今回は「HG リバーシブルガンダム」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズ バトローグに登場する、リバーシブルガンダムをご紹介。
2017年発売。
HGリボーンズガンダムの色替えランナーを使いつつ、一部外装やGNハンドガン・GNバトルシールド・GNバスターキャノン・GNフィンファングなどが新規造形で付属します。
キャノン形態とタンク形態にも変形可能。
という事で、HGリバーシブルをHGリボーンズガンダムとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGBF リバーシブルガンダム
アラン・アダムスがリボーンズガンダムをベースに改造したガンプラ、リバーシブルガンダム。
外伝作品に登場するリボーンズガンダム オリジンをヒントに、タンク形態などの変形ギミックを組み込んだガンプラになります。
ガンプラ的にもHGリボーンズガンダムの色替えランナーを一部に使用したリデコキットとなりますが、リボーンズガンダムに組む事はできません。
組み立て書にはニヤけ顔のアランが記載されています(*´ェ`*)
ホイルシールがこちら。
ツインアイ・胸部中央のほかは、ほとんど黒い溝部分の色を補うものが中心です。スミ入れペンが大活躍しそうなキットですね。
HGリボーンズガンダムの余剰パーツがこちら。
GNバスターライフルはまるまる組めます。
そして完成したHGBFリバーシブルガンダムがこちら。
白とクリームイエローを主体としたシンプルな配色に変更されているほか、頭部アンテナ・脚部、武装類が新規造形になっているのが特徴です。
特に武器はボリュームがあり、多数のギミックを搭載しているため本キットの売り部分といえそうです。
15年前の2009年に発売されたベースキットが使われていますが、今のガンプラ目線で見ても良スタイルで立体化されています。
接地面が狭いものの、自立は安定します。
背中にはGNバスターキャノン/GNフィンファングを装備。こちらも新規造形です。
それでは各部アップで見ていきます!
頭部はアンテナまわりが新規造形です。
アンテナ中央には無色のクリアパーツをかぶせるように取り付けますが、ポロリ率が高いのでご注意を。
今回写真を撮っていて、10回はポロリして紛失しそうになりました(>ω<;)
リボーンズガンダムとアイズガンダムでは問題なかったので、今回の新規アンテナの形によるものだと思われます。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
胸部中央にも無色のクリアパーツが使われていますが、こちらはガッチリと取り付けできます。
上半身は前後はめ込み式のため、お腹の側面と
胴体上に合わせ目が出ます。上から見た場合、頭部とショルダーアーマーにも合わせ目有り。
肩は多少外側へ引き出す事ができ、前後に動かすことができます。
上半身は360度回転します。
腕の武装が一新され、GNハンドガン・GNバトルシールド・GNドラゴンクローとボリュームのある装備になりました。(GNドラゴンクローのみ組み立て書に名称が書かれていませんでしたが、本キットの公式ページに記載がありました)
合わせ目は二の腕と、↑画像では見えませんが肘付近の外装にあります。
GNハンドガン(画像上)には合わせ目が出ます。
GNバトルシールド(画像下)はプラ同士の軸接続で、ロール回転します。クローは展開可能で、キャノン/タンク形態時ではクローハンドとなる部分です。
股下のカバーを外せば、アクションベース用の3mmジョイント穴が露出します。
リアアーマーが新規造形なのも特徴です。
手足は大きく広がり、顔を上げる動作もそこそこ得意です。
最近の超絶可動ガンプラには劣りますが、必要十分には動く感じです。
脚部は「ヒザ下の外装前面」「カカト付近の外装」に合わせ目が出ます。
脚部裏側まわりの外装や足首パーツの一部が新規造形となります。
あまり目立ちませんが、ヒザ関節一部と足裏中央のグレー部分にも合わせ目あり。
足裏のつま先パーツには肉抜きがあります。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
リバーシブルガンダム、ガンプラバトルスタート!
それでは武器を切り替えつつ、アクションポーズいってみます!
GNハンドガンを連射するリバーシブルガンダム!
2丁拳銃ってところが熱いよね……。
GNドラゴンクローのシルエットが、アルトロンガンダムEWのようにも見えますね。めちゃかっこいいっす……(涙
そのGNドラゴンクローまわりですが、GNハンドガンを動かして
収納しているような形にする事もできます。
これで手首パーツに武器を持たせる事ができるようになります。
背中の大型GNビームサーベルの柄は、基部で前後に可動します。
リバーシブルガンダム、大型GNビームサーベルを抜刀!
サーベルのグリップは左右とも引き抜く事ができますが、サーベル刃は無色クリアのものが1本しか付属しません。
アクション!
いい感じ……。
組み方こそ記載されていませんが、GNバスターライフル(リボーンズガンダムやアイズガンダムと同じライフル)を組む事ができます。
あまり迷わないと思いますが、ホビーサーチさんとかでリボーンズガンダムの組み立て書を見て組むと失敗がないと思います。
それではキャノン形態へ変形させてみます。
頭部を収納し、脚部まわりを動かします。
GNバスターキャノンを展開し、先端を伸ばします。
大型GNビームサーベルを前位置にし、
肩や前腕部まわりを動かして、手首パーツを↑枠のエグナーウィップに交換します。
設定的には、有線式のアンカーとして射出可能との事です。
ドドン。キャノン形態の完成です。
襲いかかるリバーシブルガンダム!
更に、足を前に倒してリアアーマーのパーツを展開すれば
タンク形態に変化させる事ができます。
横から。
HGリボーンズガンダム(左)、HGアイズガンダム(中央)と比較。
全てHGリボーンズガンダムのリデコキットとなります。
リボーンズガンダムとの比較アップ画像いってみます。
まずは頭部ですが、アンテナが変化しています。
腕の武装を比較。リボーンズガンダムのGNシールドは一部パーツが足りないため、本キットでは組む事ができませんでした。
脚部を比較。
後ろ側の外装パーツと足首パーツの一部が変化しています。
背部ユニットの変化が一番でかいです。
リボーンズガンダムの大型GNフィンファングとは違うデザインになっており、2基の可動式GNバスターキャノンが搭載されました。また、リアアーマーも変化しています。
ベースキットの時点で出来が良かったので、この3体は安定のクオリティに仕上がっているよ!
惜しむべきは、付属するサーベル刃が無色クリア1本な点ぐらいでしょうか。
HGBF リバーシブルガンダムの感想
ということでHGリバーシブルガンダムのご紹介でした。
新規部分が多く、腕のGNドラゴンクローや背部のGNバスターキャノン、脚部にリアアーマーがボリュームのある形に変化しているのが最大の特徴です。
リデコキットではありますが、変形もキャノン形態に加えてタンク形態も再現できるので遊びの幅も広いし、プレイバリューも高いと思います。
リボーンズガンダムベースの機体が好きなモデラーさんにはかなりオススメだよ!
以上、「HGBFリバーシブルガンダム」のガンプラレビューでした!