今回は「HG ザクII C型/C-5型」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN「激突ルウム会戦」に登場した、ザクII C型/C5型をご紹介。
2017年発売。
選択式でC型とC-5型のどちらかが組めるキットになっています。
それぞれの違いは「胸部中央と左右のブロック」「左腕の2連装マシンガンの有無」となり、形状の異なるバックパックも2種類付属します。
という事でC型とC-5型の違いを比較しながら多彩な武器を装備させた画像多めで、じっくりと見ていきたいと思います!
HG ザクII C型/C-5型

胸部は完全な組み換えになるため、最初にどちらかを選択してから組み始める必要があります(*´ェ`*)

組み立て書にはC型とC-5型の解説も書いてあるのでご安心を!

多彩なマーキングシールが付属します。
※胸部に貼る⑭は1枚しかないため、C型とC-5型のどちらかを選んで貼る仕様

付属品一覧がこちら。
※「MS用マシンガン」「ベルド給弾式MS用マシンガン」「MS用バズーカA2型」「MS用対艦ライフル」「ヒート・ホーク×2(形状違い)」「ドラムマガジン」「バズーカ用マガジン×2」「指揮官用ブレードアンテナ頭部(上部パーツ)」「C型⇔C-5型交換パーツ」「ハンドパーツ×4」
オリジンザクの総まとめのような内容になっています。
銃持ち手は右手のみ、平手は左手のみ付属します。

まずはザクII C-5型からご紹介。
胸部コクピットハッチの位置や、左腕の2連装マシンガンが特徴的なザクになっています。
※C型は後述

オリジンザク系のバリエーションキットですが、元が超優秀なため相変わらず完璧なスタイルで立体化されています(*´ェ`*)

色分けも優秀で、ご覧の通り成形色段階で深みのあるグリーンが再現されています。
HGUCザクIIよりモールドが多く、メカニカルで現代風なプロポーションになっているぞ……。

可動域はかなり広く、腕関節は大きく曲がり膝立ちも可能です。
上半身も360度回転するため、HGクラスのザクではトップクラスの可動域を誇ります。

モノアイのシールはいつも通り2種類から選択します。
左はいつもの●、右は浮かび上がっているようなモノアイがプリントされています。
※作例基準では左が使用されていました

余剰パーツで、隊長機のブレードアンテナがついた頭部(上部分のみ)が付属します。
緑ザクの指揮官機ってのも珍しくてかっこいいっす……(*´ェ`*)

モノアイは下のツマミを動かせば左右に可動します。

C型とC-5型の違いは「胸部と左右ブロック」「動力パイプをつなぐ中央部分」です。(↑の青枠)
C-5型の方はコクピットハッチの上に小型のレーザー銃の形状が追加。
また、左右ブロックには小型のスラスターが増設されています。
※ちなみにC型の胸部はHGシャア専用ザクII(オリジン版)の余剰パーツとして付属、C-5型の胸部はHGザク・ハーフキャノンにも付属します

胴体側面は段落ちモールド化されていますが、上部は合わせ目が出ます。

胴体上部とスパイクアーマーの合わせ目がこちら。
この胴体合わせ目を消すと、C型⇔C-5型の組み換えができなくなるのでご注意を。

右肩のシールドは裏側にもメカニカルな造形アリ。
表面のジオン軍マーキングシールがかっこいいっす……!(>ω<)

