今回は「HGトライエイジガンダム」のガンプラレビューです。
ガンダムトライエイジに登場するオリジナル機体、トライエイジガンダムをご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
トリコロールを基調とした成形色に変更されているほか、ゲーム内の活躍を再現できるオリジナルカラーのエフェクトが付属します。
という事で、HGトライエイジガンダムをマグナムとの違いを含めてレビューしていきたいと思います!
HG トライエイジガンダム
プレバンのHGトライエイジガンダムのボックスアート。
先に一般発売されたHGBD:RガンダムTRYAGEマグナムをベースとしつつ、成形色が変更され各種追加のエフェクトパーツが付属する内容になっています。
ホイルシールがこちら。
マグナムとは違う専用のシールになっていて、肩に貼る「A」マークなど多少量が増えています。
専用カードに貼るものも、「ガンダムトライエイジ」文字が印刷されたものに変更されているぞ!
全内容物がこちら。
トライエイジガンダム本体のほか「トライドッズライフル」「トライスラッシュブレイド」「トライアームソード」「トライホルダーフレームのマント」といった武装をはじめ、「無色クリアのランナーレススタンド」「エフェクト用スタンド」「各種エフェクトパーツ」など多くのパーツが付属します。
内容的には一般発売されているTRYAGEマグナムとほとんど同じですが、各種エフェクトパーツやミニスタンドが追加で同梱する感じです。
余剰パーツは、HGガンダムAGE-1ノーマルのものがチラホラと出ます。
HGトライエイジガンダムのスペシャル特典限定カードがこちら。
「2020年7月29日(水)~なくなり次第終了」との事なので、今現在入手できるかは不明ですが、今回は限定カードが同梱しました。
ちなみにわたしは2次出荷以降に購入しましたが、カードがついていました。
そして完成したHGトライエイジガンダムがこちら。
大元を辿れば2011年に発売されたHGガンダムAGE-1ノーマルのランナーを使ったリデコキットという位置付けですが、成形色ホワイトはAGE-1から微妙に変化していました。(元は純粋なホワイトでしたが、今回は少しだけグレーがかっている感じ)
同梱するエフェクトパーツ類を除けば、一般販売されているHGBD:RガンダムTRYAGEマグナムの色替えキットとなります。
ただクリアパーツ部分の成形色もグリーンからレッドに変更されているので、クリアパーツを活かすなら塗装派モデラーさんもこちらを購入する必要がありそうです。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足ともに大きく広がります。
特に開脚範囲はめちゃ広です。
手足の関節は90度以上大きく曲がるので、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身は360度回転。
全体的に見て、ポージングに困る事はない可動域を誇ります。
頭部をアップで。アンテナはAGE-1とは別造形です。
細かなところを言えば、AGE-1ではグリーンだったツインアイの色がイエローに変わっているので、AGE-1フラット的な配色になっています。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
グレーのパーツに合わせ目はありません。
胴体をアップで。中央のマークはシールです。
胴体は前後はめ込み式で、脇の下の青い部分に合わせ目があります。
上半身をアップで。肩のA文字はホイルシールで色を補います。(マグナムでは1色だった部分)
エアインテークは色分けされているほか、ご覧のようにHGとしてはエッジの効いた造形で立体化されています。
背部にある多機能ユニットのトライホルダーフレームは展開し、ビームマントを装着する事ができます。
トライホルダーフレームはアームにより可動します。
ただ、ホルダーフレーム自体はちょろちょろと合わせ目が出ます。
上から見た合わせ目箇所がこちら。
頭部のほか、ショルダーアーマー(トライバードの基部)と肩前後についているパーツ(トライファンネル)に合わせ目あり。
肩は多少前後に動きます。
肩の先端はトライバードになっており、ロール回転します。
内部グレーのパーツ(ドッズキャノン・画像右)は可動しますが、合わせ目アリです。
着脱でき、トライファンネルの角度を変えて
単体で展示する事ができます。3mmスタンドに対応しているぞ!
トライバードを射出!
