今回は「鬼滅模型 竈門炭治郎」のプラモデルレビューです。
鬼滅の刃の主人公、炭治郎のバンダイプラモデルをご紹介。
2020年発売。
無可動の固定モデルで、日輪刀を構えた躍動感あるポージングで立体化されています。
BANDAI SPIRITSホビー事業部の最新技術が使われており、インサート成形による顔パーツや色再現を施した「塗装済み羽織」パーツが付属します。
という事で、鬼滅模型 竈門炭治郎をレビューしていきたいと思います!
鬼滅模型 竈門炭治郎
当ブログ初のガンダム作品以外のプラモレビューになりますw
たぶん需要がメチャ高だと思うので、今回は普段プラモデルを作らない方向けに、組み立て過程の画像や初心者でも組めるのか?という視点でレビューしていきますね。
ボックスにも書いてあるとおり、ニッパーだけは必要なのでご注意を。
あと100円ショップのものでもいいので、ピンセットが1つあるとシール貼りがスムーズにいくので便利だと思います。
ホイルシールがこちら。
背中の「滅の文字」や日輪刀などの細かな色はシールで補います。
全パーツがこちら。
「瞳」「羽衣の市松模様」など成形段階で色分けされているところが多く、無塗装でも見栄えの良い炭治郎が組める内容になっています。
そして完成した鬼滅模型 竈門炭治郎がこちら。
バンダイさんの最新変態技術が詰め込まれており、特に「頭部のインサート成形」「考えこまれたパーツ分割」が素晴らしく、非常に見栄えの良い姿で立体化されています(*´ェ`*)
無可動モデルではあるのですが、躍動感のあるポージングですね。
Figure-riseシリーズのように動かすことはできませんが、その分関節パーツの違和感が出ないのが長所といったところです。
滅の文字がかっこいいっす……(*´ェ`*)
鞘の前後は別パーツになっていて、シルバー風の成形色で色分けされています。
全高は、100円ライターの1.5倍ほどです。
いきなりですが、本キットで一番すごいところからご紹介。
瞳と頭部のパーツは多色のレイヤーを重ねてインサート成形するという「レイヤードインジェクション」という技術が使われています。
パーツを切り離すだけでOKです……w
組み立て途中の画像。↑枠のピンクのパーツですが、ここは別パーツになっていて
口の中にあたる部分になっています。
このようにパーツを重ねるだけで、
頭部がほぼ完成します。
瞳をアップで。一昔前ならシールが使われていた部分だと思うのですが、ストレート組みでここまでキレイな瞳が再現できます。
頭部の傷も色分け済みです。
耳周りはシールで色を補います。
角張った面に貼るため、もしかしたら経年で剥がれてくることがあるかもといったところ。
胴体は黒1色の2パーツ構造です。
滅の字などはシールを使います。
本キットを作る上で最大の注意点がここで、滅文字のシールを剥がす時にやぶれそうになる点。
台紙からシールを一気にはがさず、まわりから慎重にはがしていくよう注意してね!(>ω<)
市松模様の羽織パーツは、成形段階から「黒」「緑」で色分け済みです。
裏側にパーツ番号が印字されているので、パーツをランナーから切り離したあとでも迷うことなく組み立てることができます。
組み立て途中の画像。
パーツとパーツの接合部がちょうど模様の区切りになっているので、合わせ目(パーツの隙間)が出ない親切設計になっています。
めちゃ組みやすいです。
上から見た図。躍動感がある羽衣がかっこいいです。
プラ素材とは思えないやわらかな見た目になっていますね。
チラリと見える背中の文字がかっこいいです。
右腕も少ないパーツ数で色分け済みです。
左腕も然り。
下半身は足首がボールジョイントになっています。
ただ、このあたりはシールを使うところが多いです。
ベルトと鞘をアップで。
鞘の前後はシルバー風のパーツで再現されています。
鼻緒は赤のシールを使います。
シールを貼ったあと、綿棒で軽く押さえると画像右のようにモールド(溝)がくっきりします。
スリッパ(台)は別パーツ化されていて、底面にはスリット形状あり。
立たせてしまえば見えなくなる底面部分に貼るシールも付属します。
日輪刀も一部シールで色を補います。こちらも綿棒が大活躍。
鍔パーツは開口されていて、アップで見てもディテールがめちゃ細かいです。
刀を手の中に組み込むため、ガッチリと保持されます。
という事で……
鬼滅模型 竈門炭治郎の完成!
パーツ数が少なくサクサク組むことができるので、今までプラモデルを作ったことがない方にもオススメだよ!
同じ日に発売されたENTRY GRADE RX-78-2ガンダム(ライトパッケージVer.)とディスプレイ。
両方とも初心者さんには最適なプラモデルに仕上がっています。ガンダムの方もオススメだよ!
※↓レビューでは一般販売のライトパッケージVer.との違いも解説してあります
鬼滅模型 竈門炭治郎の感想
ということで鬼滅模型 竈門炭治郎のご紹介でした。
最大のセールスポイントは「インサート成形された頭部」「色分けが優秀でパーツ分割ラインが考えこまれている羽衣」の2点。
プラモデル初挑戦の方でも迷わずサクサク組める内容になっているので、作るのに自信のない方にもオススメだと思います。
最後に、ニッパーだけは必須なのでご注意を。
↑BANDAI SPIRITSのエントリーニッパーですが、その名の通り初心者さん向けかつ安価に手に入るニッパーです。
私も使ったことがありますが、必要十分な切れ味でサクサクとプラモデルを組むことができます。
100円ショップのニッパーを買うぐらいなら、数百円上乗せしてエントリーニッパーを買う方がゲート跡(パーツがつながっていた接合部分)がキレイにいくと思いますぞ。
以上、「鬼滅模型 竈門炭治郎」のプラモレビューでした!
……約4年ブログやってて、はじめてガンダム作品以外をレビューしてしまった(*ノェノ)
ガンプラに興味がある方は↓の記事も併せてどうぞ。