先述した通り右肩のスパイクアーマーは合わせ目が出ます。
トゲ自体が別パーツになっていたりはしませんが、ご覧の通り一体パーツとは思えない細かな造形をしています。

肩は前方へかなり可動。
このあたりは安定のオリジンザクといったところですね。

右腕はC型/C-5型共通で、前腕部前面に合わせ目が出ます。
パーツ分轄による色分けは素晴らしいです。

左腕は選択式です。ちょっとした変化なのに個性が出ていい感じ。

腰回りは合わせ目無しで、

フロント・サイドアーマーともよく動きます。

脚部は側面に一部合わせ目が出ますが、濃い色合いや位置のせいかモールドと言われてもわからない感じではあります。
※一応組み立て書の作例基準では↑が消えていました

関節パーツには合わせ目が出ます。
膝まわりは曲げれば見える感じ。
足裏には肉抜きがなくメカニカルなモールドが刻まれています。

脚の基部はスイングギミックを搭載。
前後にグイングイン動きます。

股下にスタンド穴はなく、アクションベース用ジョイントパーツを噛ませます。

リアアーマーには3mm穴が空いているので、ジョイントパーツを使わずとも一応スタンドにディスプレイ可能です。

バックパックは2種類付属します。
スラスターを取り付けるポリパーツは3つしか付属しないので、どちらかしか組めません。
左のバックパックの場合はバズーカをマウント可能です。※後述
バックパックの違いで、C型/C-5型の区別はありません。
それでは武器を見ていきます!

ヒート・ホークはサイドアーマーにマウント可能です。

マウント用と手に持たせる用で、2本付属します。

ヒート・ホークを構えるザクII C-5型!

ドラムマガジン式のMS用マシンガンを装備させてみます。
ハンドパーツ内部の凹凸に合わせる仕様で、ガッチリ持たせる事が可能です。
※武器は全てこの仕様

フォアグリップは可動し両手で構える事ができます。
※ここも共通

ジャキッ!

ドラムマガジンはリアアーマーに装備できます。
※予備マガジンとして、別パーツで付属

相変わらず可動域が広く、色々なポーズがつけられます。

次は給弾式MS用マシンガンを装備させてみます。
ベルトは軟質プラでできており、↑写真右下のようにバックパック下部にボックスマガジンを接続します。

ベルト給弾式マシンガンを連射するザクII C-5型!

こちらもフォアグリップが可動し、両手で構える事ができます。
かっこいいポーズがガンガン決まる……。

C-5型特有の2連装マシンガンが映えますね。

次はMS用バズーカA2型を装備。
サイトレンズはピンクのシールで補います。

専用ジョイントパーツを使い、バックパック側面にマウント可能です。
また、ボックスマガジン2つをシールドに取り付ける事ができます。
シンプルなプラ接続になりますが、ポロリする事はありませんでした。

MS用バズーカA2型で攻撃!

次はMS用対艦ライフル ASR-78を装備。
こちらのサイトレンズもシールで補います。

これを持たせるとオリジンザク臭がするぞ……(*´ェ`*)

膝立ちが綺麗に決まるため、ポージングがうなります。

それではここから、ザクII C型のポージング写真いってみます。



どちらもカッケェっす……(>ω<)

HGUCザクIIと比較。
こう比べてみると成形色グリーンが全然違う色になっていますね。

HGUC版もまた違った良さがあり、出来がいいのでオススメだよ!



色々なオリジンザクでディスプレイ。




HG ザクII C型/C-5型の感想
ということでHG ザクII C型/C-5型のご紹介でした。
安定のオリジンザククオリティといったところで、C型/C-5型と選択式で組めるだけでなく選べるバックパック、多彩な武装が付属するためプレイバリューが非常に高いガンプラに仕上がっていると思います。
付属品の多さからいって、今までのオリジンザク総まとめといった内容。
合わせ目も少なくパーツ分轄による色分けが優秀で、成形色グリーンの濃い色合いが非常に綺麗なため素組み派モデラーさんにもオススメです。
HGUC版と比べ可動域と合わせ目の少なさは遥かに勝っています。
(とかいいながらTVファースト臭がするHGUC版もかなりオススメ)
スタンダードな緑のザクという点、今までのオリジンザクに入っていた多彩な武器が付属する点から、どれか一つだけオリジンザクを選ぶならこのC型を選んでおけば間違いないと思いますぞ。
以上、「HG ザクII C型/C-5型」のガンプラレビューでした!


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