今回は「RGシャイニングガンダム」のガンプラレビューです。
機動武闘伝Gガンダムに登場するシャイニングガンダムの、RG板をご紹介。
2025年発売。
「頭部」「ショルダーカバー」「レッグカバー」など、差し替えなしで「スーパーモード」が再現できるほかレッグカバーの展開に連動し内部バーニアが露出するギミックを搭載。
「人体」の動きが徹底追求されていて、可動に最適化したフレーム構造が採用されています。
ということで、RGシャイニングガンダムをレビューしていきたいと思います!
RG 1/144 シャイニングガンダム
ついに発売された、RG版のシャイニングガンダムさん。
HGFC板は2011年発売ということで、1/144スケールとして10年ぶりにリニューアルされた形になるよ!(>ω<)
価格は3,850 円(税10%込)です。
リアリスティックデカールがこちら。
塗装では容易に再現できない「金属の輝き」が表現されていて、金属色は「ゴールド」「メタリックレッド」「メタリックグリーン」「クロム」の4色でメカニカルな質感が再現されています。
※今回は必須ポイント以外、貼るのハショっています
こちらが余剰パーツ。
今回は一部にRG 1/144 ゴッドガンダムのランナーが流用されていますが、ほとんど新規造形と思ってOKだと思います。
ノーマルモード
まずはノーマルモードから。
今回の売りはなんといっても「差し替えなしでのモード切り替え」だと思うのですが、それ以外にもRG版らしく超細かな色分けと、高可動を実現しているのがポイント高いです。
シャイニング好きにはたまらないプロポーション……(*ノェノ)
2025年製のリアルグレードということで、昔のように全身の骨格にアドヴァンスドMSジョイントは使われておらず、肩や手首付近にのみ効果的に使われています。※後述
もちろん今回も、ポリキャップレス仕様です。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はかなり広く、腕はほぼ真上まで上がり、開脚範囲もエグいことになっています。
Gガン系キットとして、かなり満足度の高い可動域になっているな……!(>ω<;)
手足の関節も90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
真横を向くこともできます。
RGってポロリが多いイメージですが、今回はガチャガチャさわっていてもパーツが外れることはありませんでした。
コアランダーは分離・合体ギミックを搭載しています。
キャノピーはクリアブルーで再現されていて、開閉します。
ドッキングはカンタンで、一部パーツを引き出して背中に接続するだけです。
コアランダー前方に二対あるリパルスリフター(下部の白いあたり)が面白く、多少遊びがあるため角度を変えることができるのがいい感じです。
頭部をアップで。1/144スケールながら差し替えなしのスーパーモード切り替えギミックを搭載しているのがスゴいです(*_*;)※後述
頭部バルカン砲も、色分け済み。
首は3軸可動に加え、スライド機構も搭載しており、よく動きます。
後ろと、アップ画像で。
ツインアイのリアリスティックデカールですが、ちゃんと貼ったと思ったのに両側が剥がれてきてしまったので、みなさんは気をつけてね……(多分ここはわたしのやり方が悪かっただけ説アリ)
胴体。中央のハッチは、開閉します。
胸部マシンキャノンも色分けされているほか、中央にはクリアグリーンのパーツが使われていて、中に貼るリアリスティックデカールは選択式となります。
※キング・オブ・ハートの紋章「あり」「なし」が付属
肩部はボールジョイント接続で、前後に振ることができます。
今回アドヴァンスドMSジョイントは肩と手首部分にのみ使われていて、このように引き出すことができます。
このおかげで、腕組みのようなポーズが再現できるよ……(*´ェ`*)
ハンドパーツは「シャイニングフィンガー」用を含め、色々な種類が付属します。
腰部。RGらしく各部細かく色分けされているほか、左側には大小のビームソードがマウントされています。(後ろからスライドさせる形で固定、ポロリはありませんでした)
また、股間軸は上下にスイング可動します。
リアアーマーも動き、底面のパーツを開けばスタンド用の3mm穴が露出します。
ここに限りませんが、今回は「ヒト」の動きが徹底追求されていて、可動に最適化したフレーム構造で再現されています。
しなやかなポージングが可能だぞ!(>ω<)
足首まわりをアップで。
もちろん足裏に肉抜きはなく、ディテールが細かいうえ接地性も優秀です。
シャイニングガンダム、ビームソードを抜刀!
