今回は「MGスタークジェガン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場するスタークジェガンの、MG版をご紹介。
2023年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
本体は「頭部」をはじめ、「胸部」「腕部」「腰部」「脚部」などに代表される増加装甲や武装が新規造形で再現されています。
新規の水転写デカールと、メタリックプラスチックシールも付属。
ということで、MGスタークジェガンをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 スタークジェガン
ジムⅢの運用思想を継承した「ジェガンD型の特務仕様機」、スタークジェガンさん。
HGUC版は一般で発売されていますが、MG版はプレバンでのリリースとなりました(>ω<)
ガンプラ的にはMG 1/100 ジェガンD型をベースに、特徴的な増加装甲などが新規造形で再現されている内容となります。
価格は7,480円(税込)です。
今回は新規のメタリックプラスチックシールと、水転写デカールが付属します。
ここも本キットの売り部分だぞ!(>ω<)
余剰パーツがこちら。ジェガン系のパーツがたくさん余ります。
この中だと、腰部側面につけられる「サーベルラック×2」「ハンド・グレネード」は丸々組める感じです。(後述)
そして完成したMG 1/100 スタークジェガンがこちら。
基本的にはジェガンD型がベースになっていますが、ご覧のとおり武装と増加装甲類が新規造形で再現されていて「特務仕様」っぽい印象を受けます。
2023年製ということもあり、再現度は完璧ではないでしょうか……。
超大元のキットはMG 1/100 ジェガンなのですが、MGのジェガン自体遅めの2018年に発売されたキットということで最新フォーマットを感じる構造です。
ポリキャップレス仕様かつ、KPS(やわらかプラ)フレームを中心とした現代風な作りをしているのが特徴です。
バックパックまわりの作り込みもいい感じです……(*´ェ`*)
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広いですが、両肩部に3連装ミサイル・ポッドを装備しているためそこまで腕は上がりません。
ただ、顔を上げる動作は超得意です。
手足の関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
真横を向くこともできます。
動かす際にバックパックが引っかかりますが、一度外せば問題ない感じです。
頭部をアップで。メインカメラまわりにはクリアブルーのパーツが使われており、合わせ目はありません。
中はこのようになっていて、クリアパーツから中が透けて見えるところが非常にかっこいいです。
左側面にはバルカン・ポッド・システムを搭載。
胴体の増加装甲をアップで。細かなグレーのパーツも色分けされています。
増加装甲をつけたままでも、コックピットハッチが開閉します。
↑のように、中にフィギュアを組み込みます。しっかりとムーバブルフレーム風に造形されているあたり、コダワリを感じますね。
ジムⅢの運用構想を反映させた、新規造形の3連装ミサイル・ポッドがこちら。
センサー部はメタリックプラスチックシールを使うのですが、「イエロー」「レッド」からの選択式です。
このように、前後からハードポイントを取り付けて再現します。
ということで、外すことも可能です。
肩部は胴体側の接続部を引き出すことができ、前方向への可動に優れています。
腕部にはウェポンラックを搭載。
肩まわりの色分けも細かいですね。
腰部の色分けも超優秀で、中央のV字はもちろん黄色い部分もすべてパーツ分割により色分け済みです。
「ハンド・グレネード」「サーベルラック」が丸々余るので、余剰パーツを使い↑のように腰部側面パーツを交換することができます。
足の付け根軸は上下にスイング可動します。
底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、アクションベースに対応。後ろへスライドさせるようにして取り付けるのですが、ガッチリ接続されるので飾っていて落下する心配はほぼありません。
脚部にも、増加装甲を装備。
動かすために触っていると、前面の増加装甲がポロリすることは多々ありました。
こちらもカンタンに分解できます。
各部アップで。スラスターは内側のイエローが別パーツになっていて、色分けが優秀です。
足裏に肉抜きはなく、つま先は独立して可動します。
背部まわりは、フレキシブルに可動します。
スタークジェガン、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
新規造形のハイパー・バズーカがこちら。
指交換パーツの溝と合わせて持たせるため、ガッチリと保持できます。
各部アップで。先端のライトグレー部にのみ、ホイルシールを使います。
ハイパー・バズーカをぶっ放すスタークジェガン!
ゴテついた増加装甲をつけているわりに、よく動くな……(*_*)
カッケェ!(>ω<)
前腕部のウェポンラックは、ハッチの開閉ギミックを搭載しています。(左右独立して開閉可能)
内部には「ビーム・サーベル」か「グレネード・ランチャー」を選択式で収納可能です。ともに4つずつ付属します。
グレネード・ランチャーで攻撃!
ビーム・サーベルを持たせてパシャリ。
ビーム刃のエフェクトパーツは、2つ付属します。
アクション!
平手の指パーツも、左右分付属します。
二刀流で。
新規造形のビーム・ライフルがこちら。
こちらも持ち手と凹凸を合わせて持たせるため、ガッチリと保持できます。
ライフルで攻撃!
ライフル+サーベルで。
ビーム・ライフルのフォアグリップは可動し、
両手で構えることができます。
HGUC 1/144 スタークジェガン(塗装済)と比較。
HGUC版は、一般で入手可能です。

MGジェガンバリエーションの祖、MG 1/100 ジェガンと比較。
MGジェガンも一般で入手可能です。ただ再販率異常に低い気がするのは気のせいだろうか……(*ノェノ;)

MG 1/100 スタークジェガンの感想
ということでMGスタークジェガンのご紹介でした。
大元のMGジェガン自体2018年製と比較的新しいガンプラなため、古さを感じない高可動なキットに仕上がっています。(ABSじゃないところもポイント高し)
増加装甲をはじめ武装類も新規造形で付属するので、プレバン品の中でも魅力的な内容になっている模様。
気になったのはデザイン的に腕を上げる動作が苦手なのと、動かしていると脚部前面の増加装甲がポロリすることが多々あるかな?といった程度です。あまり気になりません。
フォーマット自体HGUC版より新しいので、スタークジェガン好きにはマストアイテムで間違いないと思うよ……!(>ω<)
以上、「MG 1/100 スタークジェガン」のガンプラレビューでした!