今回は「HG赤い三巨星チームセット」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 赤い三巨星より、赤い三巨星チームセットをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
「ガンダムRR(リレイジ)」が1体、「ジムRR(レッズ)」が2体付属し、それぞれ新規造形をまじえて豊富な武装が付属します。
という事で、HGUC赤い三巨星をレビューしていきたいと思います!
HGUC 赤い三巨星チームセット
プレバンにて発売されたセットガンプラ、赤い三巨星チームセットさん。
ガンプラ的にも「HGUC陸戦型ガンダム(N0.210の新しい方)」「HGUC陸戦型ジム」のリデコキットとなり、赤い三巨星を誇示する部隊エンブレムマーキング(水転写式デカール)が付属。数に限りはあるものの、購入特典として「戦場の絆II」で使えるキャンペーンコードもメールでもらえるよ……(*´ェ`*)※再販だとつかない可能性あるのでそのあたりは要チェックです
ホイルシールと水転写デカールがこちら。
水転写デカールでは機体番号のほか「赤い三巨星のエンブレムマーキング」が印刷されています。結構レア度が高いデカールになりそうですね(*_*)
3体セットという事で、付属武器数がメチャメチャ多いです。
※「ビーム・ライフル」「100mmマシンガン×3」「ガトリング・リボルバズ」「ネット・ガン」「ロケット・ランチャー」「ヒート・スパイク」「アイアン・バンカー」「180mmキャノン」「シールド」「ビーム・サーベル×6」
基本的には今まで発売された陸戦型ガンダム/ジム系に付属する武装類が付属しますが、↑の太字が今回の新規造形になります。
左の平手は、3機分付属します。
こちらが余剰パーツ。陸戦型ジムの頭部はまるまる2つ組めますが、陸戦型ガンダムの頭部を余剰パーツだけで組むことはできません。
地味にシールドも1つ余ります。バックパックはバーニアパーツをガンダムRR(リレイジ)のランドセルに使うので、こちらも完全には組めない感じです。
そしてこちらが完成したHGUCガンダムRR(リレイジ)。※RE-RAGE、「再びの猛威」の意味
戦闘によって左半身が大破した陸戦型ガンダムを現地改修したMSで、頭部が新規造形になっているほか「ガトリング・リボルバズ(右手)」「2連装ロケット・バズーカ砲(左肩)」という特徴的な武器を装備しているのが特徴です。
右半身がレッド、左半身がホワイトという異質なカラーデザインになっているのが面白いですね。
設定どおり、ベースにはHGUC陸戦型ガンダム(No.210の新しい方)が使われています。(大元をたどればHGUC陸戦型ジムを使用)
ということでフレームなどは陸戦型ジムベースですが、「頭部」「背部ランドセルまわり」「腰部サイドアーマーの予備弾倉」が新規造形になっています。
そしてこちらがHGUCジムRR(レッズ)。※漢字の「赫」から取られた名前で、赤の複数形である「レッズ」と呼んでいる
こちらは陸戦型ジムの現地改修機で、近距離と中距離に特化した新造武器を装備しています。(ということで、ベースキットはHGUC陸戦型ジム)
本体は同じですが、武装を変えることにより「ヒート・スパイク装備(左)」と「アイアン・バンカー装備(右)」が再現できます。
HGUC ガンダムRR(リレイジ)
まずはガンダムRR(リレイジ)の方から見ていくぞ!(>ω<)
頭部が新規造形になっており、バイザー・ユニットにはクリアイエローのパーツが使用されています。
横、後ろから。ブレードアンテナが大型化され、メインカメラが増設されているとの事。
バイザー・ユニットをおろす事もできます。
奥にあるツインアイがうっすらと見えますが、パッと見ジムっぽく見えるようになります。
左右アシンメトリーなカラーリングが目を引きますが、基本的な造形は陸戦型ガンダムと同じデザインです。
腰部左右に取り付けるパーツは変化しており、予備弾倉が新規造形で左右分付属します。
ランドセルは新造され、左側には2連装ロケット・バズーカ砲が搭載されています。こちらも新規造形で、上下に角度を変えることができます。
下半身。ベースキットと同じで、接地性はそこまで高くありません。
足裏には少し肉抜きあり。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
新規造形のガトリング・リボルバズがこちら。
グリップは可動式です。
ガトリング・リボルバズをぶっ放すガンダムRR(リレイジ)!