うむ。剣かまえるだけでかっこいい。
「面ッ!」
ビームソードは太刀と脇差のように長さが違い、それぞれのビーム刃も長短1本ずつ付属します。
HGFC 1/144 シャイニングガンダムのノーマルモードと比較。
HGFC板は2011年に発売されています。
結構昔のHGにはなるので、可動面ではちょい不満のある内容でした。
頭部を比較。
HGFC版は「ノーマルモード」「スーパーモード」固定で、切り変えるためには頭部を交換する手間がありました。
胴体を比較。
今回は胸部マシンキャノンが色分けされていたり、ハッチ開閉ギミックを搭載しているのが売りです。
アームカバーを比較。その他の切り替えギミックの違いは、後述します。
RG版では、前腕部がロール回転するようになりました。
腰部を比較。
脚部を比較。HGFC版では、レッグカバーの青い部分は全面シールでした。(アンクルガードの溝も然り)
背部を比較。
コアランダーを比較。
前述したとおり、今回のコアランダーはリパルスリフターに遊びがあるため、MS時での表情付けに幅が出ました。
スーパーモード
それではスーパーモードに切り替えていくぞ!(>ω<)
1/144スケールながら差し替えなしでの切り替えを搭載しているのがスゴく、このように各部パーツを展開するだけでOKです。
ショルダーカバーも差し替えなしで展開し、内部は豪華なゴールドカラーで色分けされています。
アームカバーは引き出し・展開ギミックを搭載。
そのまま前へ持っていくことができます。内部がゴールドで色分けされているのもイイ感じです。
レッグカバーは展開に連動し、内部バーニアが露出する構造です。
つま先は延長し、アンクルカバーは後方に回転します。
ということで、スーパーモードの完成です。
切り替えは思ったよりラクチンだったので、気軽にモードチェンジを楽しめると思います。
印象がガラリと変わりました。
やはり時間がたってツインアイのシールが剥がれかかってくることがあったので、今から組む方はしっかりめに貼るよう注意してね!(>ω<;)
多彩なハンドパーツが同梱するので、ポーズが唸ります。
蹴り!めっちゃ動く……。
サーベルラックは取り外しでき、このようなポーズ演出をとることも可能だぞ!(>ω<)
ちなみに、シャイニングフィンガーソード用のエフェクトパーツは付属しません。
……バンダイさん、プレバンでオプションセット出すんです?(ビームタスキとか加えて)
「シャァァイニング、フィンガー!!」
シャイニングフィンガー用のハンドパーツは、きらびやかなグリーン成形で再現されています。
HGFC版のスーパーモードと比較。
頭部を比較。HGFC版は完全な交換です。(まるまる2つ同梱する)
HGFC版のショルダーカバーは一度肩を外し、白いパーツ部の差し込み位置を横から差しなおす形で切り替えます。
中にモールドはあるものの、ゴールド部はシールでした。
アームカバーの展開も差し替えだったので、今回の進化ポイントです。
レッグカバーやつま先も然り。
HGFC版のレッグカバー(ヒザの外側)はこのように差し込み位置を変える仕様なのですが、ポロリしやすいのが弱点でした。
ただHGFC版が勝っているとこもアリ。「シャイニングフィンガーソード」や「大型のシャイニングフィンガーエフェクトパーツ」が同梱するので、単品で迫力のあるシーンが再現できるのがHG版の売りポイントです。
MG版(塗装済)も加え、色々なシャイニングガンダムのガンプラでディスプレイ。

RG 1/144 ゴッドガンダムとディスプレイ。
ゴッドガンダムのRG版は2022年発売ですが、そこまで古さを感じないクオリティに仕上がっています。
こちらもオススメだよ!(>ω<)

「さあ、ファイトを受けてもらおうか」
RG 1/144 シャイニングガンダムの感想
ということでRGシャイニングガンダムのご紹介でした。
最新のRGらしく、アドヴァンスドMSジョイントを効果的な「肩」「手首まわり」にしか使用していないので、ポロリもなく無理のないガンプラに仕上がっていました。
やはり、差し替えなしでのモード切り替えができるのが最大の売りで間違いないでしょう……(*_*)
もっとこうだったら良かったなという点は、手持ち武器がビームソード2本しか同梱しないため、各種エフェクトパーツを付けてほしかったという点。
そのうちオプションセットが出そうな雰囲気を、プンプン感じましたw(>ω<)
この点はHGFC版が勝っていますが、さすがにシャイニング本体は今回のRG版を選ぶほうが満足度が高いと思いますぞ。
以上、「RG 1/144 シャイニングガンダム」のガンプラレビューでした!