2基ずつついている計4基のトライファンネルも着脱可能で、スタンドに対応していたりします。
腕は「肩内部ブロック」「前腕部前面」に合わせ目が出ます。
長短2つずつビーム刃が付属し、前腕部に接続する事でトライアームソードになります。
ガンダムAGE-3のギミックと同じ感じです。
腰部をアップで。一部をのぞき、イエロー部分はシールを使います。
リアアーマーにはトライドッズライフルをマウント可能です。
脚部は「基部」「モモ側面」に合わせ目があります。
ヒザを曲げた際に露出するフレーム部分は段落ちモールド化されており、合わせ目なし設計です。
つま先は周辺のアーマー含め、細かく可動し折りたたむ事ができます。
足裏には多少肉抜きあり。
股関節は可動式で、股下のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
トライエイジガンダム、出撃!
ビームマントがいい感じだぞ……(*´ェ`*)
それでは武装を切り替えつつ、アクションポーズいってみます!
トライドッズライフルを持たせるには、↑枠の前腕部パーツを横位置に挿し直します。
トライドッズライフルをぶっ放すトライエイジガンダム!
先端パーツの取り付け位置を変え、フォアグリップを引き出せば両手で構える事ができます。
↑が今回追加で付属する各種エフェクトパーツです。
これらを使えば……
このような状態で展示する事ができます(*´ェ`*)
カッケェ!(>ω<;)
ちなみに、このエフェクトパーツ類は一般販売されているカスタマイズエフェクト (銃撃イメージVer.)が流用されています。(色違い)
トライエイジシステムの象徴である、専用カードも付属します。
手首パーツと一体型になっていますが、カードに貼るシールはマグナムとは違い「ガンダムトライエイジ」の文字が印刷されているのが特徴です。
↓TRYAGEマグナムの専用カード
手首パーツは右の「専用カードハンド」のほか、左の「平手」も付属します。
※左右の武器持ち手とあわせ、手首パーツは計4つ付属
背中のトライホルダーフレームを外し、剣形態のトライスラッシュブレイドを再現させてみます。
各種ビーム刃のエフェクトパーツを取り付け、グリップを伸ばしスタンドで支えます。
ランナーレススタンドを使用し、支える際は↑枠の専用パーツを取り付けます。
ドドン。トライスラッシュブレイドは重みがあり手首パーツが外れやすいですが、スタンドが支えになるので安定して展示できます。
アクション!
敵を薙ぎ払うトライエイジガンダム!
めちゃめちゃかっこいいわ……。
また、↑枠のジョイントパーツを取り付けることで両手で構える事もできます。
トライエイジ・エタニティシューティングを再現してみます。
両肩のトライファンネルを上げ、
トライスラッシュブレイドをこのような状態にして持たせれば……
トライエイジ・エタニティシューティングが再現できます。
HGBD:RガンダムTRYAGEマグナムと全身を比較。
今回は追加で30mmの色違いエフェクトパーツが付属しますが、それ以外は成形色が違うだけです。
ところでマグナム系って、「AGE-IIマグナム」とか「TRYAGEマグナム」とか微妙に英語表記に変更されているのが面白いですよね。
一般販売されているTRYAGEマグナムを塗装すれば本キットが再現できますが、クリアパーツ色(および専用カードのホイルシール)は塗装ではどうにもならないため、ゲーム版のトライエイジガンダムを再現したい場合は本キットを購入した方が色々手間がかからないと思いますぞ。
大元のベースキット、HGガンダムAGE-1ノーマルと比較。
このように、微妙に成形色が変化しています。
色々なAGE-1系HGとディスプレイ。
※左から「本キット」「タイタス」「ノーマル(前)」「フルグランサ(後)」「TRYAGEマグナム」
HG トライエイジガンダムの感想
ということでHGトライエイジガンダムのご紹介でした。
基本的には、色違いのTRYAGEマグナムに各種エフェクトパーツを追加した内容になっています。
とはいえ、前述したとおり「クリアパーツ色とシールがゲーム版特有の色・デザインになっている」ため、非・マグナムのトライエイジガンダムを再現したい場合は本キットを購入してしまう方が手っ取り早いです。
クリアパーツも塗装しちゃうから大丈夫だぜ!というモデラーさんは、一般発売されているHGガンダムTRYAGEマグナムを塗装し、場合によっては30 MINUTES MISSIONS (30MM)のカスタマイズエフェクト (銃撃イメージVer.)を加えるなどをすればOKだと思いますぞ。
以上、「HG トライエイジガンダム」のガンプラレビューでした!