今回は「HG ザクアメイジング」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズに登場し、ユウキ・タツヤが使用するザクアメイジングをご紹介。
2013年発売。
高機動型ザクIIをベースに、ロングライフル・ロケットランチャー・ハンドガン・ヒートナタが新規造形として付属。
武装だけではなく、本体も追加装甲・リアクティブアーマーなどが新デザインとなり立体化されています。
という事で、武装てんこ盛りのHGザク アメイジングをレビューしていきたいと思います!
HGBF ザクアメイジング
ザクアメイジングのボックスアート。
キット的には、HGUC黒い三連星ザク(HGUCの高機動型ザク系)のランナーを使ったリデコキットとなります。
組み立て書にはユウキ先輩が記載。
ホイルシールの量は少なく、モノアイと武器のセンサー部に貼るもののみ付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ロングライフル」「ハンドガン×2」「ヒートナタ×2」「ロケットランチャー×2」「手首パーツ×7」
↑の武器は全て新規造形です。
多彩な手首パーツも同梱し、左右の「ライフル持ち手」「武器持ち手」「ヒートナタ持ち手」、左の「握り手」の計7つが付属します。
余剰パーツとして、高機動型ザク系キットに付属する「ザク・マシンガン」「ザク・バズーカ」「ヒート・ホーク」も付属します。
ちなみにこの武器は、2020年発売の新しい方のHGUC234シャア専用ザクIIにも同じものが同梱したりします。
余剰パーツがこちら。
違うタイプのブレードアンテナのほか、ツノ無しヘルムやショルダースパイクアーマー、L字シールド、黒い三連星ザクの一部足パーツが余ります。
改造派モデラーさんには中々使えそうなパーツになっていますね(*_*)
そして完成したHGBFザクアメイジングがこちら。
パット見、本体は普通の高機動型ザクIIのように見えますがショルダーアーマーや脚部装甲など変更点があります。
シャアザクを彷彿とさせる「サーモンピンク」「あずき色」を主体とした成形色で立体化されています。
ざっくり言うと、右手のロングライフルや背中のロケットランチャーのほか、肩部・脚部に追加装甲・リアクティブアーマーを装備しているのが特徴です。
大型のバックパックは一部に高機動型ザクIIのパーツを使いつつ、側面パーツが新規造形です。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。手足は大きく広がります。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
ただ、上半身は最近のガンプラのように前後・左右と柔軟には動きません。
腰を撚る動作もちょい苦手です。
全体的に見て、可動域は今のガンプラ目線で見ると標準ちょいマイナスぐらいだと思います。
頭部をアップで。モノアイには凸モールドあり。
ブレードアンテナの先端には安全フラッグがついています。
横、後ろから。設定画を見る限り、ザクアメイジングの場合「側面・後ろ」は合わせ目扱いのようでした。
底面のツマミを動かせば、モノアイが可動します。
ただ、思ったほど左右には動かない印象です。
背部のロケットランチャーは上下に動きます。
胴体をアップで。合わせ目はなく、肩の付け根にはポリキャップ隠しのパーツが使われています。
肩部アーマーは新規造形で、追加装甲のリアクテイブアーマーを装備しています。
ちなみに、「スケール違いの戦車模型の工具箱を流用して作られた」という設定です。
腕部は「肩ブロック」「前腕部」に合わせ目が出ます。
股関節(足の付け根軸)は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
腰部に合わせ目はありません。
側面にはハンドガンのホルスターを装備していますが、引っ掛けるようにして取り付けるため動かしているとポロリしやすいです。
脚部は「モモ側面」「関節パーツ」に合わせ目が出ます。
ヒザから下のアーマーが新規造形になっていて、ここにも追加装甲・リアクティブアーマーを装備しています。
リアクティブアーマーをアップで。上下に動き、足首パーツの動きを妨げない作りです。
足裏に肉抜きはありません。
ザクアメイジング、ガンプラバトルスタート!
後ろから見ても情報量が多いですね(*_*)
遠距離戦闘にて使用するロングライフルから見ていきます。
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
ロングライフルをぶっ放すザクアメイジング!
ロケットランチャーで攻撃!
ロケットランチャーは取り外し可能で、↑のように脚部外側に取り付ける事もできます。
こんな感じ。
ハンドガンは取り外し可能です。
ジャキッ……ハンドガンを引き抜くザクアメイジング!
中距離戦闘で使用する武器になります。
2丁撃ち!
ハンドガンっていいよね……。
お次は近距離格闘戦で使用するヒートナタ。
バックパック側面のラックから引き抜くことができます。
ヒートナタを構えるザクアメイジング!
専用の手首パーツが付属しますが、ランナー配置の関係で甲パーツがあずき色になっているため気になるモデラーさんは要塗装ポイントです。(ナタの刃部分も本来ライトグレー)
「燃え上がれ…燃え上がれ…、燃え上がれぇ!」
「ガンプラァァー!!!」
むむぅ……かっこいいっす……!(>ω<;)
自立性が高いので、安定して色々なポージングを楽しむ事ができます。
高機動型ザクの武器もついてくるので、ザク・マシンガンとザク・バズーカを持たせる事もできます。
※ライフル持ち手も左右分付属
ヒート・ホークもついてくるぞ!
豊富な武器が同梱するのもザクアメイジングの特徴ですね。
リデコ元の、HGUC黒い三連星ザクと比較。
発売年は同じですが、黒い三連星ザクの方が先に発売されました。
メイジン・カワグチが使用したガンプラ勢揃いでディスプレイ。
「バトルはここまでにしておこう」
HGBF ザクアメイジングの感想
ということでHGザクアメイジングのご紹介でした。
本キットと同じ2013年に発売されたHGUC高機動型ザク系のランナーを使用しているため共通点は多いですが、新規造形の武装や装甲など変更点多数です。
余剰パーツとしてザク・マシンガンなどの豊富な武装も付属し、L字シールドやスパイクアーマー、ツノ無しヘルムなどパーツ取りとしても使えそうなものが余るので、プレイバリューの高いガンプラに仕上がっている模様。
また、ABSレス仕様で塗装しやすいキットになっています。
高機動型ザク好きや、たくさん武器が入っているガンプラが好きなモデラーさんには特にオススメだよ!
以上、「HGBFザクアメイジング」のガンプラレビューでした!