今回は「MGガンダムAGE-2ノーマル」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムAGEに登場するAGE-2ノーマルの、MG版をご紹介。
2012年発売。
ストライダーフォームに完全変形するほか、海老川兼武氏による追加画稿・MGオリジナル解釈によりランディングギアを引き出せるギミックを搭載しています。
ということで、MG 1/100 ガンダムAGE-2ノーマルをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ガンダムAGE-2 ノーマル
MG版のAGE-2ノーマルさん。
関節ランナーにABS樹脂が使われていないため、塗りやすいAGEのMG準拠の作りで立体化されているぞ……(*´ェ`*)
価格は4,620円(税10%込)です。
今回は「カラーシール」「シルバーシール」「マーキングシール」「ガンダムデカール(ドライデカール)」の4種が付属します。
シルバーシールは、胸部のA部分などに使用します。
1/100 アセム・アスノのフィギュアが付属。
この立ち姿の他、内部に組み込む座った状態のものも付属します。※後述
そして完成したMG 1/100 ガンダムAGE-2ノーマルがこちら。
2012年製のAGE系MGということで、クオリティ的には今のガンプラと遜色ない現代風ガンプラ構造で立体化されています。(ポリキャップは普通に使いますが)
ABSが使われていないため塗りやすいですが、少し脚部関節がフニャつく点はご注意を。
AGE-2ノーマルの場合、上半身にボリュームがあることもあり脚部関節がフニャつきぎみになりますが、一応自立は安定します。
ウイングの一部細かなグレー以外、色分けは完璧です。パチ組みでも満足度の高いMGに仕上がっている模様。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がります。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能。
真横を向くこともできます。
全体的に見て、可動に不満はありません。めっちゃ動きます。
頭部をアップで。額まわりとツインアイは、シールで色を補います。
超アップで。……なんかアップで見るとシールが剥がれかけてますが気にしないでください……w(*ノェノ;)
フェイスマスク部まわりの色分けも優秀で、グレー部も別パーツで色分けされています。
胸部の色分けも優秀で、ダクト内部のグレーも色分け済み。
Aマークにはクリアグリーンのパーツが使われていて、内部に光沢感のあるシルバーのシールを貼る仕様です。
腹部まわりのパーツを動かし、コックピットブロックを下にスライドさせて展開することができます。
肩部をアップで。ウイングはフレキシブルに可動します。
横から。
ウイングの白いパーツは、ある程度広げることができます。
腕部をアップで。手首付近の青いパーツはロール回転します。
シールドなどを装着する際に、一度外さなくても位置を変えることができます。
手首は上下にスナップ可動します。
ハンドパーツの指パーツは、「握り手」「可動タイプ」「武器持ち手」「ストライダーフォーム用指パーツ」の4種類が左右分付属します。
バックパックをアップで。
腰部。フロントアーマー裏側は、グレーの裏打ちパーツで再現。
底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませることで、アクションベースに対応します。
脚部。関節部にABS樹脂を使用していないため塗りやすいですが、反面強度が少し緩くなっていて多少フニャつきます。
足裏には肉抜きなし。
ヒザを曲げた際に露出するフレームにも、合わせ目がありません。
足首パーツは柔軟に可動し、接地性が高いです。
「アセム・アスノ、ガンダムAGE-2行きます!」
ガンダムAGE-2ノーマル、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シールドがこちら。接続部の手首付近にあるパーツは、差し替えなしで角度を変えることができます。
ハイパードッズライフルは、グリップ部などが可動。
武器持ち手を使うことにより、ガッチリと保持できます。
ハイパードッズライフルで攻撃!
ハイパードッズライフルは、腰部リアアーマーにマウントすることができます。
「Xラウンダーじゃなくったって!」
腰部リア側にマウントされているビームサーベルのグリップは、引き出すことができます。
二刀流で。ビーム刃のエフェクトパーツは、長短2つずつ付属します。
アクション!
「隙なんか見せない!」
いい感じだな……。とても10年以上前のガンプラには思えん……。
短いビーム刃をつけた状態がこちら。
ストライダーフォームに変形させてみます。
肩部まわりを動かし、上半身を引き上げると顔が半分隠れるような形になります。
この状態で折り畳み、
腕部・脚部を動かします。
指パーツを変形用パーツに取り替え、このように脚部ふくらはぎ付近とロックさせます。
胸部にハイパードッズライフルを取り付ければ、機首になります。
これでストライダーフォームの完成。
この状態でも股下に取り付けたジョイントパーツを使い、アクションベースに展示することができます。
下から見た図。
「一気に突っ切ってやる!」
またMG的な解釈により、ニーアーマーをランディングギアのように展開させ、駐機状態で展示することができます。
ハイパードッズライフルの下部にあるパーツも展開させ、接地させます。
この状態で、コックピットを展開することもできるぞ!
HG 1/144 ガンダムAGE-1ノーマル(左)と比較。
HG版も出来がいいよ!(>ω<)
本キットのリデコキット、MG 1/100 ガンダムAGE-2 ダークハウンドと比較。
「また生き残れたな…AGE-2」
MG 1/100 ガンダムAGE-2 ノーマルの感想
ということでMGガンダムAGE-2 ノーマルのご紹介でした。
色分け良好、高可動、ストライダーフォームへの完全変形ギミックなど非常に出来がいいです。
弱点という弱点ではないかもしれませんが、脚部関節が少しフニャつく点と、肩部接続部も少し緩めに設計されているため、ライフルを構えると角度により垂れ落ちてくることがありました。
ただ全体的に見て、今のガンプラ目線で見ても古さを感じないクオリティで立体化されていると思います。
AGE-2のMGはダークハウンドやプレバンで特務隊仕様も発売されているため、好きなAGE-2をチョイスしてみてくださいね。
以上、「MG 1/100 ガンダムAGE-2 ノーマル」のガンプラレビューでした!