今回は「HGUCキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムZZに登場し、エルピー・プルが搭乗するキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)をご紹介。
2000年発売。
「HGUCナンバー4の白キュベレイの成形色違い」に、ジオンマークのドライデカールが付属します。
という事で、HGUCキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)をレビューしていきたいと思います!
旧HGUC キュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)
HGUCナンバー11番として発売されたプル機。
白いキュベレイの1年後に発売されたものになります。
今回はかなり昔に作ったもので、筆によるフル塗装で作ってみました(*ノェノ)
ランナーは白の旧HGキュベレイの色違いです。
新規造形などはありませんが、ジオンマークのドライデカールが付属するのが最大の特徴です。
HGながらドライデカールが付属するのがいいですね。
相当古いHGで、サブセンサー(ピンクのスリット部分)は全てホイルシールで色を補う仕様です。
スタイル自体は今の目で見てもかっこいいですよね。
本当は缶スプレーで塗装したかったのですが、プル専用キュベレイにぴったりな色のスプレーがどうしても見つからなかったのです……(>ω<;)
バインダーは塗る範囲が広いので、筆ムラが出ないようものすごく神経を使いましたw
※サブセンサーのピンクはシールに蛍光ピンクの缶スプレーを吹いてから貼りました
本体は白キュベレイと同じため、可動域も同じです。
腕は水平まで上がりますが、開脚範囲はそこそこといったところ。
手足の関節は90度ほど曲がります。
上半身は360度回転します。
発売された時期を考えると、全体的に見て可動域は悪くないです。
頭部をアップで。首パーツが動き、顔を大きく上げる事ができます。
目はシールの黒い部分をカットし、ピンク部分だけを貼りました。
コックピットハッチのカバーは可動します。
露出するコクピット部分(四角い部分)はグレーで要塗装です。
バインダーをアップで。
ここがこのキット最大の売りでジオン軍のドライデカールが付属するのが特徴です。
フチの目立つテトロンシールではないため、かなりキレイな見た目になります。
バインダーの内側はガンメタル+アニメ基準の黒で塗装してみました。
旧HG版ながら内部メカのディテールが細かいです。
バインダーは各部フレキシブルに可動します。
腕はピン接続です。バインダーの重さで垂れ下がってくる事はありません。
白キュベレイと同じく、腕の関節はポリキャップがむき出しになるのが弱点です。
手首パーツは軟質素材でできており、バリのようなものが出ます。
一応塗装してみましたが、パーティングラインの処理は諦めました(*´ェ`*)
フロントアーマーのサブセンサーはシールのサイズが微妙にあっていません。
※シールに塗装後貼ってあります
脚部のサブセンサーも然り。
足首パーツは左右で合わせ目が出ます。
ニーガードは可動します。
下から。肉抜きはないですが、REVIVE版と違いアクションベース用の穴は無く、細かな事を言えばヒザのポリキャップも露出してしまいます。
ファンネルコンテナはここまで可動。
ビーム・ガンで攻撃!
ビーム・サーベル抜刀!
キュベレイMk-IIは本来三つ又サーベルを装備していますが、このキットは白キュベレイの完全な色変えキットのため普通のビーム・サーベルのままになっています。
※本キットにビームエフェクトパーツは付属しないため、サーベルは自作しました
ビーム・サーベルを構えるプル!黒キュベレイってかっこいいよね……。
バインダーを折りたたむようにし、飛行形態のような状態も再現できます。
「私が目の前にいるのにリィナばっかりで、私を虐める!」
嫉妬して襲い掛かってくるシーン、よく考えたらキュベレイに襲われているわけだからメチャメチャ怖いよね……w(*_*;)
HGUCダブルゼータガンダムと大きさを比較。
その他の旧HG版キュベレイと比較。
2016年にプレミアム・バンダイで発売された、新しい方のHGUCキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機 ※右)と比較。
新しい方はREVIVEキュベレイの色替えキットになっていて、3本のビーム照射が再現できるサーベルグリップが新規造形で付属します。
後ろを比較。ただ付属するネオジオンのマークがテトロンシールに変更されているので、この部分は旧版の勝利ポイントと言えそうです。
アップでの比較画像は↓でどうぞ。
ガンダムヒロインヒストリー3のプルとディスプレイ。
ちょっとレア化しているプルのミニフィギュアです。非常に出来が良く、台座を取っても自立できたりします。
エクセレントモデルのプルフィギュアとディスプレイ。
旧HGUC キュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)の感想
という事で旧HGUC版のキュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)のご紹介でした。
重ねてになりますが、最大の売りは左肩に貼るジオンマークのドライデカールが付属する点です。
ドライデカールは最近のHGには滅多に付属しないため、旧HGの長所部分で間違いないでしょう。
※おそらくHGUC初期ナンバー11番目のキットなので、HGUCの方向性が定まっていなかった事による嬉しい副産物だと思われますw
ちなみにプレミアム・バンダイ限定のREVIVE版Mk-IIプル機にはテトロンシールしか付属しないため、この部分だけなら本キットが勝っていたりします。
ただ、今回の旧版には三つ又のビーム・サーベルが付属しないので一長一短といった感じ。
今から組まれるモデラーさんは、やはり色分けが圧倒的で組みやすいREVIVE版の方がオススメかもしれません。(プレバン品になってしまいますが)
新生REVIVE版のHGUCキュベレイのレビューは↓
以上、「旧HGUC キュベレイMk-II(エルピー・プル専用機)」のガンプラレビューでした!