今回は「MGガンダムデスサイズ EW(ルーセット装備)」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光に登場する、ガンダムデスサイズEWのルーセット装備をご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
オリジナル武装「ルーセット」が新規造形で徹底再現されていて、スライドギミックと各所の可動軸により「通常時」「展開時」「収納時」の形態が再現可能。
その他、通常版MGデスサイズEWでは同梱しなかった「カトキハジメ氏デザインの水転写式デカール」も付属します。
ということで、MGガンダムデスサイズEW(ルーセット装備)をレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 ガンダムデスサイズ EW(ルーセット装備)
闇に舞う死神の翼―ガンダムデスサイズEWのルーセット装備さん。
基本的には一般発売されているMG 1/100 ガンダムデスサイズEWのランナーに追加して、バックパック両脇に追加装備される大気圏内飛行用ユニットの「ルーセット」が新規造形で同梱する内容になっています。
ホイルシールと水転写デカールが同梱。
ホイルシールは同じですが、通常版のMSデスサイズEWでは「マーキングシール」「ドライデカール」の構成だったので、このカトキハジメ氏デザインの水転写デカールが付属するのも本キットの売りとなります。
1/100 デュオ・マックスウェルのフィギュアがこちら。
そして完成したMG 1/100 ガンダムデスサイズEW(ルーセット装備)がこちら。
ご覧のとおり、背部のウイングユニットで新規造形の「ルーセット」が売りのガンプラに仕上がっています。
ルーセットの設定的には、ウイングガンダムEWと同等の飛行能力を発揮することができる武装となります。
ウイングがついたことで、結構イメージ変わりますね……(*_*;)
ただ、ぶっちゃけ本キットの主な新規部分はこのルーセットだけなので、この装備に魅力を感じることができるかどうかが購入判断の材料になると思います。
ルーセットは色分け良好なうえ、「通常時」「展開時」「収納時」と3つの形態が再現可能なギミックを搭載しています。
まずは一般発売されているMG 1/100 ガンダムデスサイズEW(左)と比較。
背部をのぞく本体は、成形色を含めて全く一緒です。
ということでかぶる部分も多いのですが、今回もザザッと本体を見ていきます。
ベースキットは2010年発売ということで、少し古めのガンプラです。フレーム部にはABS樹脂が多用されていて、動きも少し硬い点はご注意を。
コックピットハッチは開閉可能です。中に座った状態のデュオを組み込みます。
腕部。
ハンドパーツ(指の切り替えパーツ)は、「握り手」「平手」「武器持ち手」「ビームサイズ持ち手」が左右分計8個付属します。
このあたりは、通常版と同じです。
腰部の弱点もそのままで、足を動かしていると前後左右のアーマーがポロリしやすいです。
各部ボールジョイント接続になっているのですが、激しいポーズには対応しないのでこのあたりが本キットの弱点かもしれません。
足の付け根軸は固定タイプで、底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませることでアクションベースに対応します。
特徴的な脚部。接地性は良好です。
そしてこちらが、新規造形のルーセット。
一部デスサイズEWのバックパックパーツを使いながら組み上げるので、通常のバックパックを組むことはできません。(分解が必要)
中央をアップで。左右のルーセットを繋ぐあたりが新規造形になっています。
ハイパージャマーは健在です。
細かく色分けされていて、スリット形状も細かいです。
中央に↑枠のパーツを取り付ければ、ビームサイズをマウントすることができるようになります。
こんな感じで。
ルーセットを見ていきます。
ウイングガンダムEWと似たようなデザインになっていて、色分けは細かいです。
各部、細かく引き出すことができます。
こんな感じで展開させれば、
ルーセットの展開状態が再現できます。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
武装はすべて、通常版と同じものが付属します。
こちらはビームサイズで、専用の指パーツと溝を合わせるようにして持たせるため、ガッチリと保持できます。
ドドン。ルーセット、やっぱかっこいいな……(*_*;)
斬りかかるデスサイズ!
両手で構えるようなポーズも可能です。
バスターシールドを展開させてみます。
このように先端パーツを開き、専用のビーム刃を取り付けることができます。
ビシュゥン……。
攻撃!
ルーセットをこのように引き下げれば、
収納形態を再現することができます。
ルーセット以外は同じなので、本体の可動域などは↓のレビューの方で確認くださいまし。
MG 1/100 ガンダムデスサイズ EW(ルーセット装備)の感想
ということでMGガンダムデスサイズEWのルーセット装備のご紹介でした。
正直追加パーツはルーセットのみなので、このウイングに興味があるかどうかが最大の購入判断材料になると思われます。(一応カトキハジメ氏デザインの水転写デカールも本キットにのみ付属)
デスサイズEW自体は2010年発売のMGなため、動きが少し硬かったり腰回りのアーマーがポロリしやすいなど弱点はある点はご注意を。
通常版が4,180円(税10%込)、今回のルーセット装備が4,950円(税込)ということで、この価格差も購入判断にしてみてくださいね。
以上、「MG 1/100 ガンダムデスサイズ EW(ルーセット装備)」のガンプラレビューでした!