイアント・ガトリングを装備させてみます。
給弾ベルトはある程度曲がるプラ材質になっていますが、手首パーツの強度がそれに負け、つられて動いてしまう感じです。

ガンダム5号機のジャイアント・ガトリングと比較。
全長は約100mmで、ビッグサイズになっているぞ!(>ω<)

ジャイアント・ガトリングをぶっ放すペイルライダー!

ハイ。非常に……

かっこいいっす……(涙

両手で構える事もできます。

先述した理由で、両手で持たせた方が安定して構える事ができました。

給弾ベルトがある武器ってかっこいいよね……。

陸戦重装備仕様と比較してみます。
武装のほかは

ショルダー・アーマー、

プロペラント・タンクと脚部3連装ミサイル・ポッドの有無が違いとなります。

色々なペイルライダーで比較。
※左から「Limited Metallic Ver.」「陸戦重装備仕様」
Limited Metallic Ver.はメタリック風成形色で一番キレイな見た目をしていますが、HADES状態限定かつ手持ち武器がビーム・サーベルしか付属しません。




HGUCガンダム4号機と比較。


HGUCガンダム5号機と。


HGUC ペイルライダー(空間戦仕様)の感想
ということでHGUC ペイルライダー(空間戦仕様)のご紹介でした。
本体の「合わせ目」「可動域」は陸戦重装備仕様のレビューで解説してありますので、こちらも併せてどうぞ↓

空間戦仕様の特徴としては、よりガンダム5号機に近付く装備が付属する点だと思います。
ジャイアント・ガトリングは約100mmもの長さで迫力があるだけではなく、接続強度がカッチリできているためポロリする事もなくストレスフリーな点がポイント高いです。
弱点は色分けの悪さ程度だと思います。
陸戦重装備型と感想が被りますが、元はゲーム特典の流用キットとはいえ一般販売で入手できない新規造形のガンプラになっており、プレバン品の中でも満足度は非常に高いと思います。
外伝系ファンのみならず、レアなガンプラが欲しいモデラーさんにもオススメだよ!
以上、「HGUC ペイルライダー(空間戦仕様)」のガンプラレビューでした!

