ヒザを着いて射撃。
シールドは色以外変更はありません。前方へ突き出すことができます。
攻撃!
HGUC陸戦型ガンダムにも付属する、180mmキャノンも同梱します。
フォアグリップは可動式で、
バイポッドとして設置したシールドに砲身を乗せることもできます。
ビーム・サーベルは脚部側面に収納されています。
ビーム・サーベルを抜刀!
面白いのは、左足のサーベルグリップは白、右足のサーベルグリップは赤で再現されている点です。(このあたりはジムRR(レッズ)と同じ)
ビーム・ライフルと100mmマシンガンも付属します。
ともにフォアグリップが可動、100mmマシンガンはストックも可動しますがトリガーガードが造形されていない劣化マシンガンになっている点はベースキットの弱点を引き継いでいます。(ライフルの方はトリガーガードが造形されているうえ、銃持ち手も付属)
ライフル+マシンガンで攻撃。
ミサイル・ランチャーと、
ネット・ガンまで付属します。(アプサラスに使ってたやつ)
HGUC陸戦型ジムにも付属する武器ですが、こういったマニアックなものまで同梱するのがタマランです……(*´ェ`*)
HGUC ジムRR(レッズ)
次はジムRR(レッズ)を見ていきます。
フェイスパーツ全体を覆うバイザー・ユニットを装備しているのが特徴です。
余剰パーツで「HGUC陸戦型ジムの頭部」が2つ組めますが、↑枠のボール軸サイズとあっていないので交換するには無理やり感は出ます。
胴体も陸戦型ジムの色替えになっていますが、↑枠のフチはホイルシールで色を補うため見た目がちょい悪いです。
背部には、ヒート・スパイクの予備ケースを装備しています。(新規造形)
グリップを引き抜くことはできません。
左足の↑枠パーツが新規造形になっているのも特徴です。
ロケット・ランチャーがこちら。
グリップは可動式で、違和感なく構えることができます。
腰部リアアーマーの中央パーツを交換すれば、マウントすることができます。
このマウントパーツは2つ付属します。
新規造形のヒート・スパイクがこちら。
ユニットから着脱することができ、↑の通常状態と
赤熱化状態のパーツが付属します。
こちらはクリアイエロー成形になっています。(赤熱化状態も2つ付属)
手に持たせた状態がこちら。こちらがヒート・スパイク装備型になります。
一方のアイアン・バンカー装備型がこちら。
アイアン・バンカーの先端パーツは伸縮します。
戦場に現れるジムRR(レッズ)!
ジムRR(レッズ)は2体付属するので、ヒート・スパイク装備型とアイアン・バンカー装備型を同時に展示することができます。
並べるといい感じですね。
3体一緒にディスプレイ。
ベースキットのHGUC陸戦型ガンダム(No.210)とガンダムRR(リレイジ)を比較。
HGUC陸戦型ジムとジムRR(レッズ)を比較。
HGUC 赤い三巨星チームセットの感想
ということでHG 赤い三巨星チームセットのご紹介でした。
ベースに使われているのが2017年に発売されたHGUC陸戦型ジムベースなので、今のガンプラ目線で見ても古さを感じないクオリティで立体化されています。
あえて今のガンプラ目線で厳し目に見ると、「劣化100mmマシンガン問題」「接地性が良くない(悪くはないですが)」問題がありますが、本体パーツの新規があり付属武器数が多い長所もあるので、このあたりの弱点はそれほど目立たない印象です。
本体をはじめ、武装など新規造形がチラホラあるのでプレバン品としてのレア度は将来高くなるかもしれませんね……(*_*)
ぶっちゃけ赤い三巨星に興味がなくても「一年戦争の豊富な武装」が付属しまくるので、余裕があれば武器セットみたいなノリで購入するのもアリだと思いますぞ。
以上、「HGUC赤い三巨星チームセット」のガンプラレビューでした!